ゲートウェイ接続の構成
このタスクについて
ゲートウェイ接続は、ゲートウェイと別のゲートウェイとの間に常時コントロール接続を確立するように構成する場合に使用されます。複数のゲートウェイ接続を構成できます。ゲートウェイが各接続の必要なすべての設定を検出できるようにするために、接続パラメーターごとに接頭部を定義する必要があります。ゲートウェイ接続がダウンしている場合、または到達できない場合、ゲートウェイ接続は常時接続である必要があるために、接続が試行されます。
for example
Gateway.1.ConnectionType
G2.ConnectionType 接頭部の定義に関する規則については、インバウンド接続の構成の『注意事項』を参照してください。
ゲートウェイ接続の構成では、以下のパラメーターが使用されます。
- ConnectionType
- 接続のタイプを定義します。Gateway に設定する必要があります。例:gateway.1.ConnectionType=Gateway.
- DestinationAddress
- 接続先リモート・ゲートウェイの IP アドレスを定義します。このアドレスを持つゲートウェイは、インバウンド接続を受け入れるよう構成する必要もあります。このパラメーターは必須です。
- DestinationPort
- もう 1 つのゲートウェイが listen する TCP ポートを定義します。このパラメーターは必須です。
- BindTo
- このパラメーターはオプションです。このパラメーターは、特定のネットワーク・インターフェースから発信ゲートウェイ接続を確立するようにゲートウェイを構成するために使用されます。例えば、ネットワーク上のファイアウォールが、ゲートウェイのインターフェースが 1 つだけ通過できるように構成されているとします。このパラメーターは、接続に使用されるネットワーク・インターフェースの IP アドレスを定義します。例:gateway.1.BindTo=192.168.74.1デフォルトは 0.0.0.0 です。
- SourcePort
- 発信ゲートウェイ接続で使用されるポートを定義します。このパラメーターはオプションです。デフォルトは 0 です。
- RetryDelay
- コントロール接続の確立を試行する間隔を秒単位で定義します。このパラメーターはオプションです。デフォルトは 45 秒です。
- KeepAlive
- キープアライブ要求の間隔の時間を秒単位で定義します。このパラメーターはオプションです。デフォルトは 900 です。
- タイムアウト
- 接続の試行がタイムアウトになったとみなされるまでの待機時間 (秒単位) です。デフォルトは 90 です。
- パスフレーズ
- リモート・ゲートウェイで認証にパスフレーズが必要な場合に、秘密のパスフレーズを定義します。 セキュリティーを確保するために、ゲートウェイの起動時にパスフレーズが自動的に暗号化されます。