サーバー・セッション・ポリシー
BigFix® Remote Control サーバー で以下のセッション・ポリシーを構成することで、リモート・コントロール・セッション中にどのアクションおよび機能を使用可能にするか決定できます。これらのポリシーは、ユーザーまたはターゲット・グループの作成時に初期構成できます。しかし、セッションに対してどのポリシーおよび許可を最終的に取得するかを決定するのは、ユーザーとターゲット・グループの間に設定された許可リンクです。
グループおよびポリシーについて詳しくは、以下のセクションを参照してください。
- ポリシー・リストの定義
- セキュリティー・ポリシー
- 再起動
- 再始動要求をターゲット・コンピューターに送信して、ターゲット・コンピューターをリモートで再始動できるようにします。「セッションを開始」画面のセッション・モード・オプションとして「リブート」を選択可能にするかどうかを決定します。セッション・タイプについて詳しくは、「BigFix® Remote Control コントローラー・ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
- 「はい」に設定
- 「セッションを開始」画面のオプションとして「リブート」が表示されます。
- 「いいえ」に設定
- 「セッションを開始」画面のオプションとして「リブート」は表示されません。
- 複数のコントローラーを許可
- コラボレーションを有効にして、複数のコントローラーがセッションに参加できるようにします。コントローラー・ウィンドウでコラボレーション・オプションを使用可能にするかどうかを決定します。参加者が複数存在するコラボレーション・セッションについて詳しくは、「BigFix® Remote Control コントローラー・ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
- 「はい」に設定
- コントローラー・ウィンドウで、コラボレーション・アイコンを選択できます。
- 「いいえ」に設定
- コントローラー・ウィンドウで、コラボレーション・アイコンが非アクティブになります。
- 「ローカル記録機能の許可」
- コントローラー・システムでセッションのローカル記録を実行し、保存するために使用します。コントローラー・ウィンドウで記録オプションを使用可能にするかどうかを決定します。セッションの記録について詳しくは、「BigFix® Remote Control コントローラー・ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
- 「はい」に設定
- コントローラー・ウィンドウで、記録オプションが選択できます。
- 「いいえ」に設定
- コントローラー・ウィンドウで記録オプションが非アクティブになります。
- ターゲットのロックを設定
- すべてのセッションのローカル入力および表示をロックするかどうかを決定します。このため、ターゲット・ユーザーは、リモート・コントロール・セッション中にターゲットでマウスまたはキーボードを使用できません。
- 「はい」に設定
- セッションが開始されるとターゲット画面がブランクになるため、ターゲット・ユーザーはセッション中は画面を操作できなくなります。その場合でも、コントローラー・ウィンドウでは、ターゲット・デスクトップがコントローラー・ユーザーに表示されます。
- 「いいえ」に設定
- セッションが開始されると、ターゲット画面はブランクにならず、ターゲット・ユーザーは画面を操作することができます。
- 「入力ロックの許可」
- リモート・コントロール・セッション中にコントローラー・ユーザーがターゲットのローカル入力および表示をロックできるかどうかを決定します。コントローラー・ウィンドウに「プライバシーの有効化」オプションを表示できるかどうかを決定します。
- 「はい」に設定
- 「プライバシーの有効化」オプションは、コントローラー・ウィンドウの「ターゲット内のアクションを実行」メニューで選択できます。コントローラー・ウィンドウ機能について詳しくは、「BigFix® Remote Control コントローラー・ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
- 「いいえ」に設定
- 「プライバシーの有効化」オプションは、コントローラー・ウィンドウの「ターゲット内のアクションを実行」メニューで選択できません。
- ログオン時に接続
- ユーザーがターゲットにログオンしていない場合に、セッションを開始できるようにするかどうかを決定します。
- 「はい」に設定
- ターゲットでセッションが開始されます。
- 「いいえ」に設定
- セッションは開始されず、以下のメッセージが表示されます。セッションを確認するためにログインしているユーザーが存在しないため、セッションは拒否されました
- 暗号化を使用
- 送信するデータを暗号化するかどうかを決定します。
- パニック・キーの無効化
- ターゲット・ユーザーが PAUSE/BREAK キーを使用してリモート・コントロール・セッションを自動的に終了できるようにするかどうかを決定します。
- 「はい」に設定
- ターゲット・ユーザーは Pause Break キーを使用してリモート・コントロール・セッションを自動終了できません。
- 「いいえ」に設定
- ターゲット・ユーザーは、PAUSE/BREAK キーを使用してリモート・コントロール・セッションを自動的に終了できます。
- 画面上のセッション通知の有効化
- リモート・コントロール・セッションが進行中であることを示す半透明のオーバーレイをターゲット・コンピューターに表示するかどうかを決定します。このポリシーは、プライバシーが重要である場合に使用してください。これにより、ターゲット・ユーザーは、第三者が自分のコンピューターをリモートで表示または制御している場合に、明確に通知されるようになります。
- 「はい」に設定
- 半透明のオーバーレイが Remote Control というテキストと共にターゲット画面に表示されます。また、進行中のリモート・コントロール・セッションのタイプも表示されます。このオーバーレイはキーボードまたはマウスのアクションを妨害するものではないため、ユーザーは引き続き自分の画面を操作できます。
- 「いいえ」に設定
- ターゲット・コンピューターにオーバーレイは表示されません。
注: このポリシーは、Windows® オペレーティング・システムがインストールされているターゲットでのみサポートされます。 - 画面を表示可能にして入力ロックを許可 (Allow input lock with visible screen)
- このプロパティーは、「入力ロックを許可」とともに機能することも、また、単独で機能することもできます。「表示される画面で入力ロックを許可」を使用すると、リモート・コントロール・セッション中にターゲット・ユーザーのマウスとキーボードがロックされます。
- 「はい」に設定
- コントローラー・ウィンドウで「ターゲット内のアクションを実行」メニューの「ターゲットの入力をロック」メニュー項目が有効になります。「ターゲットの入力をロック」を選択すると、リモート・コントロール・セッション中、ターゲット・ユーザーのマウスとキーボードをロックします。ターゲット・ユーザーに対してはターゲット画面が引き続き表示されます。
- 「いいえ」に設定
- コントローラー・ウィンドウの「ターゲット内のアクションを実行」メニューで「ターゲットの入力をロック」メニュー項目は有効になりません。注: セッション中に「プライバシーを使用可能にする」が選択された場合は、リモート・ユーザー入力が自動的にロックされます。入力をロックせずにプライバシーを使用可能にすることはできません。
- ロックされたターゲットでの画面の表示 (Display screen on locked target)
- 「ターゲットのロックを設定」とともに機能します。これを使用すると、セッション開始時にプライバシー・モードを有効にすることができます。「ロックされたターゲットでの画面の表示」を使用すると、プライバシー・モードが有効になっているときに、ターゲット・ユーザーがリモート・コントロール・セッション中に画面を表示できるかどうかを決定できます。
- 「はい」に設定
- プライバシー・モードで、セッション中にターゲット・ユーザーに対してターゲット画面が表示されますが、ユーザーのマウスおよびキーボードの制御はロックされます。
- 「いいえ」に設定
- プライバシー・モードで、セッション中にターゲット画面がターゲット・ユーザーに表示されず、プライバシー・ビットマップが表示されます。また、ターゲット・ユーザーのマウスおよびキーボード入力も無効になります。
注: 「ロックされたターゲットでの画面の表示」を有効にするには、「ターゲットのロックを設定」を「はい」に設定します。 - 拒否されたプログラム実行のリスト
- ターゲットとのアクティブ・セッション中に、コントローラー・ユーザーがターゲットで実行できないプログラムのリストを指定するために使用します。これらのプログラムは、コンマ区切りリストとして入力する必要があります。以下の点に注意してください。 注:
- この機能は、以下のオペレーティング・システムでのみ動作します。
- Windows® 2000、すべてのエディション
- Windows® XP、32 ビット・エディションのみ
- Windows® Server 2003、32 ビット・エディションのみ
- プログラムは、定義済みのパス付きで、またはパスなしで入力できます。
For example c:\notepad.exe or notepad.exe are both acceptable. - 名前にスペースが含まれるプログラムは二重引用符で囲む必要があります。
my prog.exe should be entered as "my prog.exe" - Remote Control 固有のプログラム (例えば、trc_dsp、trc_base、または trc_gui) をリストに入力しても、それらのプログラムを無視されます。
- リストされたプログラムのうちいずれかが、セッション開始時にターゲットで既に実行されている場合、それらのプログラムは引き続き実行されます。ただし、プログラムの新規インスタンスは開始されません。
- この機能は、以下のオペレーティング・システムでのみ動作します。
- 一定時間操作がなかったことによるタイムアウト
- セッション・アクティビティーがない場合に、接続の終了まで待機する秒数。タイマーを無効にして、セッションが自動的に終了しないようにするには、この値を 0 に設定します。最小タイムアウト値は 60 秒です。1 から 59 までの値を設定した場合、セッションは 60 秒間アクティビティーがないとタイムアウトになります。デフォルト値は 0 です。注: 非アクティブ・タイムアウトの値は、「アクティブ」セッション・モードにのみ適用されます。他のセッション・モードの使用時には、セッションは自動的に終了しません。
- 監査
- セッション記録を強制
- すべてのセッションが記録され、セッションの記録がサーバーにアップロードされて保存されます。
- 「はい」に設定
- セッションの記録は、セッション終了時にサーバーに保存されます。セッション詳細画面で、記録を再生するためのリンクを使用することもできます。
- 「いいえ」に設定
- 記録は保管されず、したがってセッション詳細画面でリンクを使用できません。
- ローカル監査
- リモート・コントロール・セッション中に発生した監査可能イベントのログを作成するために使用します。このログは、コントローラー上とターゲット・コンピューター上の両方で作成されます。
- 「はい」に設定
- trcaudit ログ・ファイルが作成され、コントローラー・コンピューターの、現在ログオンしているユーザーのホーム・ディレクトリーに保管されます。
このログは、イベント・ビューアーを使用して、Windows のターゲット・コンピューター上で表示することができます。アプリケーション・イベント・ビューアーにアクセスするには、をクリックします。Linux のターゲット・コンピューターの場合、/var/log ディレクトリー内のメッセージ・ファイルにイベントが格納されます。
- 「いいえ」に設定
- ログは作成されず、コントローラーまたはターゲット・コンピューターにも保管されません。
- セッション監査を強制
- 監査可能イベントのログが自動的にサーバーに保管されます。これらのイベントをセッション詳細画面に表示するかどうかを決定します。
- 「はい」に設定
- セッション中に実行されたコントローラーとターゲットのイベントが、セッション詳細画面に表示されます。
- 「いいえ」に設定
- コントローラーとターゲットのイベントは、セッション詳細画面に表示されません。
- 対象システムにセッションの記録を保持 (Keep session recording in the target system)
- セッションの記録 (対象で実施され、BigFix® Remote Control サーバー に正常にアップロードされたもの) のコピーが対象システムにも保存されるかどうかを決定します。保存された記録の場所は、対象プロパティー RecordingDir に設定されている場所によって決まります。 注: このポリシーは、「対象システムへのセッションの記録」が「はい」に設定されている場合にのみ有効です。
- 「はい」に設定
- 「対象システムへのセッションの記録」が「はい」に設定され、セッションの記録が BigFix® Remote Control サーバー に正常にアップロードされた場合、記録のコピーが対象システムにも保存されます。
- 「いいえ」に設定
- 「対象システムへのセッションの記録」が「はい」に設定され、セッションが記録された場合、記録のコピーは対象システムに保存されません。
- 対象システムへのセッションの記録 (Record the session in the target system)
- 「セッション記録を強制」ポリシーも「はい」に設定されている場合に、セッションの記録をコントローラーではなくターゲット・システムで行うかどうかを決定します。
- 「はい」に設定
- ターゲットでセッションが記録され、 BigFix® Remote Control サーバー にアップロードされます。 注: ただし、「セッション記録を強制」が No に設定されている場合は、セッションは記録されません。
- 「いいえ」に設定
- コントローラーでセッションが記録され、 BigFix® Remote Control サーバー にアップロードされます。
- 制御
- 高品質カラーを使用可能にする
セッションの開始時に、コントローラー・ウィンドウでターゲット・デスクトップを高品質カラーで表示するかどうかを決定します。「カラー品質のロック」とともに使用します。
- 「はい」に設定
- セッション開始時にトゥルー・カラーの 24 ビット・モードでターゲット・デスクトップが表示されます。部分的な画面更新も有効になります。
- 「いいえ」に設定
- セッション開始時に 8 ビット・カラー・モードでターゲット・デスクトップが表示されます。部分的な画面更新も有効になります。この値はデフォルト値です。
- レジストリー・キーの検索の許可
- ガイダンスおよびアクティブ・セッション中に、コントローラー・ウィンドウの「レジストリ・キー」メニューで「キーを入力してください」項目を使用可能にするかどうかを決定します。
- 「はい」に設定
- 「レジストリ・キー」メニューで「キーを入力してください」オプションを使用できます。「キーを入力してください」オプションを使用してレジストリ・キーを入力し、ターゲットでそのキーに対して定義されている値を検索できます。「レジストリ・キー」メニューについて詳しくは、「BigFix® Remote Control コントローラー・ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
- 「いいえ」に設定
- 「キーを入力してください」オプションは使用できず、コントローラー・ユーザーはターゲットのレジストリー・キーの値を検索できません。
- レジストリー・キー・リストの表示
- コントローラー・ウィンドウの「レジストリ・キー」メニューで、定義済みのレジストリ・キー・リストを使用可能にするかどうかを決定します。
- 「はい」に設定
- trc.properties ファイルで定義できる、最大 10 のレジストリ・キーのリストが「レジストリ・キー」メニューに表示されます。コントローラー・ユーザーは、いずれかのキーを選択して、ターゲットでのそのキーの値を表示できます。プロパティー・ファイルの編集について詳しくは、プロパティー・ファイルの編集を参照してください。 注: このポリシーを「はい」に設定する場合は、trc.properties ファイルでレジストリ・キーを定義する必要があります。定義されていない場合は、メニュー項目をクリックしても、何も表示されません。
- 「いいえ」に設定
- 「レジストリ・キー」メニューに、レジストリ・キーの定義済みリストは表示されません。
- システム情報におけるユーザーの受け入れを使用可能にする
- コントローラー・ユーザーがターゲット・システム情報の表示を選択したときに、ターゲット・コンピューターでユーザー確認ウィンドウを表示するために、このポリシーを使用します。
- 「はい」に設定
- コントローラー・ユーザーがコントローラー・ウィンドウのシステム情報アイコンをクリックすると、ユーザー確認ウィンドウが表示されます。ターゲット・ユーザーは、ターゲット・システム情報の表示要求を受け入れるか、拒否する必要があります。ターゲット・ユーザーが「受け入れ」をクリックすると、コントローラー・システムでターゲット・システム情報が別のウィンドウに表示されます。「拒否」をクリックすると、コントローラーにメッセージが表示され、システム情報は表示されません。
- 「いいえ」に設定
- コントローラー・ユーザーがシステム情報アイコンをクリックすると、ターゲット・システム情報が自動的に表示されます。
- ファイル転送におけるユーザーの受け入れを使用可能にする
- このポリシーを使用すると、コントローラー・ユーザーがターゲットからコントローラー・システムにファイルを転送する必要がある場合に、ターゲット・コンピューターでユーザー確認ウィンドウが表示されます。
- 「はい」に設定
- 確認ウィンドウは以下の 2 とおりの場合に表示されます。ターゲット・ユーザーは、ファイル転送を受け入れるか、拒否する必要があります。
- コントローラー・ユーザーがコントローラー・ウィンドウのファイルの転送メニューから「ファイルをプル」を選択した場合。 注: ターゲット・ユーザーは、要求を受け入れた後、転送するファイルを選択する必要があります。
- コントローラー・ユーザーがターゲット・ウィンドウの「アクション」メニューから「コントローラーへファイルを送信」を選択した場合。
- コントローラー・ユーザーがコントローラー・ウィンドウのファイルの転送メニューから「ファイルをプル」を選択した場合。
- 「いいえ」に設定
- 要求された場合、確認ウィンドウは表示されず、ファイルは自動的にターゲットからコントローラー・システムに転送されます。
- モード変更におけるユーザーの受け入れを使用可能にする
- コントローラー・ユーザーが別のセッション・モードを選択したときに、ターゲット・コンピューターにユーザー確認ウィンドウを表示するには、このポリシーを使用します。
- 「はい」に設定
- コントローラー・ユーザーが新しいセッション・モードを選択するたびに、ユーザー確認ウィンドウが表示されます。ターゲット・ユーザーは、要求を受け入れるか、拒否する必要があります。
- 「いいえ」に設定
- ユーザー確認ウィンドウは表示されず、セッション・モードは自動的に変更されます。
- 着信接続におけるユーザーの受け入れを使用可能にする
- リモート・コントロール・セッションが要求されたときに、ターゲット・コンピューターでユーザー確認ウィンドウを表示するために、このポリシーを使用します。ターゲット・ユーザーは、セッションを受け入れるか、拒否する必要があります。 注: このポリシーは、「受け入れ猶予時間」および「受け入れタイムアウト時のアクション」とともに機能します。
- 「はい」に設定
- 確認ウィンドウが表示されます。ターゲット・ユーザーは、「受け入れ猶予時間」に定義された秒数内にセッションを受け入れるか、拒否する必要があります。 注:
- ターゲット・ユーザーは、「ユーザー確認」ウィンドウで別のセッション・モードを選択することもできます。
- ターゲット・ユーザーが実行中のアプリケーションを非表示にするには、確認ウィンドウで「アプリケーションを非表示」オプションを選択します。アプリケーションの非表示について詳しくは、「BigFix® Remote Control コントローラー・ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
- 「はい」に設定する場合、ターゲット・ユーザーにセッションを受け入れるまたは拒否する時間を与えるために、「受け入れ猶予時間」を 0 より大きくする必要があります。
- 受け入れる
- セッションが確立されます。
- 拒否
- セッションは開始されず、メッセージが表示されます。
- 「いいえ」に設定
- セッションが自動的に確立され、ターゲットに「ユーザー確認」ウィンドウは表示されません。
- セッション後に実行するスクリプト
-
リモート・コントロール・セッションの完了後にユーザー定義スクリプトを実行するかどうかを決定します。
- 「はい」に設定
- リモート・コントロール・セッションが終了すると、ユーザー定義スクリプトが実行されます。スクリプトを設定するには、以下のステップを実行します。
スクリプトには以下の名前を付ける必要があります。
ここで、{ext} は Windows™ システムでは .cmd、UNIX™ または Linux™ システムでは .sh です。post_script. {ext}スクリプトは、ターゲット上の次のディレクトリーに格納する必要があります。
- Windows™ システム。
- \%SYSTEMROOT%\scripts
SYSTEMROOT は、該当する Windows™ オペレーティング・システムのディレクトリーです。
- UNIX™ または Linux™ システムの場合:
- /etc/scripts
注: このディレクトリーの所有者は root とする必要があります。また、root が読み取り、書き込み、または実行できるように、許可 700 を設定する必要があります。他のすべてのユーザーには権限を付与しないようにする必要があります。これを行わないと、スクリプトは実行されず、失敗します。このスクリプトの実行の成功または失敗は、ターゲットによって監査ログに記録されます。 - 「いいえ」に設定
- セッション後にスクリプトは実行されません。
- セッション前に実行するスクリプト
-
リモート・コントロール・セッションの開始前にユーザー定義スクリプトを実行するかどうかを決定します。このスクリプトは、セッションが許可された直後で、かつコントローラー・ユーザーがターゲットにアクセスできるようになる前に実行されます。このポリシーは、「前スクリプト失敗時の操作」に接続します。スクリプトの実行とセッションの継続の結果は、「前スクリプト失敗時の操作」で設定された値によって判別されます。
- 「はい」に設定
- Remote Control セッションが要求された場合、コントローラー・ユーザーがターゲットにアクセスできるようになる前に、定義済みのスクリプトが実行されます。
前スクリプトおよび後スクリプトの定義。
スクリプトの作成には、何も制約はありません。ただし、スクリプトは無人で実行できるようにする必要があります。また、スクリプトでは、Remote Control が正しく解釈できる終了コードを使用する必要があります。前スクリプトと後スクリプトは、以下のオペレーティング・システムでサポートされます。
- Windows® (XP、2003、Vista、7)
- Linux® (SLES、RHLE)
- スクリプトは、Windows® システムではバッチ・ファイルとして (拡張子 .cmd を付けて) 定義し、Linux® システムではシェル・ファイルとして (拡張子 .sh を付けて) 定義してください。
- Windows® システムでは、スクリプトに pre_script.cmd および post_script.cmd という名前を付ける必要があります 。Linux システムでは、™これらに pre_script.sh および post_script.sh という名前を付ける必要があります 。
- スクリプトを、Remote Control ターゲットのインストール・ディレクトリーにある scripts という名前のディレクトリーにコピーします。Linux® では機密漏れを回避するために、これらのスクリプトは root のみ実行可能であることを確認します 注: このディレクトリーの所有者は root とする必要があります。また、root が読み取り、書き込み、または実行できるように、許可 700 を設定する必要があります。他のすべてのユーザーには権限を付与しないようにする必要があります。これを行わないと、スクリプトは実行されず、失敗します。このスクリプトの実行の成功または失敗は、ターゲットによって監査ログに記録されます。
- 前スクリプトと後スクリプトは、無許可アクセスから保護するために、システム特権で実行され、検証は行われません。 注: Windows® システムでは、管理者とローカル・システム用のアクセス権限だけが設定されたスクリプト・ディレクトリーがインストーラーによって作成され、Linux® システムでは、root 専用の読み取り権限/書き込み権限/実行権限が設定されたスクリプト・ディレクトリーがインストーラーによって作成されます。
- スクリプトは 3 分以内で終了するようにしてください。それ以上かかる場合、スクリプトは有効な実行コードを返すことができません。コントローラー側の管理者には、タイムアウト時間の経過とエラーの発生が通知されます。実行コードは、スクリプトが実行されたかどうかを示します。
- スクリプトが正常に実行されたことを示すには、非負 (0 以上) の終了コードを定義します。スクリプトの実行中にエラーが発生したことを示すには負の終了コードを定義します。エラーが発生するたびに、コントローラーにメッセージが報告されます。終了コードが示され、セッションを開始することができません。
前スクリプトと後スクリプトでは以下の環境変数を使用できます。
- RC_TIVOLI_ADMIN_NAME= Tivoli_administrator_name
- ここで、Tivoli_administrator_name は、サーバーによって提供されるコントローラー上の Tivoli® アドミニストレーター名を示します。
- RC_TIVOLI_ADMIN_LOGIN = Tivoli_administrator_name
- ここで、Tivoli_administrator_name は、サーバーによって提供されるコントローラー上の Tivoli® アドミニストレーター名を示します。
- RC_ACTION=action
- ここで、action は以下のアクションを示します。
- 0
- アクションなし。
- 1
- リモート・コントロール (アクティブ、ガイダンス、またはモニター)
- 2
- ファイル転送。
- 3
- チャット
- 4
- 再起動
- RC_GRACE_PERIOD= duration
- ここで、duration はアクティビティーの開始またはタイムアウトまでに、ターゲット・ユーザーの応答をスタンバイする秒数を示します。
- RC_PROCEED_IF_TIMEOUT= timeout
- ここで、timeout は猶予期間内にターゲット・ユーザーが応答しない場合にセッションを開始するかどうか決定します。使用できる値は次の通りです。
- 1
- 猶予期間が終了した場合、セッションを開始する。
- 0
- 猶予期間が終了した場合、セッションを取り消す。
- RC_STARTUP_STATE = startup_state
- ここで、startup_state は Remote Control アクションの初期状態を示します。使用できる値は次の通りです。
- 0
- アクションはモニター状態 (「モニター」または「ガイダンス」) で開始されます。
- 1
- アクションはアクティブ状態 (「アクティブ」) で開始されます。
- RC_CHANGE_STATE= change_state
- ここで、change_state はターゲット・ユーザーがリモート・コントロール・セッション中に状態を変更できるかどうかを決定します。使用できる値は次の通りです。
- 0
- 不可。
- 1
- 可能 (ユーザーは「アクティブ」から「モニター」/「ガイダンス」に変更すること、またはその逆の変更を行うことができます)。
- 「いいえ」に設定
- セッション前にスクリプトは実行されません。
- 自動セッション・ハンドオーバーを許可
- マスター・コントローラーとブローカーの接続が切れたときに、コラボレーション・セッションを自動的に別の参加者にハンドオーバーするかどうかを決定します。このポリシーは、ブローカーを使用して開始したコラボレーション・セッションにのみ適用されます。セッション回復力について詳しくは、 「BigFix® Remote Control コントローラー・ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
- 「はい」に設定
- マスター・コントローラーが 3 分以内にブローカーに再接続しない場合、セッション制御は自動的に別の参加者に渡されます。ただし、ユーザーの受け入れが有効になっている場合、ターゲット・ユーザーは新しいマスター・コントローラーを受け入れるか、拒否する必要があります。
- 「いいえ」に設定
- マスター・コントローラーが 10 分以内にブローカーに再接続しない場合、セッションは終了します。この値はデフォルト値です。
- クリップボードの転送の許可 (Allow clipboard transfer)
- コントローラー・セッション・ウィンドウでクリップボード転送アイコンを使用可能にするかどうかを決定します。この機能について詳しくは、BigFix® Remote Control コントローラー・ユーザーズ・ガイドを参照してください。
- 「はい」に設定
- コントローラー・ウィンドウでクリップボード転送アイコンが使用可能になります。コントローラー・ユーザーは、コントローラーと対象の間でクリップボードの内容を転送できます。
- 「いいえ」に設定
- コントローラー・ウィンドウでクリップボード転送アイコンは使用可能になりません。
- セッション・ハンドオーバーの許可 (Allow session handover)
- コラボレーション・セッションのマスター・コントローラーでこの機能を使用すると、セッションの制御を新しいコントローラーにハンドオーバーできます。コラボレーション制御パネルで「ハンドオーバー」オプションを使用可能にするかどうかを決定します。ハンドオーバー機能について詳しくは、「BigFix® Remote Control コントローラー・ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
- 「はい」に設定
- コラボレーション制御パネルに「ハンドオーバー」オプションが表示されます。
- 「いいえ」に設定
- コラボレーション制御パネルに「ハンドオーバー」オプションは表示されません。
- コラボレーション要求に対するユーザー確認を有効にする (Enable user acceptance for collaboration requests)
- 別のコントローラーがコラボレーション・セッションへの参加を要求したときに、ターゲット・コンピューターにユーザー確認ウィンドウを表示する場合は、このポリシーを使用します。コラボレーション・セッションへの参加について詳しくは、「BigFix® Remote Control コントローラー・ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
- 「はい」に設定
- マスター・コントローラーがコラボレーション・セッションの共有を受け入れた後、ターゲット・コンピューターにユーザー確認ウィンドウが表示されます。別のコントローラーがセッションに参加できるかどうかは、ターゲット・ユーザーの応答によって決まります。
- 受け入れる
- 追加のコントローラーがコラボレーション・セッションに参加します。
- 拒否
- コントローラーに拒否メッセージが表示され、別のコントローラーはコラボレーション・セッションに参加できません。
- タイムアウト
- 「受け入れ猶予時間」で定義された時間内にターゲット・ユーザーがユーザー確認に応答しない場合は、別のコントローラーに拒否メッセージが表示されます。別のコントローラーはコラボレーション・セッションに参加しません。
- 「いいえ」に設定
- ターゲット・コンピューターにユーザー確認ウィンドウが表示されません。コラボレーションのためにセッションを共有することにマスター・コントローラーが同意すると、別のコントローラーがセッションに参加します。
- スクリーン・セーバーがアクティブな場合に画面更新を停止する (Stop screen updates when screen saver is active)
- スクリーン・セーバーがアクティブであることが検出されたときに、ターゲットによる画面更新の送信を停止します。
- 「はい」に設定
- ターゲット・システムでスクリーン・セーバーがアクティブであるときに、ターゲットによる画面更新の送信が停止されます。コントローラー・コンピューターには、シミュレートされたスクリーン・セーバーが表示されるので、コントローラー・ユーザーはスクリーン・セーバーがリモート画面でアクティブになっていることを認識します。コントローラー・ユーザーは、キーを押すかマウスを動かすことによりスクリーン・セーバーを閉じることができます。
- 「いいえ」に設定
- シミュレートされたスクリーン・セーバーはセッション・ウィンドウに表示されません。ターゲット画面が通常どおり表示され、ターゲットは引き続き画面更新を送信します。
- ローカル記録でユーザー確認を有効にする (Enable user acceptance for local recording)
- この機能を使用すると、コントローラー・ユーザーがコントローラー・ウィンドウで記録アイコンをクリックしたときに、ユーザー確認ウィンドウが表示されます。ターゲット・ユーザーは、リモート・コントロール・セッションのローカル記録の作成要求を受け入れるか、拒否することができます。
- 「はい」に設定
- コントローラー・ユーザーがコントローラー・ウィンドウで記録アイコンをクリックすると、メッセージ・ダイアログが表示されます。ターゲット・ユーザーが「受け入れ」をクリックした場合は、コントローラー・ユーザーが記録の保存ディレクトリーを選択できます。ターゲット・ユーザーが「拒否」をクリックした場合は、記録が拒否されたことを示すメッセージがコントローラーに表示されます。 注: ターゲット・ユーザーが記録要求を受け入れた後に、コントローラー・ユーザーがローカル記録を停止して再開した場合、確認ウィンドウは表示されません。
- 「いいえ」に設定
- コントローラー・ユーザーがコントローラー・ウィンドウの記録アイコンをクリックすると、メッセージ・ウィンドウは表示されません。コントローラー・ユーザーは、記録の保存先ディレクトリーを選択できます。
- ウィンドウの非表示
- 「着信接続におけるユーザーの受け入れを使用可能にする」も「はい」に設定されているときに、ユーザー確認ウィンドウに「ウィンドウの非表示」チェック・ボックスを表示するかどうかを決定します。
- 「はい」に設定
- ユーザー確認ウィンドウに「ウィンドウの非表示」チェック・ボックスが表示されます。
- 「いいえ」に設定
- ユーザー確認ウィンドウに「ウィンドウの非表示」チェック・ボックスは表示されません。
- デスクトップ・バックグラウンドの除去
- リモート・コントロール・セッション中にデスクトップ背景画像をビューから削除できるかどうかを決定します。
- 「はい」に設定
- リモート・コントロール・セッション中に、ターゲットのデスクトップ・バックグラウンド・イメージは表示されません。
- 「いいえ」に設定
- リモート・コントロール・セッション中、ターゲットのデスクトップ背景画像は表示されます。
- カラー品質のロック
リモート・コントロール・セッション開始時のカラー品質を、セッション中に変更できるかどうかを判別します。「高品質カラーを使用可能にする」とともに使用します。
- 「はい」に設定
- リモート・コントロール・セッションに対して選択された初期カラー品質はロックされ、セッション中に変更することはできません。コントローラー・ウィンドウで、「パフォーマンス設定」アイコンが使用不可になります。コントローラー・ユーザーは、ネットワークが低速の場合にセッションのパフォーマンスを向上させるために設定を変更することができません。
- 「いいえ」に設定
- セッション中にカラー品質を変更することができます。コントローラー・ウィンドウで、「パフォーマンス設定」アイコンが使用可能になります。
- 前/後スクリプト失敗の操作
- 前スクリプトまたは後スクリプトの実行が失敗する場合に取るアクション。正の値または 0 の場合は、前スクリプトまたは後スクリプトの実行が成功したとみなされます。負の値の場合や、スクリプトが見つからなかった場合、あるいは実行が 3 分以内に完了しなかった場合は、失敗とみなされます。
- 中止
- 前スクリプトまたは後スクリプトが失敗した場合に、セッションが続行されません。
- 続行
- 開始前スクリプトまたは終了後スクリプトの実行が失敗した場合でも、セッションは続行します。
- 受け入れタイムアウト時のアクション
-
ユーザー確認ウィンドウがタイムアウトになる場合に実行されるアクションです。ターゲット・ユーザーは、「受け入れ猶予時間」に定義された秒数内に「受け入れ」または「拒否」をクリックしませんでした。
- 中止
- セッションは確立されません。この値はデフォルト値です。
- 続行
- セッションが確立されます。
- 受け入れ猶予時間
- セッションが開始されるまで、またはタイムアウトになるまでに、ターゲット・ユーザーの応答を待機する秒数を設定します。「着信接続におけるユーザーの受け入れを使用可能にする」とともに使用します。 注: 「着信接続におけるユーザーの受け入れを使用可能にする」が「はい」に設定されている場合は、応答する時間をターゲット・ユーザーに与えるために、「受け入れ猶予時間」を 0 より大きい値に設定する必要があります。
- 構成
- ファイル転送
- セッション中にファイルを送受信できるように、セッションを開始ウィンドウでセッション・モードとして「ファイル転送」を使用できるようにするかどうかを決定します。「ファイルの転送」セッション・モードについて詳しくは、BigFix® Remote Control コントローラー・ユーザーズ・ガイドを参照してください。
- 「はい」に設定
- セッション開始ウィンドウでセッション・モードとして「ファイルの転送」が可能になります。
- 「いいえ」に設定
- セッション開始ウィンドウでセッション・モードとして「ファイルの転送」が可能になりません。
- セッション中のチャットを許可
- リモート・コントロール・セッション中にチャット機能を使用可能にするかどうか、およびコントローラー・ウィンドウでチャット・アイコンを使用可能にするかどうかを決定します。チャット機能について詳しくは、BigFix® Remote Control コントローラー・ユーザーズ・ガイドを参照してください。
- 「はい」に設定
- コントローラー・ウィンドウでチャット・アイコンを選択できます。
- 「いいえ」に設定
- コントローラー・ウィンドウでチャット・アイコンが無効になります。
- アクティブ
- ターゲット・システムがアクティブ・セッションに参加できるかどうかを決定します。セッションを開始ウィンドウでセッション・モードとして「アクティブ」を使用できるようにするかどうかも決定します。「アクティブ」セッション・モードについて詳しくは、BigFix® Remote Control コントローラー・ユーザーズ・ガイドを参照してください。
- 「はい」に設定
- セッション開始ウィンドウでセッション・モードとして「アクティブ」が可能になります。
- 「いいえ」に設定
- セッション開始ウィンドウでセッション・モードとして「アクティブ」が可能になりません。
- ガイダンス
- ターゲット・システムがガイダンス・セッションに参加できるかどうかを決定します。セッションを開始ウィンドウでセッション・モードとして「ガイダンス」を使用できるようにするかどうかも決定します。「ガイダンス」セッション・モードについて詳しくは、BigFix® Remote Control コントローラー・ユーザーズ・ガイドを参照してください。
- 「はい」に設定
- セッション開始ウィンドウでセッション・モードとして「ガイダンス」が選択可能になります。
- 「いいえ」に設定
- 「セッションを開始」ウィンドウで、セッション・モードとして「ガイダンス」を選択できません。
- モニター
- ターゲット・システムがモニター・セッションに参加できるかどうかを決定します。セッションを開始ウィンドウでセッション・モードとして「モニター」を使用できるようにするかどうかも決定します。「モニター」セッション・モードについて詳しくは、BigFix® Remote Control コントローラー・ユーザーズ・ガイドを参照してください。
- 「はい」に設定
- 「セッションを開始」ウィンドウで、セッション・モードとして「モニター」を選択できます。
- 「いいえ」に設定
- 「セッションを開始」ウィンドウで、セッション・モードとして「モニター」を選択できません。
- チャット
- ターゲット・システムがチャットのみのセッションに参加できるかどうかを決定します。セッションを開始ウィンドウでセッション・モードとして「チャット」を使用できるようにするかどうかも決定します。「チャット」セッション・モードについて詳しくは、BigFix® Remote Control コントローラー・ユーザーズ・ガイドを参照してください。
- 「はい」に設定
- セッション開始ウィンドウでセッション・モードとして「チャット」が可能になります。
- 「いいえ」に設定
- セッション開始ウィンドウでセッション・モードとして「チャット」が可能になりません。
- ファイル転送アクション
- ファイル転送セッション中にファイルに対して実行できるアクションを決定します。値を設定しない場合、ファイル転送アクションは trc.properties ファイル内の default.rc_def_ft_actions プロパティーにより決定されます。
- 「送信」に設定
- ファイル転送セッション中に、ターゲットにのみファイルを転送することが可能です。
- 「プル」に設定
- ファイル転送セッション中に、ターゲットからのみファイルを転送することが可能です。
- 「両方」に設定
- ファイル転送セッション中に、ターゲットにファイルを転送すること、およびターゲットからファイルを転送することができます。
- セッション中のファイル転送を許可 (Allow file transfer in session)
- 「アクティブ」セッション中のファイル転送を制御します。この値は、コントローラー・ウィンドウ内で「ファイル転送」メニューの「ファイルの送信」オプションまたは「ファイルをプル」オプションを選択可能にするかどうかを決定します。ファイルの転送について詳しくは、BigFix® Remote Control コントローラー・ユーザーズ・ガイドを参照してください。
- 「なし」に設定
- 「ファイルを送信」オプションおよび「ファイルをプル」オプションは、選択不可です。ファイル転送を開始することはできません。
- 「両方」に設定
- 「ファイルを送信」オプションおよび「ファイルをプル」オプションは可能です。ターゲットへのファイル転送、およびターゲットからのファイル転送が可能です。この値はデフォルト値です。
- 「プル」に設定
- 「ファイルをプル」オプションのみが可能です。ターゲットからのファイル転送のみが可能です。
- 「送信」に設定
- 「ファイルを送信」オプションのみが可能です。ターゲットへのファイル転送のみが可能です。
- ポリシー・リストの値
-
表 1. ポリシーの有効な値およびデフォルト値 ポリシー 有効な値 これがデフォルト値です。 再起動 yes | no yes 複数のコントローラーを許可 yes | no yes 「ローカル記録機能の許可」 yes | no yes ターゲットのロックを設定 yes | no no 「入力ロックの許可」 yes | no yes 「ログオン時に接続」 yes | no yes 暗号化を使用 yes | no yes パニック・キーの無効化 yes | no no 画面上のセッション通知の有効化 yes | no no 画面を表示可能にして入力ロックを許可 (Allow input lock with visible screen) yes | no no ロックされたターゲットでの画面の表示 (Display screen on locked target) yes | no no 拒否されたプログラム実行のリスト ブランク ブランク 一定時間操作がなかったことによるタイムアウト 秒数 0 セッション記録を強制 yes | no no ローカル監査 yes | no yes セッション監査を強制 はい | いいえ (サーバーでのライブ監査) yes 対象システムにセッションの記録を保持 (Keep session recording in the target system) yes | no no 対象システムへのセッションの記録 (Record the session in the target system) yes | no yes 高品質カラーを使用可能にする yes | no no レジストリー・キーの検索の許可 yes | no no レジストリー・キー・リストの表示 yes | no no システム情報におけるユーザーの受け入れを使用可能にする yes | no no ファイル転送におけるユーザーの受け入れを使用可能にする yes | no no モード変更におけるユーザーの受け入れを使用可能にする yes | no no 着信接続におけるユーザーの受け入れを使用可能にする yes | no no セッション後に実行するスクリプト yes | no no セッション前に実行するスクリプト yes | no no 自動セッション・ハンドオーバーを許可 yes | no no クリップボードの転送の許可 (Allow clipboard transfer) yes | no yes セッション・ハンドオーバーの許可 (Allow session handover) yes | no yes コラボレーション要求に対するユーザー確認を有効にする (Enable user acceptance for collaboration requests) yes | no no スクリーン・セーバーがアクティブな場合に画面更新を停止する (Stop screen updates when screen saver is active) yes | no no ローカル記録でユーザー確認を有効にする (Enable user acceptance for local recording) yes | no no ウィンドウの非表示 yes | no no デスクトップ・バックグラウンドの除去 yes | no no カラー品質のロック yes | no no 前/後スクリプト失敗の操作 中止 (abort) | 続行 (proceed) abort 受け入れタイムアウト時のアクション 中止 (abort) | 続行 (proceed) abort 受け入れ猶予時間 秒数 45 ファイル転送 yes | no yes セッション中のチャットを許可 yes | no yes アクティブ yes | no yes ガイダンス yes | no yes モニター yes | no yes チャット yes | no yes ファイル転送アクション プル | 送信 | 両方 both セッション中のファイル転送を許可 なし | 転送 (pull) | 送信 | 両方 both