シナリオ 2 - メッシュ・ネットワーク

図 1. メッシュ・ネットワーク

このシナリオでは、ターゲットとコントローラーが複数の場所に分散しており、これらの場所がすべてファイアウォールで保護されています。ファイアウォールによって、コントローラーからリモート・ロケーションのターゲットへの直接接続が阻止されますが、ファイアウォールではゲートウェイに対してリモート・ロケーションにあるゲートウェイのみへのアクセスが許可されています。既存の HTTP プロキシー・サーバーにより、ターゲットがサーバーに接続できます。

このシナリオでは、すべてのゲートウェイの役割が同一です。

  • 他の 3 つのゲートウェイへのコントロール接続を作成します。
  • 他の 3 つのゲートウェイからのコントロール接続を受け入れます。
  • ローカル・ネットワーク内のコントローラーからの要求を受け入れます。
  • ローカル・ネットワーク内のエンドポイントを検出します。

したがって、ゲートウェイの構成ファイルには以下の項目が含まれます。

Inbound.1.ConnectionType = Inbound

Inbound.1.PortToListen = 8881

# Optional:

# Inbound.1.BindTo = 0.0.0.0

# Inbound.1.RetryDelay = 45

# Inbound.1.Passphrase =

Inbound.1.AllowGateways = true

Inbound.1.AllowEndpoints = true

各ゲートウェイの接続は以下のようになります。

Gateway.X.ConnectionType = Gateway

Gateway.X.DestinationAddress = gatewayX_ipaddress

Gateway.X.DestinationPort = 8881

# Optional:

# Gateway.X.BindTo = 0.0.0.0

# Gateway.X.SourcePort = 0

# Gateway.X.RetryDelay = 45

# Gateway.X.KeepAlive = 900

# Gateway.X.Timeout = 90

# Gateway.X.Passphrase =

Endpoint.1.ConnectionType = Endpoint

# Optional

# Endpoint.1.SubnetAddress = 0.0.0.0

# Endpoint.1.SubnetMask = 0.0.0.0

# Endpoint.1.BindTo = 0.0.0.0

# Endpoint.1.SourcePort = 0

# Endpoint.1.Timeout = 90

また、このシナリオではすべてのゲートウェイがサーバーに追加されます。