サーバーのインストールおよびアンインストールにおける戻りコード

サーバーのインストールまたはアンインストールが失敗した場合、戻りコードを確認して、問題の理由および考えられる解決策を調べます。

1. サーバーのインストールおよびアンインストールにおける戻りコード
戻りコード 考えられる原因と解決策
0 サーバーは正常にインストールされました。
5 予期しないエラーが発生しました。
6 予期しない例外が発生しました。
7 内部エラーが発生しました。インストーラーが、プリインストール段階に収集または生成された情報を含むファイルを保存できませんでした。
8 インストールはキャンセルされました。
9 ポストインストール手順が終了前に強制終了されました。インストールの再開で問題が発生する可能性があります。
11 通信ポートの妥当性検査が失敗しました。複数のパラメーターに対して同じポートが指定されているか、指定されたポートが使用中です。一時的に使用されていても後で使用可能になるポートを指定するには、RSP_DISABLE_COMMUNICATION_WARNINGS パラメーターを true に設定します。詳しくは、こちらを参照してください:サーバー・インストール応答ファイル
13 ご使用条件、またはファイル・パスの確認に失敗しました。ご使用条件に同意しなかったか、インストール応答ファイルへのパスが絶対パスではないか、コマンドが長すぎます。ご使用条件に同意するには、RSP_LICENSE_ACCEPTED パラメーターを true に設定します。

問題が解決しない場合は、応答ファイルの絶対パスを指定したことを確認するか、コマンドを短くするためにファイルを別のディレクトリー (/root/BFIC:\BFI など) に移動します。

14 インストールのための十分なスペースがありません。インストールを続行するために必要な空きディスク・スペースの量を確認するには、以下のインストール・ログを参照してください。installation_dir/BFI_9.2_timestamp_logs.tar.gz
18 インストール・パスの妥当性検査が失敗しました。指定されたパスが正しくないか、インストール・ディレクトリーが読み取り専用です。
20 不明の応答ファイル・パラメーターが指定されました。パラメーターをインストール応答ファイルから除去してください。
21 応答ファイルが見つかりません。ファイルが空であるか、ファイルに UNIX ではなく Windows の行が含まれています。
23 コマンド行インターフェース、または BigFix Inventory インストール・パスからの別のアプリケーションがまだ実行中です。プロセスを手動で終了するか、RSP_AUTO_CLOSE_PROCESSES パラメーターを true に設定してください。
26 内部エラーが発生しました。ログ・ディレクトリーの作成が失敗しました。
27 インストール済みの製品などの環境を認識できませんでした。
28 アップグレードのシナリオはサポートされていません。
29 既にインストールされている BigFix Inventory の一部分が破損しています。
30 アンインストール・ウィザードは、レジストリーで製品情報を検出できませんでした。BigFix Inventory は既にアンインストールされました。
31 ホスト名が取得されませんでした。ホスト名を確認するには、コマンド行インターフェースで次のコマンドを入力します。
nslookup host_name
32 setup.ini ファイルの読み取り中に例外が検出されました。
33 インストール・パスにログ・ディレクトリーを作成しようとしましたが、BFI9.2 というファイルが既に存在するために失敗しました。インストールを続行するには、このファイルを削除します。
34 ログ・ディレクトリーは読み取り専用です。
35 システム TEMP 環境変数が、有効なディレクトリーを指していません。
36 コンソール・モードでのインストールはサポートされていません。対話モードまたはサイレント・モードを使用してください。
37 インストール・イメージから必要なリソースを抽出できませんでした。
38 インストール・イメージ内で必要なリソースが見つかりませんでした。
41 ポストインストールが失敗しました。
42 このインストーラーの別のインスタンスが既に実行中です。
46 ポストインストールが中断されました。
50 失敗したインストールのサイレント・モードでの再開はサポートされていません。
55 インフラストラクチャーのすべてのエレメントが既にインストールされています。
59 内部エラーが発生しました。IBM® サポートに連絡してください。
74 前回のインストールまたはアップグレードが正常に完了していません。
208 tmp ディレクトリー上の NOEXEC が原因で、インストールを終了できませんでした。すべてのインストール・ステップが完了している場合、これ以上のアクションは不要です。そうでない場合、NOEXECtmp ディレクトリーから削除するか、または以下の環境変数に新規の tmp ディレクトリーを指定します。IATEMPDIR. 例えば、mkdir /root/Install_tmp; export IATEMPDIR=/root/Install_tmp です。次に、インストールを繰り返します。
214 アンインストール・プロセスは X サーバーに接続できませんでした。DISPLAY 変数が正しく設定されていて、動作中の X サーバーを指していることを確認します。