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Remote Control
BigFix リモート・コントロール・アプリケーションは、BigFix 環境内の異なるコンポーネント、クライアント、エンドポイント間の通信を支援します。
Remote Controlオンデマンド・ターゲット・ガイド
ターゲット・ソフトウェアがインストールされていないターゲットとのリモート・コントロール・セッションをインターネット経由で開始するには、Remote Control を使用します。
データベース表の定義
オンデマンド・ターゲットとのリモート・コントロール・セッションのデータを保持するデータベース表についての説明および定義を示します。SESSIONS_DATA 表は、ターゲット・ユーザーによって使用されるデフォルトの Web ページから送信されるデータを保持します。SESSIONS 表は、セッション・データを保持します。

Remote Control
BigFix リモート・コントロール・アプリケーションは、BigFix 環境内の異なるコンポーネント、クライアント、エンドポイント間の通信を支援します。
- リリース情報
  BigFix Remote Control で導入された、変更された機能または新機能と機能拡張の概要について、以下で紹介します。
- Remote Control インストール・ガイド
  Remote Control を使用すると、何千もの PC およびサーバーをリモートでサポートし、制御することができます。サポートおよび制御は、エンタープライズ・スケールで、中央の場所から、または直接、P2P モードで行うことができます。
- Remote Control 管理者ガイド
  このガイドは、Remote Control の管理を担当するユーザーを対象としています。
- Remote Control コンソール・ユーザー・ガイド
- BigFix Remote Control コントローラー・ユーザーズ・ガイド
- Remote Control ターゲットユーザーズ・ガイド
- Remote Controlオンデマンド・ターゲット・ガイド
  ターゲット・ソフトウェアがインストールされていないターゲットとのリモート・コントロール・セッションをインターネット経由で開始するには、Remote Control を使用します。
  - ランディング・ページの URL の構成
    Remote Control は、ターゲット・ユーザーがターゲット・ソフトウェアを一時的にインストールするためにアクセスできるデフォルトの Web ページを提供しています。この Web ページの URL は http://trcserver/trc/ondemand/index.jsp です。変数 trcserver は、ご使用の Remote Control サーバーのホスト名または IP アドレスです。デフォルトの Web ページは、Remote Control サーバーがインストール済みの場合に提供されます。ターゲット・ユーザーがアクセスできる URL を提供するようにサーバー・プロパティーを構成することもできます。定義された URL は、コントローラー・ユーザーがブローカー・リモート・コントロール・セッションを開始したときにコントローラー・ユーザーに表示されます。
  - カスタム・フィールドの構成
    ターゲット・ソフトウェアのダウンロードおよび一時インストールのプロセス中に使用されるデフォルトの Web ページに、入力フィールドを追加できます。
  - カスタム・ランディング・ページの作成
    ターゲット・ソフトウェアをダウンロードおよび一時インストールするプロセスを開始するために使用する Web ページをカスタマイズできます。Web ページは、ユーザーの企業 Web サイトに統合できます。
  - インターネット・ユーザーのオンデマンド・ターゲット・ポータルへのアクセス
    イントラネット内の Remote Control サーバー上にあるオンデマンド・ポータルへのアクセスをインターネット・ユーザーに提供するように、DMZ のリバース・プロキシーを構成できます。リバース・プロキシーはオンデマンド・ポータルへのアクセスのみを許可し、Remote Control サーバーの他のセクションへのアクセスを許可してはなりません。
  - セッション許可の設定
    ブローカー・セッションに参加するターゲットは、サーバーからセッション・ポリシーを受信します。これらのポリシーは、セッション内のユーザーおよびターゲットが関連付けられているユーザーおよびターゲット・グループ許可リンクから解決されます。オンデマンド・ターゲットはブローカーのリモート・コントロール・セッションに参加します。しかし、サーバーには登録されず、通常のターゲット・グループには属しません。ターゲット・ソフトウェアをインストールして、正しいブローカー設定で構成し、ターゲット・プロパティー Managed を「いいえ」に設定したコンピューターを未登録ターゲットにすることもできます。未登録ターゲットに対するセッション許可を定義するには、「未登録ターゲットに対する許可の設定」機能を使用します。
  - 未登録ターゲットのセッション・ポリシー
    未登録ターゲットに使用できるセッション・ポリシーのセットは、2 つのセクションに分けられます。コア・ポリシーは、セッション中のリモート・サポート・アクションに対応します。拡張ポリシーは、セッション中のセッション管理アクションに対応します。コア・ポリシーは常時、「未登録ターゲットに対する許可の設定」画面に表示されています。拡張ポリシーの値を設定するには、「その他の許可」セクションの「表示」をクリックします。
  - ブローカーの一時記録ディレクトリーの定義
    ブローカー・プロパティーを構成することによって、セッション記録が一時的に保管されるディレクトリーをブローカー上に定義できます。
  - オンデマンド・ターゲットのインストール方式
    オンデマンド・ターゲットのインストール方式は、ondemand.properties ファイルのプロパティー、およびターゲット・ユーザーが使用するブラウザー、によって決まります。
  - オンデマンド・ターゲットとのセッションの開始
    ターゲット・ソフトウェアがまだインストールされていないターゲットとのリモート・コントロール・セッションをインターネット経由で開始することができます。
  - セッションの制限
    オンデマンド・ターゲットとのリモート・コントロール・セッション中には、いくつかの制限が適用される場合があります。
  - オンデマンド・ターゲットでのセッション記録の保存
    オンデマンド・ターゲットのユーザーは、リモート・コントロール・セッションの記録をユーザーのコンピューターに保存できます。セッションを受け入れたときに記録を保存するか、またはセッション中に記録を開始して保存するかを選択できます。
  - ブローカー・コラボレーション・セッションのハンドオーバー
    ブローカーを使用するコラボレーション・セッションのマスター・コントローラーは、セッションの完全な制御を別の承認者に渡すことができます。
  - セッションの終了
    Remote Control オンデマンド・ターゲットとのセッションを終了すると、関連したすべてのファイルおよびディレクトリーが削除されます。
  - 切断時のコラボレーション・セッションの終了
    コラボレーションが開始されたセッションを終了するときに、セッションを維持するか、セッションを切断するかを選択できます。
  - セッション・ログ・ファイルの保存
    Remote Control オンデマンド・ターゲットとのセッション中に作成されたトレース・ログ・ファイルを保存できます。
  - の未登録ターゲットのセッション履歴
    オンデマンド・ターゲットとのリモート・コントロール・セッションに参加したら、セッション履歴を表示できます。未登録ターゲットが使用されたセッションは、「すべてのセッション履歴」レポートおよび「ユーザーのセッション履歴」レポートに、登録済みターゲットのセッションとともにリストされます。未登録ターゲットのみが使用されたセッションのリストを表示することもできます。
  - データベース表の定義
    オンデマンド・ターゲットとのリモート・コントロール・セッションのデータを保持するデータベース表についての説明および定義を示します。SESSIONS_DATA 表は、ターゲット・ユーザーによって使用されるデフォルトの Web ページから送信されるデータを保持します。SESSIONS 表は、セッション・データを保持します。
  - オンデマンド・プロパティー・ファイル
    オンデマンド・ターゲットとのリモート・コントロール・セッションのプロパティーを作成および構成するには、ondemand.properties ファイルを編集します。
  - オンデマンド・ターゲットのインストール方式の決定
    オンデマンド・インストール方式のプロパティー構成によって、どのインストール方式をオンデマンド・ターゲットで使用するかが決まります。
  - Lite Web Portal
    Lite Web Portal では、コントローラーとターゲットがインターネット上にある場合でも、VPN を使用せずにオンデマンド・ターゲットで Remote Control セッションを開始できます。
  - トラブルシューティング
    オンデマンド・ターゲットのインストール時には、ターゲット・ユーザーのホーム・ディレクトリーにログ・ファイルが作成されます。このファイルをデバッグのために使用して、ターゲットのインストール中やリモート・コントロール・セッション中に発生したエラーについて調査することができます。
  - よくある質問
- Remote Control V10 Readme

データベース表の定義

オンデマンド・ターゲットとのリモート・コントロール・セッションのデータを保持するデータベース表についての説明および定義を示します。SESSIONS_DATA 表は、ターゲット・ユーザーによって使用されるデフォルトの Web ページから送信されるデータを保持します。SESSIONS 表は、セッション・データを保持します。

表 1. SESSION_DATA 表
表名	列名	型名	LENGTH	NULL
SESSION_DATA	SESSIONKEY	INTEGER	4	いいえ
	CUSTOM0	VARCHAR	128	はい
	CUSTOM1	VARCHAR	128	はい
	CUSTOM2	VARCHAR	128	はい
	CUSTOM3	VARCHAR	128	はい
	CUSTOM4	VARCHAR	128	はい
	CUSTOM5	VARCHAR	128	はい
	CUSTOM6	VARCHAR	128	はい
	CUSTOM7	VARCHAR	128	はい
	CUSTOM8	VARCHAR	128	はい
	CUSTOM9	VARCHAR	128	はい

表 2. SESSIONS 表
表名	列名	型名	LENGTH	NULL
SESSIONS	SESSIONKEY	INTEGER	4	いいえ
	USERKEY	INTEGER	4	いいえ
	HWKEY	INTEGER	4	いいえ
	REGISTERED_TARGET	CHAR	1	いいえ
	REQUEST_TIME	TIMESTAMP	10	はい
	START_TIME	TIMESTAMP	10	はい
	END_TIME	TIMESTAMP	10	はい
	DESCRIPTION	VARCHAR	512	はい
	KNOWNUSERNAME	VARCHAR	128	はい
	KNOWNCOMPUTERNAME	VARCHAR	255	はい
	SESSION_TOKEN	VARCHAR	256	はい