データベース作成ログと戻りコード

ログ・ファイルは、BigFix Inventory の初期構成中におけるデータベースの作成時に自動的に生成されます。ログ・ファイルには、データベースの作成または検証が失敗した理由を確認するのに役立つ戻りコードが含まれます。このファイルは /tmp ディレクトリー内にあり、タイム・スタンプのサフィックスが付加されます。例えば、次のようになります。/tmp/createdb_20131018-131841.

Linux アイコン ログ・ファイルが作成されるのは、Linux 上に BigFix Inventory をインストールし、DB2® サーバーを使用する場合のみです。

戻りコード

戻りコードを確認して、データベースの作成で問題が発生した原因を突き止めます。

1. データベース作成スクリプトの戻りコード

表は、2 つの列と 9 つの行から成ります。

戻りコード 説明および考えられる解決策
0 データベースが正常に作成されました。
1 ヘルプ・メッセージが表示されるか、構文が間違っています。
100 データベース作成中に 1 つ以上のエラーが発生しました。データベース作成エラーです。データベース作成ログ: 作成ログ /tmp/createdb_latest_timestamp を確認します。
101 データベースは既に作成されています。
102 データベース検証中に 1 つ以上のエラーが発生しました。スクリプトからの DB2® コマンドの実行に何らかの問題があります。スクリプトを実行するには、DB2® 環境が正しく初期化されている必要があります。
103 DB2® のバージョンを db2level コマンドで正しく読み取ることができませんでした。db2level コマンドから予期しない形式の DB2® バージョン・ストリングが返されました。
104 データベースのバージョンがサポートされていません。®バージョンを確認するには、db2level コマンドと db2licm -l コマンドを SYSADM ユーザーとして実行します。
105 サポートされないエディションのデータベースがシステムに見つかりました。バージョンを確認するには、db2level コマンドと db2licm -l コマンドを SYSADM ユーザーとして実行します。
127 db2 コマンドを実行できません。DB2® インスタンスが正しく構成されていません。スクリプトを実行するユーザーには SYSADM 権限が必要です。DB2® インスタンス所有者としてスクリプトを実行してみてください。