コントローラー・インターフェースの概要
リモート・コントロール・セッション中に、コントローラー・インターフェースで使用可能なメニューおよびメニュー項目を使用して、ターゲット・ユーザーと通信したり、ターゲット・コンピューターでアクションを実行したりすることができます。
メニュー項目は以下のとおりです。
- 接続アイコン
-
リモート・コントロール・セッションが確立されると、この接続アイコンが表示されます。このアイコンをクリックすると、セッションとの接続が切断されます。
- 「セッション」ドロップダウン・リスト
- 現在のリモート・コントロール・セッション中に使用可能なセッションのタイプを表示します。セッションに設定されているポリシーに応じて、以下のタイプの一部またはすべてが表示されます。
- チャットのみ
- モニター
- ガイダンス
- アクティブ
- 再起動
- ファイル転送
注: BigFix® Remote Control Target for macOS で使用できるセッション・モードは、アクティブ・セッション・モードとモニター・セッション・モードのみです。セッション・タイプについて詳しくは、確立可能なリモート・コントロール・セッションのタイプを参照してください。
- 入力可/入力不可
-
ローカルのマウス移動およびキーボード・ストロークを、アクティブ・セッション内のリモート・コンピューターに転送します。ローカル入力が使用不可の場合、マウスまたはキーボードを使用してターゲットと対話することはできません。詳しくは、『ローカル入力を使用可能および使用不可にする』を参照してください。
- ターゲットの Num Lock の状態
-
ターゲットの Num Lock LED の状態を設定する場合にクリックします。アイコンが「Num」と表示されている場合は、対象の Num lock LED はオフです。「Num on」と表示されている場合は、対象の Num lock LED はオンです。詳しくは、『対象キーボードの Num lock LED の状態の設定』を参照してください。
- ターゲットでのアクションの実行
-
動的メニューを組み込みます。セッション・モードにより、表示されるメニュー項目が決まります。使用可能なメニュー・オプションについて詳しくは、ターゲットで実行できるアクション。を参照してください。
- システム情報を取得
-
このオプションは、ターゲット・システムに関する情報を収集して表示するのに使用します。詳しくは、『ターゲット・システム情報の取得』を参照してください。 - 「チャット・ウィンドウ」をオープン
-
このオプションは、リモート・コントロール・セッション中に「チャット」ウィンドウを開き、ターゲット・ユーザーとチャットするのに使用します。詳しくは、『リモート・コントロール・セッション中のターゲット・ユーザーとのチャット』を参照してください。 - コラボレーション
-
このオプションは、リモート・コントロール・セッションへ複数の参加者を招待するのに使用します。詳しくは、『リモート・コントロール・セッションへの複数の参加者の招待』を参照してください。
- コントローラー・ツール
-
テキストの入力またはターゲット・コンピューターの画面のイメージ取得に使用できるツールのメニューが含まれています。詳しくは、『コントローラー・ツール・メニューで使用可能なツール』を参照してください。
- セッションを記録
-
このオプションは、リモート・コントロール・セッションの記録を作成するのに使用します。詳しくは、『リモート・コントロール・セッションの記録』を参照してください。
- ファイル転送メニュー
- このオプションは、コントローラーとターゲットの間で、ファイルを転送するのに使用します。詳しくは、『アクティブ・セッション中のファイルの転送』を参照してください。
- クリップボード転送メニュー
-
このオプションは、クリップボードの内容のターゲットへの転送やターゲットからの転送に使用します。詳しくは、『コントローラーとターゲットの間のクリップボード情報のコピー』を参照してください。 - スマート・カード選択メニュー
-
スマート・カードに対するサポートを有効にして、Common Access Card (CAC) や Personal Identity Verification (PIV) の各スマート・カードをアクティブ・モード・セッション中に使用できるようにするには、ローカルのスマート・カード・リーダーを選択して、ターゲット上に仮想スマート・カード・リーダーを作成し、ローカル・カード・リーダーをその仮想カード・リーダーに接続します。詳しくは、『セッション中のスマート・カード・リーダーへの接続』を参照してください。 「スマート・カードの選択」オプションを使用できるのは、コントローラーおよびターゲットで Windows 7 以降、または Windows Server 2008 R2 以降のオペレーティング・システムが稼働している場合に限られます。また、ターゲット上に、スマート・カード・リーダー・ドライバーがインストールされている必要があります。ターゲットでのスマート・カード・リーダー・ドライバーのインストールについて詳しくは、「BigFix® Remote Control インストール・ガイド」を参照してください。
- ネットワーク応答標識
-
セッション中のネットワーク応答時間を表示します。詳しくは、『ネットワーク応答標識』を参照してください。 - 画面の選択 (Select Screens)
-
ターゲットが複数のディスプレイで構成されている場合に、各画面間を切り替えることや、すべての画面を同時に表示することができます。詳しくは、『複数のターゲット画面の表示』を参照してください。 - 自動スクロール表示を使用可/自動スクロール表示を使用不可
このオプションは、スクロール・バーを使用せずに、ターゲットのデスクトップの表示をスクロールするのに使用します。詳しくは、『セッション中のターゲット画面のスクロール』を参照してください。- 拡大縮小表示を使用可能/使用不可にする
-
このオプションは、リモート・デスクトップの表示のサイズを、コントローラー・ウィンドウ内に合うように変更するのに使用します。詳しくは、『セッション・ウィンドウ内でのターゲットのフルスクリーン表示』を参照してください。 - パフォーマンスの設定
-
このオプションは、ネットワークの速度が遅い場合に、ターゲット・デスクトップの画質を調整して、セッション・パフォーマンスを向上させるのに使用します。詳しくは、『セッション・パフォーマンスの向上のためのセッション・ウィンドウのカラー品質の変更』を参照してください。 - コントローラーの構成
-
このオプションは、ローカルのコントローラー構成を作成するのに使用します。ローカルの構成プロパティーは、グローバルの構成プロパティーより優先されます。詳しくは、『コントローラーのローカル構成の作成』を参照してください。 - ヘルプ\n
-
このオプションは、Remote Control のオンライン文書にアクセスするか、製品バージョンの詳細を表示するのに使用します。詳しくは、『ヘルプの取得』を参照してください。