コンピューター名のマッチング
ターゲットのコンピューター名を使用してデータベース内で一致する項目を検索するように、このマッチング・オプションを構成します。この方法を使用するのは、ターゲットの命名方式を制御でき、ご使用の環境で常にターゲットに一意のコンピューター名が指定されている場合のみにしてください。この方法を使用するには、trc.properties ファイルで以下のプロパティーを有効にします。
- match.computername.only
-
- True
- ターゲットがサーバーと接続するときに、そのコンピューター名を使用してデータベース内で一致する項目が検索されます。以下の結果のいずれかが取得されます。
- 一致項目なし。
- 一致する項目が検出されない場合、新規ハードウェア・キーが生成され、データベースに新規ターゲット項目が作成されます。 注: ただし、ターゲットが既に登録されているが、そのコンピューター名が変更されているために一致する項目が検出されない場合は、match.change.notifications プロパティーも使用できます。match.change.notifications が true に設定されている場合は、一致する項目を検索するために、ターゲットが以前のコンピューター名と新しいコンピューター名を送信できます。
- 1 件の一致項目。
- 一致する項目が 1 つ検出されると、一致するデータベース項目の詳細が更新されます。
- 複数の一致項目。
- 一致する項目が複数検出されると、完全一致プロセスで使用される他の条件がデータベースで検査されます。これらの条件は、完全一致または最良一致を検出できるかどうか確認するために検査されます。これは、このデータベースが古いバージョンの Remote Control で以前に使用されていた場合に発生する可能性があります。また、このデータベースが以前に別のマッチング・アルゴリズムとともに使用されており、同じコンピューター名で登録された別のコンピューターが存在する場合にも発生することがあります。
- False
- この値はデフォルト値です。ターゲットがサーバーにアクセスするときに、そのコンピューター名を使用せずにデータベース内で一致する項目が検索されます。