リモート・コントロール・セッション

リモート・コントロール・セッションを使用すると、環境内のコンピューターと接続を確立して、コンピューターをリモートで監視したりアクティブに制御したりすることができます。セッションでは、コントローラー・ユーザーのキーボードおよびマウスが、リモート・システムのプライマリー・キーボードおよびマウスになります。リモート・コントロール・セッションで使用できるオプションには、チャット、ガイダンス、リブート、ファイル転送などの機能があります。

リモート・コントロール・セッションのモードは、以下の 6 つです。

  • アクティブ
  • チャットのみ
  • ガイダンス
  • モニター
  • ファイル転送
  • 再起動

セッション・タイプの詳細については、確立可能なリモート・コントロール・セッションのタイプを参照してください。

リモート・コントロール・セッションの確立方法には、以下の 4 つがあります。

Remote Control サーバーから
コントローラー・ユーザーが Remote Control サーバーから開始するリモート・コントロール・セッション。コントローラー・コンポーネントが開始され、ターゲットに接続して、セッション要求を送信します。ターゲットはサーバーと接続して要求を認証し、セッションのポリシーおよび許可を取得します。管理対象リモート・コントロール・セッションのポリシーおよびアクセス許可について詳しくは、「BigFix® Remote Control 管理者ガイド」を参照してください。ターゲットがサーバーに到達できない場合は、セッションが拒否されます。
P2P モード
コントローラーとターゲットの間に直接確立されるリモート・コントロール・セッション。コントローラー・ユーザーはコントローラー・コンポーネントをローカルで開始し、リモートで制御するターゲットを指定します。セッションには、ターゲットで設定されているローカル・プロパティーが使用されます。ターゲット・プロパティーについて詳しくは、「BigFix® Remote Control 管理者ガイド」を参照してください。
ブローカー・コンポーネントを使用
管理対象企業ネットワークの外側にあるターゲットとの間に確立されるリモート・コントロール・セッション。このタイプのセッションでは、ターゲットが Remote Control サーバーによって管理されている必要があります。コントローラーとターゲット・マシンの間に接続を確立するために、ブローカー・コンポーネントが使用されます。ブローカー・コンポーネントのインストールおよび構成について詳しくは、「BigFix® Remote Control インストール・ガイド」を参照してください。
Remote Control コンソールから
コントローラー・ユーザーが、Remote Control コンソール内の「Remote Control」サイトから開始するリモート・コントロール・セッション。詳しくは、BigFix® Remote Control コンソール・ユーザー・ガイド「」 を参照してください。