監査ログの配布
監査ログの配布機能では、サーバー上にログ・ファイルを定期的に作成するタスクが実行されます。このファイルには、確立されているすべてのセッションに関するセッション情報が含まれます。この機能を有効にし、制御するには、 trc.properties ファイル内の以下のプロパティーを使用します。このプロパティー・ファイルの編集について詳しくは、trc.propertiesを参照してください。
- task.logdistribution.enabled
- true または false に設定します。
- True
- ログが作成され、サーバーに書き込まれます。
- False
- ログは作成されません。
- task.logdistibution.path
- サーバー上でログ・ファイルが書き込まれる場所を定義します。このパスは、存在しない場合は作成されます。
- task.logdistribution.file
- ログ・ファイル名の最初の部分を定義します。この部分の後にタイム・スタンプが付きます。
この機能を有効にすると、タスクが実行され、ファイルがサーバー上に以下の形式のファイル名で作成されます。
XXXtimestamp.log
ここで、XXX は task.logdistribution.file に設定されている値です。
timestamp は、時刻 (ミリ秒) です。
ログが作成されると、エントリーごとにセッション、ターゲット、およびユーザーが特定され、さらに、どのようなアクションが実行されたかについてのメッセージが示されます。
for example : sessionkey=8, target=TIVTEST1, user=Admin
January 26, 2013 9:15:28 AM GMT
Session Connection Attempt by Default Administrator
@192.0.2.0[00:11:25:f7:b2:1e] 注: タスクが実行されるたびに、前回のタスク実行以降に作成されたログ・データが処理に含まれます。