マスター・コントローラーへの接続による P2P コラボレーション・セッションへの参加

リモート・コントロール・セッションが、P2P モードでターゲットに直接接続することによって開始された場合、コラボレーションが開始されていれば、このセッションへの参加を試みることができます。このセッションに受け入れられるかどうかは、設定されたポリシーの値に応じて、マスター・コントローラーおよびターゲット・ユーザーによって判断されます。セッションのマスター・コントローラーに接続することによって、P2P リモート・コントロール・セッションに参加することができます。

始める前に

マスター・コントローラーに接続することによって P2P コラボレーション・セッションに参加するには、マスター・コントローラーの IP アドレスと listen ポートを取得する必要があります。これらの値は、マスター・コントローラーがコラボレーションを開始すると、そのマシンのコラボレーション制御パネルに表示されます。

このタスクについて

コラボレーション・セッションに参加しようとするとき、ユーザーがセッションに受け入れられるかどうかは、まずマスター・コントローラーによって判断され、次にターゲット・ユーザーによって判断されます。ターゲット・プロパティー ConfirmCollaboration に設定された値によって、ターゲット・ユーザー確認が必要であるかどうかが決まります。

コラボレーション・セッションに参加するには、P2P セッションを開始し、マスター・コントローラー・マシンの IP アドレスおよびポートを入力します。
注: コラボレーション・セッションでは、マスター・コントローラーのみがターゲットに接続しますが、他のコントローラーはマスター・コントローラーに接続します。マスター・コントローラーへの接続に使用されるポートは、「スタート」ボタンをクリックした後にコラボレーション制御パネルで報告されます。
P2P セッションを開始する方法について詳しくは、を参照してください。 P2P セッションの開始
リモート・コントロール・セッションが開始すると、セッションへの参加が要求されたことを通知するメッセージがマスター・コントローラーに送信されます。マスター・コントローラーは、「はい」または「いいえ」を選択することによって、要求に応答することができます。
はい

マスター・コントローラーが「はい」をクリックすると、コラボレーション・セッションに最終的に受け入れられるかどうかは、ターゲット・ユーザー、およびコラボレーションのユーザー確認が有効になっているかどうかによって決定されます。詳しくは、リモート・コントロール・セッションへの複数の参加者の招待を参照してください。

いいえ
マスター・コントローラーが「いいえ」をクリックすると、セッションへの参加は許可されず、拒否のメッセージが表示されます。「OK」をクリックします。

タスクの結果

P2P コラボレーション・セッションに参加すると、セッション・ウィンドウのタイトルにマスター・コントローラーの IP アドレスが表示されます。参加したユーザーは、マスター・コントローラーのコラボレーション制御パネルの参加者リストに表示されます。コラボレーション・アイコンを使用して、セッションの制御を要求します。使用できるコラボレーション・アクションの詳細については、参加者としてのセッション・アクティビティーの制御を参照してください。