BigFix Inventory を使用する際に発生する可能性がある一般的な問題の解決方法と、それらの問題のトラブルシューティングに役立つログおよびトレース・ファイルの検索方法について説明します。
ソフトウェア・ディスカバリーの問題は、通常、3 つのカテゴリーのいずれかに入ります。最も一般的なカテゴリーは、ソフトウェアがディスカバーされたが、コンポーネントが間違った製品に割り当てられている場合です。この場合、コンポーネントを再割り当てするだけで済みます。残りのカテゴリーには、誤検出ディスカバリー、またはコンピューター上にシグニチャーがないためにディスカバリーが行われない場合があります。
サーバーのインストール、構成、および管理での一般的な問題を解決する方法を説明します。
BigFix Inventory がどのように機能するかを理解するために必要な主要な概念に習熟し、アプリケーションのすべてのバージョンで導入される機能について学習してください。
ご使用の環境への BigFix Inventory のデプロイメントが円滑に行われるようにするための要件と使用可能なインストール・シナリオについて説明します。
BigFix Inventory をインストールしたら、アプリケーションを構成します。アプリケーションへのアクセスを必要とするユーザーのアカウントを作成し、ご使用の環境からソフトウェアおよびハードウェアのインベントリ・データを収集するためにスキャンをセットアップします。
の新しいバージョンは、通常、カレンダーの各四半期の終わりにリリースされます。新しい機能とアプリケーションのフィックスを最大限に活用するため、新しいバージョンに定期的にアップグレードしてください。
の初期構成が完了したら、そのインフラストラクチャーの次のコンポーネントを管理する方法を確認してください。VM マネージャー、サーバー、データベース、およびデータ・ソース。
BigFix Inventory のレポートが使用権を反映し、特定の製品によるライセンス・メトリックの使用状況を適切に表示できるように、検出されたソフトウェアを分類できます。
を使用して、ご使用の環境でのセキュリティーの脅威を管理する方法について説明します。インストールされているコンポーネントのいずれかが、一般的な脆弱性と危険度 (CVE) の影響を受けやすいかどうかを確認できます。
チュートリアルは、 の使用方法を理解するのに役立ちます。これらは、幅広い目標に焦点を当てたモジュールで構成されています。モジュールは、特定の設定の構成方法をステップバイステップで示すタスクで構成されています。
様々なセキュリティー機能を構成して、BigFix Inventory 使用時にデータ・モデルに含まれるビジネス資産とリソースを適切に保護します。
トラブルシューティングは問題を解決するための系統的アプローチです。トラブルシューティングの目標は、何かが予期したとおりに働かない理由を判断し、問題を解決する方法を明白にすることです。
BigFix Inventory は、すべての仮想マシンの処理能力を計算するため、および仮想化階層を検出するために、固有の仮想マシン UUID (汎用固有 ID) 番号が必要です。UUID が重複するコンピューターがある場合は、「To Do」リストにメッセージが表示されます。インポート・ログにも、UUID の重複に関する警告が表示されます。
BigFix Inventory スキャンはバックグラウンドで実行されます。「ソフトウェア・スキャンの開始」や「共有ディスクでのソフトウェア・スキャンの開始」などの Fixlet は、スキャンをトリガーしてバックグラウンドで実行します。
バンドル・アシスタントは、バンドル・ルールに基づいて、ディスカバーされたソフトウェア・コンポーネントを製品に割り当てます。ルールは、コンポーネントが特定の製品に属している可能性を評価します。バンドル・アシスタンスでは、購入した製品だけでなく、ソフトウェア・カタログ内で使用可能なすべての製品が考慮されるため、コンポーネントが、ユーザーが所有していない製品に割り当てられることがあります結果として、所有している製品がレポートに表示されず、代わりに他の製品が表示されてしまいます。この問題を解決するには、ディスカバーされたコンポーネントを正しい製品に再割り当てします。
アップグレード後や、アンインストール時にソフトウェア・シグニチャーがコンピューターから削除されなかった場合に、ソフトウェアの旧バージョンがディスカバーされることがあります。誤検出ディスカバリーは、エンドポイント上に保管されているソフトウェア・ディレクトリーやインストール・メディアのバックアップが別個のソフトウェア・インスタンスとしてレポートされることでも引き起こされることがあります。
ソフトウェアがインストールされているコンピューターにシグニチャーもソフトウェア ID タグも存在しないために、インストールされているソフトウェアがディスカバーされないことがあります。
スキャン結果が特定のコンピューターからアップロードされていない問題が発生した場合、またはそのコンピューターからすべてのログを収集する必要がある場合は、「 コンピューター・サポート・データ 」パネルを使用します。このパネルは BigFix Inventory で使用可能であり、BigFix コンソールを使用する必要がないトラブルシューティング・アクションを実行するために使用されます。
ご使用の BigFix 環境で災害復旧を実行するには、BigFix Inventory データベースおよび BigFix プラットフォーム・サーバーを定期的にバックアップする必要があります。
適用状態ウィジェットは、適用状態の条件を 1 つ以上満たさないコンピューターの状況を提供します。適用状態の問題を解決するには、該当する問題に対して適切な手順を実施します。BigFix コンソールには、適用状態の問題の一部を解決するために実行できる Fixlet が用意されています。Fixlet を使用して解決できない問題は、手動で解決する必要があります。
カタログの問題は、新規カタログをダウンロードできないことや、新規カタログを BigFix Inventory にアップロードできないことに関連しています。
データのインポートの問題は、データのインポートが失敗した状況、または、レポートに表示されているデータが、インポートが失敗した結果として不整合になっている状況に関連しています。
データベースの問題は、DB2 および MS SQL Server への接続、およびこれらのデータベースからの情報の取得に関する問題に関連しています。
BigFix Inventory のインストール、構成、アップグレードに関連する、よくある問題を解決します。
仮想マシン・マネージャーおよびハードウェア・インベントリーの操作中に発生した問題の解決策を見つけます。
ソフトウェア・スキャンの最も一般的な問題は、ソフトウェア・スキャンの状態ウィジェットで報告されます。ウィジェットで報告された問題を解決する方法、およびその他のスキャン関連の問題の解決策については、このトピックを参照してください。
BigFix Inventory でのセキュリティーの問題としては、アプリケーションへのログインに関する問題や、資格情報や環境のセキュリティーに関連する問題などがあります。ただし、これらの問題は容易に解決できます。
BigFix Inventory でのサーバーの動作に関する問題としては、アプリケーションおよびその機能を使用するときに発生する可能性のある一般的な問題があります。ただし、これらの問題は容易に解決できます。
BigFix Inventory でのユーザー・インターフェースの問題のほとんどは、アプリケーションに表示される誤った情報か、英語版以外のソフトウェアで発生するエラーに関連するものです。ただし、これらの問題は容易に解決できます。
問題のトラブルシューティングを行うには、ログを検索し、戻りコードを解釈します。
BigFix Inventory のインフラストラクチャーを計画し、 最適なパフォーマンスを実現するためにアプリケーション・サーバーを構成する方法について説明します。以下のガイドラインは、ビッグ・データ環境にも、低パフォーマンス・ハードウェア上で実行されている小規模な環境にも当てはまります。
外部システム統合は、BigFix Inventory の主要な機能の一つです。統合のためのビジネス・ロジックが使用可能であり、共通の統合ポイント用のインターフェースが提供されています。