ソフトウェア・スキャンの中断
BigFix Inventory スキャンはバックグラウンドで実行されます。「ソフトウェア・スキャンの開始」や「共有ディスクでのソフトウェア・スキャンの開始」などの Fixlet は、スキャンをトリガーしてバックグラウンドで実行します。
バージョン 10.0.6 では、次の実行中のプロセスを強制終了するための 「114 BigFix Inventory ソフトウェア・スキャンの中断」Fixlet がトラブルシューティング・カテゴリーに用意されています。
- wscansw、wscanfs
- runcit_sw.bat/sh
- start_scan.sh (共有ディスク・スキャン)
Fixlet の実行後、カタログ、ファイル、ISO タグ、および SLM タグのソフトウェア・スキャン・ステータスが 2:中断に設定されます。各実行は LMT/CIT/end_scanner.log で追跡されます。
進行中のスキャンを中断する手順
- 「ソフトウェア・スキャンの開始」および 「共有ディスクでのソフトウェア・スキャンの開始」のインスタンスを停止します。
- 対象に含まれるマシンの「114 BigFix インベントリー・ソフトウェア・スキャンの中断」Fixlet を対象に指定します。
- 任意の操作時間の範囲を設定します。UTC 時刻を使用します。設定する時刻が将来の時刻であることを確認します。
- アクションの開始 BigFix クライアントは、評価サイクルなど複数の要因に依存します。そのため、アクションをすぐに終了しないでください。
- アクションは、プロセス wscansw/wscanfs/runcit_sw/start_scan.sh が見つかった場合にのみ関連します。
- 関連度を完全に削除し、アクションを実行することが可能です。