スキャン対象からのディレクトリーの除外
ディレクトリーが大規模で、ソフトウェア・インベントリーにとって重要な情報が含まれていない場合には、これらのディレクトリーをスキャンから除外することが有益です。これらのディレクトリーを除外すると、スキャン・プロセスにかかる時間を短縮できます。デフォルトでは、一部のディレクトリーがソフトウェア・スキャンの対象から除外されます。データの正確性を確保するために、これらを除外する必要があります。他のディレクトリーをリストに追加したり、リストから削除したりするには、BigFix コンソールでタスクを使用します。また、特定のエンドポイントのスキャナー・ファイルにディレクトリーを手動で追加することもできます。
ヒント: ソフトウェア・スキャンが各コンピューターで継続している期間を確認します。スキャンに長時間かかっている場合、当該コンピューターの一部のディレクトリーをスキャンから除外できることを示していることがあります。例えば、IBM ソフトウェアには関連しないソフトウェア・インストール・イメージや他のファイル・リポジトリーが含まれていることが原因の場合があります。
スキャンの長さを確認するには、「ソフトウェア・スキャンのステータス」分析をアクティブ化し、「総時間」列を確認します。
デフォルトで除外されるディレクトリー
デフォルトでは、以下のディレクトリーがソフトウェア・スキャンの対象から除外されます。これらのディレクトリーをリストから削除しないでください。削除すると、BigFix Inventory で結果がテストされなかったり、サポートされない結果が発生する場合があります。
- AIX
-
/proc */tmp */eznim */unicore/lib/* */perl/lib/* */perl5/* /usr/src/kernels/*
注: スキャナー・バージョン 2.8.0.5000 以降では、/usr/lpp ディレクトリーは、ソフトウェア・スキャンから除外されなくなっています。これにより、BigFix Inventory でディスカバーされるソフトウェア・コンポーネントの数が増える可能性があります。 - Solaris
-
/proc */tmp */eznim */unicore/lib/* */perl/lib/* */perl5/* /usr/src/kernels/* /var/spool/pkg
- UNIX
-
/proc */tmp */eznim */unicore/lib/* */perl/lib/* */perl5/* /usr/src/kernels/*
- Windows
-
?:/System Volume Information ?:/$Recycle.Bin ?:/RECYCLER ?:/$WINDOWS.~BT/ ?:/Windows/servicing/ %CSIDL_WINDOWS%/System32 %CSIDL_WINDOWS%/SysWOW64 %CSIDL_WINDOWS%/winsxs %CSIDL_WINDOWS%/ServicePackFiles %CSIDL_WINDOWS%/installer %CSIDL_WINDOWS%/$NtUninstall %CSIDL_WINDOWS%/$NtServicePackUninstall*$ %CSIDL_WINDOWS%/$hf_mig$ %CSIDL_WINDOWS%/servicing */Windows.old/ */tmp */temp */cache/out-of-date */Temporary Internet Files ?:/ProgramData/Docker/windowsfilter/ ?:/ProgramData/Package Cache %CSIDL_WINDOWS%/SoftwareDistribution