接続切断スキャンのインストール・ファイルの準備

9.2.7 から利用可能。接続切断データ・ソースを追加した後、インストール・パッケージを準備して、接続切断システムに配布します。パッケージには、スキャンを開始するために使用される、スキャナー、ソフトウェア・カタログおよび構成ファイルが含まれている必要があります。カタログは、BigFix Inventory サーバーからダウンロードできます。

このタスクについて

いくつかの簡単な手順で接続切断スキャンのインストール・ファイルを準備します。まず、接続切断スキャナー・パッケージを入手し、ソフトウェア・カタログをそのパッケージに含めます。必要に応じて、setup_config.ini ファイルに変更を加え、オプションの最適化を実行してスキャンを構成します。次に、接続切断スキャナー・パッケージをエンドポイントにアップロードします。

手順

  1. 接続切断スキャナー・パッケージを入手するには、一覧のいずれかのパスに従います。
    • BigFix コンソールに移動し、 切断されたスキャナー・パッケージのダウンロード (バージョン) Fixlet を実行して、接続切断スキャナー・パッケージをダウンロードします。

    • 接続切断スキャナー・パッケージの名前は、特定の命名規則に従います。BFI-DisconnectedScanner-<platform>-<version>-<timestamp>.

  2. ソフトウェア・カタログをダウンロードします。
    1. BigFix Inventory にログインし、「管理」 > 「データ・ソース」に移動します。
    2. 接続切断データ・ソースを選択します。
    3. 該当するプラットフォームのカタログをダウンロードします。
  3. 接続切断スキャナー・ディレクトリーの内容を準備します。
    1. エンドポイントへのスキャナーの転送元にするコンピューターで接続切断スキャナー・パッケージを解凍します。
    2. 解凍したパッケージの config ディレクトリーを開きます。
    3. カタログ・ファイル CIT_catalog_PLATFORM.xmlconfig ディレクトリーに格納します。
  4. オプション スキャナーのオプションの構成と最適化を実行します。

    接続接続スキャン設定は、主に解凍されたパッケージの config ディレクトリーにある setup_config.ini ファイルを編集することによって構成できます。接続切断スキャナーをアップグレードすると、setup_config.ini ファイルが上書きされ、スケジュールされたスキャンと出力ディレクトリーを再度構成する必要があります。

    1. 9.2.17 通常のソフトウェアまたはハードウェアのスキャンをスケジュールするには、解凍されたパッケージの config ディレクトリーにある setup_config.ini ファイルを編集します。
      • 通常のソフトウェア・スキャンのスケジュール設定では、次のパラメーターを構成します。
        • SW_SCAN_SCHEDULE_ENABLED パラメーターは、エンドポイントでの通常のソフトウェア・スキャンを有効にします。通常のソフトウェア・スキャンをスケジュールするには、パラメーターを TRUE に設定します。
        • SW_SCAN_FREQUENCY パラメーターを使用すると、ソフトウェア・スキャンの頻度を設定できます。このパラメーターを WEEKLY または DAILY に設定します。最初のソフトウェア・スキャンは、スキャナーをインストールした後に開始されます。詳しくは、こちらを参照してください:スキャナーのインストールおよび初期データの収集。後続のスキャンは、選択した頻度でその時間に実行されます。
      • 10.0.0 Linux キャパシティー・スキャンは定期的に実行されます。ただし、キャパシティー・データを 1 回だけ収集する場合は、HW_SCAN_SCHEDULE_ENABLED パラメーターを FALSE に設定します。
      より高度な構成では、Unix の cron の設定、または Windows のタスク・スケジューラーの設定を編集できます。
    2. 9.2.17 接続切断スキャナーの出力ディレクトリーを設定するには、解凍されたパッケージの config ディレクトリーにある setup_config.ini ファイル内の PACKAGE_OUTPUT_DIR パラメーターを編集します。
      • PACKAGE_OUTPUT_DIR パラメーターを使用すると、スキャン結果が格納されるパスを設定できます。相対パスまたは絶対パスを指定します。相対パスのベースは、接続切断スキャナーのインストール・ディレクトリーです。デフォルト・パスは ./output です。
    3. さらに変更が必要な場合は、構成ファイルを環境内のエンドポイントに配布する前に、構成ファイルをカスタマイズします。そうすると、各エンドポイントを個別に構成する必要がなくなります。デフォルト構成を変更できます (例えば、プロセッサー使用率を制限したり、スキャンから除外する必要があるディレクトリーを指定したりします)。詳しくは、こちらを参照してください:接続切断スキャナーによるディスカバリーのトラブルシューティング
      注: Solaris fs_config.xml ファイルの FileMask パラメーターに、収集されるファイル拡張子のリストが入っています。必要に応じて、不要な拡張子をファイルで削除して、このリストを絞り込むことができます。他のサポートされるシステムの場合、拡張子のリストは、ソフトウェア・カタログに基づいて自動的に構成されます。
  5. 接続切断スキャナー・パッケージのコンテンツ全てをエンドポイントにアップロードします。ファイル名は変更しないでください。
    注: エンドポイントにスキャナーをインストールした後には、スキャナーのインストール・パスを変更することはできません。インストール・パスは、インストール・ファイルをアップロードした場所です。インストール・パスを変更するには、構成ファイル、スキャン結果、およびログをバックアップします。次に、スキャナーをアンインストールし、ファイルを別のディレクトリーに移動してから、新しい場所にスキャナーをインストールします。
    制約事項:

    Linux HP-UX インストール・パスには、空白文字が含まれていてはなりません。

    Solaris インストール・パスは短い必要があり、特殊文字やスペースが含まれていてはなりません。

    Windows インストール・ファイルがコピーされるディレクトリーの名前には、特殊文字および国別文字は使用できません。スペースは使用できます。パス全体で合計 99 文字を超えてはなりません。

次のタスク

スキャナーをインストールし、初期データを収集します。