HTTP および HTTPS 接続を受け入れるようにブローカーを構成するには、ブローカーの構成ファイルに接続を追加します。
このタスクについて
trc_broker.properties ファイルを編集して、ブローカーのプロキシー機能を有効にするために必要な接続タイプおよびパラメーターを構成します。 Windows™ コンピューターの場合、このファイルはブローカーの作業ディレクトリーの \Broker ディレクトリーにあります。
Windows™ システムを使用している場合、ファイルは \ProgramData\BigFix\Remote Control\Broker\ にあります。Linux™ システムの場合、このファイルは /etc ディレクトリーにあります。ブローカー構成について詳しくは、「BigFix® Remote Control 管理者ガイド」を参照してください。
接続を構成するには、以下の手順を実行します。
手順
- HTTP 接続を受け入れるようにブローカーを構成するには、以下の手順を実行します。
- 接続タイプ InboundHTTP を使用して、構成ファイルに接続を追加します。
- prefix.ConnectionType
- 接続のタイプを定義します。InboundHTTP または InboundHTTP6 に設定する必要があります。
- InboundHTTP
- IPv4 アドレスを使用する HTTP 接続を listen します。
- InboundHTTP6
- IPv6 アドレスを使用する HTTP 接続を listen します。
-
オプションのキーワードを設定します。接続では PortToListen を除いてデフォルト構成から値を継承します。
- prefix.PortToListen
- listen に使用する TCP ポート。デフォルトは 80 です。
- prefix.BindTo
- 指定されたアドレスのみで着信接続を受け入れます。デフォルトは、デフォルト構成から継承された DefaultBindTo の値です。
- prefix.RetryDelay
- listen ポートを開く試行の間隔。デフォルトは、デフォルト構成から継承された DefaultRetryDelay の値です。
- HTTPS 接続を受け入れるようにブローカーを構成するには、以下の手順を実行します。
- 接続タイプ InboundHTTPS を使用して、構成ファイルに接続を追加します。
- prefix.ConnectionType
- 接続のタイプを定義します。InboundHTTPS または InboundHTTPS6 に設定する必要があります。
- InboundHTTPS
- IPv4 アドレスを使用する HTTPS 接続を listen します。
- InboundHTTPS6
- IPv6 アドレスを使用する HTTPS 接続を listen します。
-
オプションのキーワードを設定します。接続では PortToListen を除いてデフォルト構成から値を継承します。
- prefix.PortToListen
- listen に使用する TCP ポート。デフォルトは 443 です。
- prefix.BindTo
- 指定されたアドレスのみで着信接続を受け入れます。デフォルトは、デフォルト構成から継承された DefaultBindTo または DefaultBindTo6 の値です。
- prefix.RetryDelay
- listen ポートを開く試行の間隔。デフォルトは、デフォルト構成から継承された DefaultRetryDelay の値です。
- prefix.TLSCertificateFile
- ブローカーの証明書のファイル名およびパス。デフォルトは、デフォルト構成から継承された DefaultTLSCertificateFile の値です。
- prefix.TLSCertificatePassphrase
- ブローカーの証明書のパスフレーズ。デフォルトは、デフォルト構成から継承された DefaultTLSCertificatePassphrase の値です。
- prefix.HTTPSCipherList
- ネットワーク接続の保護に使用できる暗号スイートのリスト。デフォルトは、デフォルト構成から継承された DefaultHTTPSCipherList の値です。
注: デフォルトのブローカー構成パラメーターについて詳しくは、「BigFix® Remote Control 管理者ガイド」を参照してください。