無人ターゲット・サポート

無人ターゲット・サポート機能を使用すると、接続コードを指定しなくても、ブローカー経由で接続されるターゲットのリモート・コントロール・セッションを実行できます。厳密なリモート・コントロール用語では、無人ターゲットとは、ブローカー経由でコール・ホームを実行する管理対象ターゲットです。

管理対象ターゲット
管理対象ターゲットは、Remote Control サーバーに自身を登録するターゲットであり、Remote Control サーバーに直接 (またはゲートウェイ経由で) 接続してコール・ホームを実行します。コントローラーがリモート・コントロール・セッションを確立するには、ターゲットとの直接ネットワーク接続 (またはゲートウェイ経由) が必要です。この定義により、管理対象ターゲットは企業ネットワーク内にのみ存在します。
無人ターゲット
無人ターゲットは、Remote Control サーバーに自身を登録するターゲットですが、管理対象ターゲットとは異なり、ブローカー経由で Remote Control サーバーに接続します。ブローカー経由でセッションが確立されるため、コントローラーはリモート・コントロール・セッションを確立するために、ターゲットとの直接ネットワーク接続を使用しません。この定義により、無人ターゲットは企業ネットワークの内部または外部に存在し、企業ネットワークの内部または外部からセッションを確立できます。
ターゲット操作モードのタイプ

以下の表は、ターゲット操作モードのさまざまなタイプの主な違いを要約しています。

内部とは、企業の施設または VPN 経由でアクセスされる企業ネットワークを指します。外部とは、企業ネットワークの外部を指します。

管理対象 無人 ODT / ブローカー
コンポーネントの場所
ターゲット 内側 内部または外部 内部または外部
コントローラー内部 はい はい はい
コントローラー外部 いいえ Lite Web Portal Lite Web Portal
セッションの確立
ターゲット・システムのユーザーがセッションを開始する必要がある いいえ いいえ 接続コードを入力する場合は「はい」

ターゲット・システムのユーザーが

着信セッションを受け入れる必要がある

「はい」または「いいえ」

構成可能

「はい」または「いいえ」

構成可能

「はい」または「いいえ」

構成可能

ユーザー / ターゲット・グループ・ポリシー はい はい はい
その他
サーバー接続 ダイレクト ブローカー経由 ブローカー経由
サーバー接続頻度 構成可能 構成可能 セッション時間