用語集
この用語集は、BigFix Inventory ソフトウェアおよび製品の用語と定義を記載しています。
この用語集では次の相互参照が使用されています。
- 「を参照」は、非優先用語の場合は優先用語を、省略語の場合は省略していない形式を示すものです。
- 「も参照」は、関連する用語または対比される用語を示します。
A
- アクティブ化されたプロセッサー・コア (activated processor core)
- 製品によって管理または使用されるプロセッサー・コア。プロセッサー・コアのキャパシティーが仮想化テクノロジーによって制限できるかどうかは関係しない。
- 管理サーバー (administration server)
- インストール済み製品のライセンス使用権とインスタンスについての情報を保守するために、ソフトウェア資産管理者が使用するデータベースおよび Web インターフェース。
- エージェント
- ユーザーまたはその他のプログラムの代わりに、ユーザー介入なしでまたは定期的なスケジュールに基づいてアクションを実行し、結果をそのユーザーまたはプログラムに報告するプロセス。
- API
- 「アプリケーション・プログラミング・インターフェース」を参照。
- アプリケーションプログラミングインターフェース (API) (Application programming interface (API))
- オペレーティング・システムまたは別のプログラムの特定のデータや機能を高水準言語アプリケーション・プログラムが使用できるようにするためのインターフェース。
- 監査
- ITIL において、規格または一連の指針への準拠を確認し、実際の計測値と目標を比較し、記録された情報の正確性を検証すること。
- 認証
- コンピュータセキュリティで、ネットワークトランザクションの送信側と受信側の両方の ID が本物であることを確認するプロセス。
B
- バンドル (bundle)
- 主に販売促進の目的で、個別に注文可能なコンポーネントまたは製品の集合を単一のオファリングとしてパッケージ化すること。一般に、ソフトウェア製造元は、1 つのバンドル・オファリングのすべてのコンポーネントを対象とする単一ライセンスを提供する。
- バンドリング (bundling)
- ユーザーが製品にコンポーネントを割り当てるプロセス。
C
- CA
- 認証局 (certificate authority) を参照。
- 証明書 (certificate)
- コンピューター・セキュリティーで使用するデジタル文書。証明書所有者の ID に公開鍵をバインドすることによって、証明書所有者の認証が可能になる。認証局が証明書を発行し、デジタル署名を組み込む。「認証局 (certificate authority)」、「証明書署名要求 (certificate signing request)」も参照。
- 認証局 (CA) (certificate authority (CA))
- デジタル証明書を発行する信頼できる第三者の組織または企業。認証局は、通常、固有の証明書を付与された個人の ID を検証します。「証明書 (certificate)」も参照。
- 証明書署名要求 (CSR) (certificate signing request (CSR))
- 組織が証明書を取得するために認証局 (CA) に送信する電子メッセージ。この要求には、公開鍵が含まれており、秘密鍵で署名されている。CA は独自の秘密鍵で署名した後に証明書を返す。「証明書 (certificate)」、「鍵ストア (keystore)」も参照。
- クライアント
- サーバーからのサービスを要求するソフトウェア・プログラムまたはコンピューター。「ホスト (host)」も参照。
- クラスタ (cluster)
- 独立システムまたは論理区画 (ノードと呼ばれる) の集合であり、リソースの共有や相互の通信を目的としてネットワークを形成する。
- コンプライアンス (compliance)
- ターゲット・コンピューター上で規定されたソフトウェアおよびセキュリティーの仕様に従っている状態、またはその状態に至るプロセス。
- コンポーネント
- ソフトウェア製品の一部であり、個別に識別できるが、個別にライセンス交付されることはないソフトウェア部品。
- 確認済みインスタンス (confirmed instance)
- 1 つ以上のバンドルに明示的に割り当てられているインストール済みソフトウェア製品のインスタンス。
- constant special item ID list (CSIDL)
- Windows 環境において、頻繁に使用する特殊なフォルダーの場所がシステムによって変わることがあるために、そのようなフォルダーを識別するためのリスト。
- 契約 (contract)
- 製品 (複数可) のソフトウェア・ライセンス、そのコスト、および資格付与期間に関する情報のセット。契約をコンピューター・グループに割り当てると、その契約に記述されているライセンスの資格を持つコンピューターが指定される。
- コア (core)
- 中央演算処理装置 (CPU) を収容する単一のチップ。コンピューターのより大きな回路設計内の 1 つのコンポーネントである。単一のチップは CPU を 1 つしか収容できないが、プロセッサーは複数のコアを収容できる。「デュアル・コア (dual-core)」、「マルチコア (multi-core)」、「プロセッサー・バリュー・ユニット (processor value unit)」も参照。
- CSIDL
- 「constant special item ID list」を参照。
- CSR
- 「証明書署名要求 (certificate signing request)」を参照。
- cURL
- URL 構文を使用してファイルの取得とポストを行うコマンド行ツール。
D
- データ・ソース
- データ自体のソース (データベースや XML ファイルなど)、およびデータへのアクセスに必要な接続情報。
- ディスカバー (discover)
- ネットワーク環境内のリソースを識別すること。
- DNS
- 「ドメイン・ネーム・サーバー (domain name server)」を参照。
- ドメイン・ネーム・サーバー (DNS) (domain name server (DNS))
- ドメイン名を IP アドレスにマップすることにより名前からアドレスへの変換を可能にするサーバー・プログラム。
- デュアル・コア (dual-core)
- 2 つのプロセッサーを 1 つの仮想プロセッサーとして統合するシステムを指す用語。「コア (core)」、「マルチコア (multi-core)」も参照。
E
- エンドポイント (endpoint)
- モニター対象のサーバー、コンピューター、マシン、またはデバイス。
- 資格付与 (entitlement)
- ソフトウェア・ライセンスで、使用許諾契約書によって定められた、最大許容割り振りキャパシティー。
F
- fixlet
- 管理アクションやレポート・アクションを実行するためにエージェントに指示を提供するメッセージ。
- フル・キャパシティー (full-capacity)
- 1 つ以上の区画に限定するのではなく、ライセンス・プログラムで使用可能なマシン全体またはマシンのクラスターのキャパシティーへの課金を基本とするソフトウェア・ライセンス交付スキームを指す用語。「プロセッサー・バリュー・ユニット (processor value unit) 」、「サブキャパシティー (subcapacity)」も参照。
H
- ホスト (host)
- ネットワークに接続し、そのネットワークへのアクセス・ポイントを提供するコンピューター。ホストはクライアント、サーバー、または同時にその両方である場合がある。「クライアント」も参照。
- ホスト名 (host name)
- インターネット通信でコンピューターに割り当てられている名前。ホスト名は、完全修飾ドメイン名 (mycomputer.city.company.com など) の場合もあれば、特定のサブネーム (mycomputer など) の場合もある。
- HTTP
- 「Hypertext Transfer Protocol」を参照。
- Hypertext Transfer Protocol (HTTP)
- Web 上にハイパーテキスト文書および XML 文書を転送して表示するために使用されるインターネット・プロトコル。
- ハイパーバイザー (hypervisor)
- オペレーティング・システムの複数のインスタンスを同じハードウェア上で同時に実行できるようにするソフトウェアまたは物理デバイス。
I
- インスタンス
- サーバーまたは論理区画 (LPAR) 上にインストールされるソフトウェア製品またはコンポーネント。
- IT インフラストラクチャー (IT infrastructure)
- IT サービスの開発、テスト、提供、モニター、制御、またはサポートを行うために必要なすべてのハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、およびその他の設備 (要員やプロセスは該当しない)。
K
- 鍵ストア
- セキュリティー上の認証と暗号化を行うために、ID と秘密鍵が格納されているファイルまたはハードウェア暗号カード。鍵ストアによっては、トラステッド鍵または公開鍵も含む場合がある。「証明書署名要求 (certificate signing request)」も参照。
- 知識ベース (knowledge base)
- 「ソフトウェア知識ベース (software knowledge base)」を参照。
L
- LDAP
- Lightweight Directory Access Protocol を参照。
- ライセンス
- 著作権または特許で保護された情報を含むが、これに限定されない専有情報の使用を許可する法的契約。
- Lightweight Directory Access Protocol (LDAP)
- TCP/IP を使用して X.500 モデルをサポートするディレクトリーへのアクセスを提供し、より複雑な X.500 ディレクトリー・アクセス・プロトコル (DAP) のリソース要件に制約されないオープン・プロトコル。例えば、LDAP を使用して、インターネットまたはイントラネット・ディレクトリー内の個人、組織、その他のリソースを見つけることができる。
- locale
- 言語およびジオグラフィーを識別するための設定。照合、大/小文字変換、文字種別、メッセージの言語、日時の表記、数値表現などの書式規則を決定する。
- 論理区画 (LP、LPAR) (logical partition (LP, LPAR))
- ハードウェア・コンピューター・システムの 1 つ以上の仮想イメージ。物理サーバーで使用可能なリソース・プールから割り当てられた共有リソースと専用リソースを含むことができる。各イメージは、その中で稼働するオペレーティング・システムからは物理サーバーの固有インスタンスとして見える。「仮想化 (virtualization)」も参照。
- LP
- 「論理区画 (logical partition)」を参照。
- LPAR
- 「論理区画 (logical partition)」を参照。
月
- マルチコア (multi-core)
- 複数のプロセッサーを 1 つの仮想プロセッサーとして統合するシステムを指す用語。「コア (core)」、「デュアル・コア (dual-core)」も参照。
O
- オファリング (offering)
- 現在のお客様または見込みのお客様の要望およびニーズを満足するように設計された、ハードウェア、ソフトウェア、サービスなどの要素、またはそのような一連の要素を統合したセット。ソリューションは、特定のお客様環境にオファリングを適用したものである。
P
- パーティション
- 固定ディスクのストレージの論理分割。「サブキャパシティー (subcapacity)」、「仮想化 (virtualization)」も参照。
- PID
- 「製品 ID (product identifier)」を参照。
- 価格設定用の計測基準 (pricing metric)
- キャパシティーがどのようにカウントされてお客様の資格に適用されるかを定義する計測値。「資格 (entitlement)」も参照。
- プロセッサー・バリュー・ユニット (PVU) (processor value unit (PVU))
- ソフトウェア・ライセンス交付の目的で各プロセッサー・コアに割り当てられる計測単位。PVU はチップ・アーキテクチャーに応じて異なる。「コア (core)」、「フル・キャパシティー (full-capacity)」、「サブキャパシティー (subcapacity)」も参照。
- 製品 ID (product ID)
- 「製品 ID (product identifier)」を参照。
- 製品識別子、PID、製品 ID (product identifier、PID、product ID) (product identifier (PID, product ID))
- BigFix ソフトウェア製品を識別する 固有値。BigFix のメインフレームおよび分散ソフトウェア製品は、それぞれ 1 つの PID を持つ。
- PVU
- 「プロセッサー・バリュー・ユニット (processor value unit)」を参照。
R
- 生データ (raw data)
- ソフトウェア・スキャンを通じて取得された、ソフトウェア項目および製造元についての情報を含む未処理のデータ。
- Representational State Transfer (REST)
- ワールド・ワイド・ウェブのような分散ハイパーメディア・システム向けのソフトウェア・アーキテクチャーのスタイル。この用語は、SOAP などのように追加のメッセージング層を介さずに、HTTP 経由で XML (または YAML、JSON、プレーン・テキスト) を使用する単純なインターフェースを表すためにしばしば使用される。
- リソース・バリュー・ユニット (RVU) (resource value unit (RVU))
- 計測単位。この単位に基づいて、プログラムによって使用または管理される特定のリソースのユニット数に基づくプログラムのライセンス交付を受けることができる。
- 応答ファイル
- インストールを自動化するセットアップ・データおよび構成データを使用してカスタマイズできるファイル。対話式のインストールではセットアップ・データと構成データを入力する必要があるが、応答ファイルを使用すると、ユーザーの介入なしでインストールを実行できる。
- REST
- 「Representational State Transfer」を参照。
- RVU
- 「リソース・バリュー・ユニット (resource value unit)」を参照。
日
- スキャン (scan)
- コンピューターまたはネットワーク上で、ハードウェア、ソフトウェア、または構成についての情報を体系的に検索すること。「ソフトウェア・スキャン (software scan)」も参照。
- シグニチャー (signature)
- アプリケーションの名前、バージョン、およびファイル・サイズなど、ソフトウェア・アプリケーションを識別する固有の情報のセット。
- サイレント・モード (silent mode)
- GUI 表示なしでコマンド行から製品コンポーネントをインストールまたはアンインストールする方法。サイレント・モードを使用するときには、インストール・プログラムまたはアンインストール・プログラムが要求するデータを、コマンド行に直接指定するか、ファイル (オプション・ファイルまたは応答ファイルと呼ばれる) 内に指定する。
- site
- 組織を細分化した単位であり、インベントリーおよびその他のデータを他のサイトと区別して追跡できる。
- ソフトウェア・カタログ (software catalog)
- 資産管理、ライセンス管理、およびソフトウェア・プロビジョニングなどの IT 管理アプリケーションにサービスを提供する、ソフトウェア知識ベースの内容を、移植可能な表現にしたもの。カタログの形式と内容は、ターゲット・アプリケーションによって異なる場合がある。「ソフトウェア知識ベース (software knowledge base)」も参照。
- ソフトウェア階層 (software hierarchy)
- ソフトウェアの製品、バージョン、リリース、バリエーションの組み合わせであり、ソフトウェア知識ベース内のソフトウェア項目を表す。製品は階層のルートである。「ソフトウェア知識ベース (software knowledge base)」も参照。
- ソフトウェア知識ベース (software knowledge base)
- 分散ソフトウェア製品およびコンポーネント、これらの依存関係、ディスカバー方法、および基本的なライセンス・プロパティーに関する情報の集合。知識ベースは、資産管理ツールがソフトウェア・インベントリーの識別、ライセンス・コンプライアンス、およびソフトウェア・プロビジョニングのために使用することができるソフトウェア・カタログを生成するために使用される。「ソフトウェア・カタログ (software catalog)」、「ソフトウェア階層 (software hierarchy)」も参照。
- ソフトウェア製品 (software product)
- 他のソフトウェア項目と無関係にライセンス交付を受けるソフトウェア項目。ライセンス交付の目的で、複数のソフトウェア製品が単一の販売オファリングとしてバンドルされることがある。
- ソフトウェア・スキャン (software scan)
- ネットワーク内のコンピューターにインストールされているソフトウェアのインスタンスをディスカバーする、自動化されたプロセス。ソフトウェア・スキャン結果には、ディスカバーされたソフトウェアについての詳細 (バージョン番号など) が含まれる。「スキャン (scan)」も参照。
- サブキャパシティー (subcapacity)
- サーバーの合計キャパシティーではなく、ライセンス交付されたプログラムが使用される区画のキャパシティーへの課金を基本とするソフトウェア・ライセンス交付スキームを指す用語。「フル・キャパシティー (full-capacity)」、「区画 (partition)」、「プロセッサー・バリュー・ユニット (processor value unit)」、「仮想化 (virtualization)」、「仮想化 (virtualization)」も参照。
T
- TLS
- 「トランスポート層セキュリティー (Transport Layer Security)」を参照。
- トランスポート層セキュリティー (TLS) (Transport Layer Security (TLS))
- 検証済みの証明書と暗号鍵を使用して、インターネット経由の通信を保護する一連の暗号化ルール。TLS は、SSL プロトコルを更新したものである。
V
- 仮想化 (virtualization)
- 1 対多または多対 1 の関連付けにより、仮想コンピューティング・リソース (オペレーティング・システム、サーバー、ストレージ・デバイス、ネットワーク・リソースなど) を作成すること。例えば、単一のオペレーティング・システムを複数の区画に分割して、それぞれが独立したシステムとして作動するようにしたり、複数のディスク・デバイスが単一の論理ドライブとして機能するようにしたりできる。「論理区画 (logical partition)」、「区画 (partition)」、「サブキャパシティー (subcapacity)」も参照。
- 仮想マシン (VM) (virtual machine (VM))
- データ処理システムの 1 つのインスタンスであり、単一のユーザーが排他的に利用できるように見えるが、その機能は物理データ処理システムのリソースを共有することによって実現している。
- VM
- 「仮想マシン (virtual machine)」を参照。
コンピューター・グループ - ユーザーが専用のレポートを取得したり、一般的な操作を一括で実行したりできるコンピューターの整理されたリスト。この機能により顧客環境の保守が簡素化され、部門や地域を表す場合などに使用できます。
ソフトウェア・ライセンス - ソフトウェアの使用または再配布を管理する法的手段。
メトリック - インストールされているシート、PVU などのソフトウェア・ライセンスの使用状況を定義する測定単位。
ソフトウェア契約 - 製品 (複数可) のソフトウェア・ライセンス、そのコスト、購入したライセンス・メトリックの量、および資格付与期間に関する情報のセット。契約をコンピューター・グループに割り当てると、ライセンスが配布されているコンピューターが指定される。
購入注文 - 購入したソフトウェアに関する情報のセット。