サーバー・ログ・ファイルの入手

このタスクについて

BigFix® Remote Control サーバー プログラムのログ・ファイルを使用して、発生した問題をトラブルシューティングできます。

サーバーおよびデータベースのすべてのアクティビティーのログを表示するには、「アドミニストレーター」 > 「アプリケーション・ログを表示」をクリックします。これで、アプリケーション・ログの内容が画面に表示されます。最新のアクティビティーを確認するには、ファイルの下部までスクロールします。
注: アプリケーション・ログ・ファイル trc.log を電子メールに添付するために開くか保存するには、「アドミニストレーター」メニューから「アプリケーション・ログを送信」を選択します。

Log4j ロギング

log4j パッケージを使用すると追加のロギング情報を入手でき、この情報は、アプリケーション・ログ・ファイルを使用して問題をデバッグするときに役立つ場合があります。ロギングのレベルは log4j2.properties ファイル内のプロパティー値によって制御できます。詳しくは、『プロパティー・ファイルの編集』を参照してください。使用可能なロギングのレベルは以下のとおりです。

  • ALL
  • DEBUG
  • INFO。これはデフォルト値です。
  • WARN
  • ERROR
  • FATAL
  • オフ

デバッグ目的でさらに詳細な情報を入手するには、以下の手順を実行します。

手順

  1. 「アドミニストレーター」 > 「プロパティー・ファイルを編集」をクリックします。
  2. リストから「log4j2.properties」を選択します。
  3. 「log4j.logger.com.bigfix=DEBUG,」を設定します。
    この値を設定すると、デバッグ・メッセージから致命的メッセージまでの情報がログに記録されます。
  4. 送信」をクリックします。
  5. Remote Control サーバー・サービスを再始動します。
  6. アプリケーションに関する問題の原因となっているステップを実行します。
  7. 「アドミニストレーター」 > 「アプリケーション・ログを表示」をクリックしてログ情報を表示するか、または「アプリケーション・ログを送信」を選択してログ・ファイルを保存します。

タスクの結果

TRC ログ・ファイルのコピーが複数存在する場合があります。これらのすべてのログ・ファイルは、問題のデバッグに役立ちます。問題が発生した場合は、これらのログ・ファイルをサポート・チームに送信することができます。終了したら、「log4j.logger.com.bigfix」の設定値を「INFO」に戻す必要があります。