オンデマンド・ターゲットのインストール方式

オンデマンド・ターゲットのインストール方式は、ondemand.properties ファイルのプロパティー、およびターゲット・ユーザーが使用するブラウザー、によって決まります。

ターゲット・ユーザーがランディング・ページで接続コードを入力し、「同意する」をクリックすると、オンデマンド・ターゲットのインストール・プロセスが自動的に開始されます。使用されるインストール方式は、まず ondemand.properties ファイルのプロパティーで決まり、その次にターゲット・ユーザーが使用しているブラウザーで決まります。

以下のプロパティーは、ondemand.properties ファイルで使用できます。これらのプロパティーを構成して、オンデマンド・ターゲットで使用するインストール方式を決めることができます。
ondemand.enable.plugins
このプロパティーは、プラグイン・インストール方式を使用可能または使用不可にするのに使用します。
ondemand.enable.jnlp
このプロパティーは、Java Web Start インストール方式を使用可能または使用不可にするのに使用します。
ondemand.enable.executable
このプロパティーは、実行可能ファイル・インストール方式を使用可能または使用不可にするのに使用します。
プロパティーについて詳しくは、オンデマンド・プロパティー・ファイルを参照してください。

デフォルトでは、すべてプロパティーが無効にされています。そのため、使用されるインストール方式はターゲット・ユーザーが使用しているブラウザーによって決まります。ターゲット・ユーザーが Internet Explorer を使用している場合は、ActiveX 方式が使用されます。Firefox ブラウザーを使用している場合は、Firefox プラグイン方式が使用されます。Internet Explorer と Firefox 以外のブラウザーを使用している場合は、Java アプレット方式が使用され、ブラウザーの Java プラグインが検出されます。例えば、Chrome ブラウザーを使用している場合は Java アプレット方式が使用され、ブラウザーの Java プラグインが検出されます。

注: 実行可能ファイルによるインストール方式は、MacOS デバイスでオンデマンド・ターゲットを使用している場合に使用できる唯一の方式です。

どの場合においても、起動ページが表示され、特定の指示が示されます。

オンデマンド・ターゲットの開始に失敗した場合は、ターゲット・ユーザーがその他のインストール方式を使用できるようにフェイルオーバー・リンクが提供されます。Java Web Start 方式か実行可能ファイルを使用できます。プロパティーを構成するときのインストール方式の決定について詳しくは、オンデマンド・ターゲットで使用するインストール方式の決定を参照してください。

注: ターゲット・コンピューターで JavaScript が有効になっていない場合は、ユーザーが「同意する」をクリックした後、起動ページが表示されます。ターゲット・ユーザーはコンピューターで JavaScript を有効にして、起動ページで「開始」をクリックする必要があります。