スキャナー・トレース設定の変更

HCL® サポートから要求されたか、スキャナー・ツールにより生成されるトレースの数量を制限する場合は、スキャナー・トレース設定を変更します。

手順

  1. BigFix コンソールにログオンします。
  2. ナビゲーション・ツリーで、「サイト」 > 「外部サイト」 > BigFix Inventory v10 > 「Fixlet とタスク」をクリックします。
  3. 「スキャナー・トレース設定の編集 (Edit Scanner Trace Settings)」を選択して、以下の値を指定します。
    • トレース・レベル
    • トレース・ファイルの数
    • トレース・ファイル・サイズ
    下のペインで「アクションの実行」をクリックします。
  4. キャパシティー構成を作成するコンピューターのサブセットを選択するには、「対象」タブを開き、対象のコンピューターをクリックします。
    1. トレース・レベルの値サポートされるトレース・レベル
    スキャナー・レベル/分析の値 「スキャナー・トレース設定の編集」Fixlet の値 説明
    MIN DEFAULT エラーのみがトレースされます。これはデフォルト値です。
    MID VERBOSE エラー、エントリー・ポイント、出口点がトレースされます。
    MAX <該当なし> すべてのトレースが有効です。

    このスキャナー値は、スキャンの安定性と所要時間に悪影響を及ぼします。使用することはお勧めしません。BigFix Inventory バージョン 10.0.5 以降では、このオプションは「スキャナー・トレース設定の編集」Fixlet のリストから削除されています。

    注: トレース・レベルの値は、ログ・ファイルとプロパティー・ファイルの Min および Mid として表示されます。Min はデフォルト、Mid は詳細を表します。

    切断されたスキャナー・フォルダーにはスクリプトがあります。Windowsでは setcfg.bat、UNIX システムでは setcfg.sh です。このスクリプトを実行するとヘルプ画面が開き、手順と新しい値の設定の要求が表示されます。新しい値を入力するか、「0」を入力してパラメーターをデフォルトにリセットできます。ENTER キーを押して、値の設定をスキップすることもできます。このステップを完了すると、すべてのログ・ファイルに必要なディスク・スペースの容量が表示されます。スクリプトを実行するもう 1 つの方法は、./setcfg.sh -r などのパラメーターを使用する方法です。このスクリプトは、すべてのパラメータをデフォルトにリセットします。