サーバーのインストール・ログとアップグレード・ログ
インストール・プロセスとアップグレード・プロセスは同じインストーラーを使用して実行されるため、インストール・ログ・ファイルとアップグレード・ログ・ファイルは同じディレクトリーに格納されます。サーバーのインストール中またはアップグレード中に問題が発生した場合は、これらのログ・ファイルを参照して、発生したエラーに関する詳細情報を確認してください。
ログ・ファイル
ログ・ファイルには、インストール中またはアップグレード中に作成されるものや、プロセスが失敗した場合または正常に完了した場合にのみ作成されるものがあります。各ログのパスは、オペレーティング・システムに固有の変数で始まります。これらの変数について以下の表で説明します。
インストール・ステータス | Windows | Linux |
---|---|---|
進行中 |
%USERPROFILE%\BFI_9.2.16 %USERPROFILE%\ia.log BESclient_installation_directory\LMT\BFI_upgrade.log |
$HOME/BFI_9.2.16 $HOME/ia.log BESClient_installation_directory\LMT\BFI_upgrade.log |
失敗 |
%USERPROFILE%\BFI_9.2.16_timestamp_uniqueID_logs.zip |
$HOME/BFI_9.2.16_timestamp_uniqueID_logs.tar.gz |
成功 |
installation_directory\BFI_9.2.16_timestamp_uniqueID_logs.zip |
installation_directory/BFI_9.2.16_timestamp_uniqueID_logs.tar.gz |
- %USERPROFILE%
- サーバーをインストールしたユーザーのホーム・ディレクトリー (例えば、C:\Users\Administrator\)。重要: Fixlet を使用してアップグレードすると、デフォルトのホーム・ディレクトリーが C:\Windows\System32\config\systemprofile\ である
NT AUTHORITY\SYSTEM
ユーザーの下でアップグレードが実行されます。
- $HOME
- BigFix クライアントをインストールしたユーザーのホーム・ディレクトリー (例えば、/root/)。
ログ・ファイルの内容
<Message Id="CODIN0215W" Severity="WARN">
<Time Millis="1381929782997"> 2013-10-16 15:23:02.997+02:00</Time>
<Server Format="IP">NC040226.kraklab.pl.ibm.com</Server>
<ProductI>dCOD</ProductI>d
<Component>Install</Component>
<ProductInstance></ProductInstance>
<LogText><![CDATA[CODIN0215W The following ports are in use: 9081, .
The installation process can be continued but the server will not be started.
The server has to be started manually after resolving the ports conflict.]]></LogText>
<Source FileName="com.ibm.license.mgmt.install.ia.common.CommunicationCommon"
Method="okToContinue"/>
<TranslationInfo Type="JAVA" Catalog="userLocales.InstallMessageEWI" MsgKey="checkPorts">
<Param><![CDATA[9081, ]]></Param></TranslationInfo>
<Principal></Principal>
</Message>
ログに記録されるエラーや戻りコードについて詳しくは、サーバーのインストールおよびアンインストールにおける戻りコードを参照してください。