CSV ファイルから Remote Control データベースへのデータのマッピング

このタスクについて

CSV ファイルのデータがデータベース内の正しい表に追加されるようにするには、ファイル内の列を特定の列と表にマップする必要があります。データをインポートするには、インポート・テンプレートを作成します。テンプレートを使用して、ファイル読み取りに使用する正しい形式を定義します。データベースに追加するファイル内のデータ列を選択し、データベースでのデータの追加先を選択できます。追加するデータがデータベース内の既存の項目を参照していない場合は、データベースに新規項目を作成できます。例えば、ユーザー・データを追加する際に、そのユーザー・データがまだデータベースに存在しない場合は、そのデータを使用して新規ユーザーを作成することを選択します。インポート・テンプレートを作成するときには、データベースのテーブルとその構造を理解しておくことが重要です。データベース表の詳細については、データベース表と列の説明を参照してください。

注: ユーザー・データまたはターゲット・データのインポート時に、CSV ファイルからインポートする列として以下の列を 1 つ以上指定する必要があります。
ターゲット
ASSET テーブルの SERIAL_NO、UUID、または COMPUTERNAME。
ユーザー
USERS テーブルの USERID、EMAIL、または EMPLOYEEID。
注: USERKEY は USERID と同一ではありません。使用する必要があるのは USERID です。

新規インポート・テンプレートを作成するには、以下の手順を実行します。

手順

  1. 「アドミニストレーター」 > 「データをインポート」 > 「新規インポート・テンプレートを作成」をクリックします。
    「データ・インポート・テンプレートを編集」画面が表示されます。
  2. 関連する情報を入力します。
    名前:
    テンプレートの名前を入力します。
    ファイル・ヘッダー
    インポートするファイルに、特定のデータベース・テーブル列名に対応している一連の列ヘッダーがある場合は、このフィールドを使用します。一連の列名をコンマ区切りで入力します。ファイルにヘッダーがない場合は、このフィールドはブランクのままにしておきます。 
    for example:  USERID,FORENAME,SURNAME
    列の数
    CSV ファイルのデータ列の数を入力します。この値を変更する場合は、「更新」をクリックします。これにより、「列番号」リストに表示される番号が変更されます。
    注: ファイル・エンコードを選択してから「更新」をクリックした場合は、必要なエンコードが引き続き選択されていることを確認する必要があります。選択されていない場合は、エンコードの値を選択します。
    ファイルの区切り文字
    ファイル内の列を区切る文字を入力します。 
    for example:  , or
    ファイル・エンコード
    CSV ファイルに適用されるファイル・エンコードを選択します。これにより、ファイルが正しく解釈されます。ファイル・エンコードを選択するための適切な方法を選択します。
    • リストから必要なファイル・エンコードを選択します。
    • ファイル・エンコード名のすべてまたは一部を入力して「検索」をクリックします。
    • このフィールドで何も選択しないままにしておくと、ASCII UTF-8 ファイル・エンコードが使用されます。
    Date Format (日付形式)
    日付をインポートする必要がある場合は、画面の指示に従って形式を決定します。
    アセットを作成しますか?
    真
    インポートするデータが ASSET テーブル内にまだ存在しないターゲットに該当する場合に、ターゲットを作成します。ASSET テーブルには、既に登録されたターゲットの詳細が格納されます。
    偽
    インポートするデータが ASSET テーブル内にまだ存在しないターゲットに該当する場合に、そのデータをデータベースにインポートしません。
    ユーザーを作成しますか?
    真
    インポートするデータがデータベース内にまだ存在しないユーザーに該当する場合に、ユーザーを作成します。
    偽
    インポートするデータがデータベース内にまだ存在しないユーザーに該当する場合に、そのデータをデータベースにインポートしません。
    列番号 / テーブル / 列 (Column Number / Table / Column)
    列見出しの下の入力フィールドのリストを使用して、インポート・ファイル内のデータを、データベースのどこに配置するかを決定します。ターゲットおよびユーザー・データのインポートで指定する必要があるデータベース列のタイプについては、画面の指示に従ってください。
    • 「列番号」リストから、インポート対象データが含まれているファイル内の列の番号を選択します。
    • 「テーブル」フィールドの横にある ? アイコンをクリックします。
    • テーブル・リストから関連するテーブルを選択します。
    • 列リストから関連する列を選択します。
    • 「OK」をクリックします。
    • インポートするファイル内の列ごとに上記のステップを繰り返します。
    注: インポートするデータの列のみを選択してください。すべての列を選択する必要はありません。

    例: ファイルに次のデータ「USERID, FORENAME,SURNAME,,LOCATION awilson,Alan,Wilson,Greenock」が含まれていて、FORENAME と LOCATION のみインポートする必要がある場合は、列番号の 2 と 4 のみを選択します。

    テスト �?� 参照
    この機能を使用して、アップロードするファイルに類似したテスト CSV ファイルが、インポート・テンプレートにより正しく読み取ってマッピングできることを確認できます。テスト結果から、列とヘッダーのマッピングと読み取りが正しく実行されるかどうか、および選択されたファイル・エンコードで文字が正しく読み取れるかどうかを確認できます。

    この機能を使用するには、以下の手順を実行します。

    1. アップロードするファイルと類似するレイアウトを持つテスト CSV ファイルを作成します。アップロードするファイルにヘッダーがある場合には、テスト CSV ファイルにもヘッダーを含めます。
    2. 「参照」をクリックしてテスト CSV ファイルを選択します。
    3. 「テスト」をクリックします。
    4. テスト結果が新しいウィンドウに表示され、以下の詳細情報が示されます。
      • ファイル内にヘッダーを含める場合は、ヘッダーに関するメッセージが表示されます。
      • ファイル内の各列に対して定義されたデータベース列を示すテーブル。
      • CSV ファイルからマップされたデータ。
      この結果から、インポート・テンプレートによってデータが正しく処理されるかどうかを確認できます。正しく処理されない場合は、テンプレートを保存する前に、そのテンプレートを変更できます。
      注:
      1. この段階でデータをまだインポートしていません。ステップ 3 を実行してインポート・テンプレートを保存します。
      2. 必要なエンコードがまだ選択されているかどうかを確認します。選択されていない場合は、テンプレートを保存する前にエンコードを選択します。
  3. 「データ・インポート・テンプレートを編集」画面で「送信」をクリックします。

タスクの結果

インポート・テンプレートが作成されました。このテンプレートを使用することで、CSV ファイルをインポートして、CSV ファイルのデータをデータベースの関連する表に正しくマッピングできます。CSV ファイルのインポートについて詳しくは、CSV ファイルのインポートを参照してください。