データのスキャンとアップロードの頻度

デフォルトでは、ソフトウェアとキャパシティーのスキャンは、監査要件に合致する頻度でスケジュールされています。デフォルトの頻度を変更する場合は、新しい設定が最小要件とすべての考慮事項を満たしていることを確認してください。

スキャンの頻度

1. スキャンの頻度
スキャンのタイプ デフォルトの頻度 最小頻度 コメント
キャパシティー・スキャン 30 分ごと 30 分ごと

サブキャパシティー・レポートの場合、各プログラムのプロセッサー・コアの最大キャパシティーを同時にカウントするために、vCPU の構成をキャプチャーする必要があります。vCPU 構成の動的な変更が確実にキャプチャーされるようにするには、キャパシティー・スキャンを 30 分ごとに実行する必要があります。サブキャパシティー・レポート以外の目的で BigFix Inventory を使用する場合にのみ、スキャンの頻度を変更できます。

スキャンのスケジューリングについては、以下を参照してください。すべてのコンピューターでのキャパシティー・スキャンの開始

ソフトウェア・スキャン 週ごと 1 カ月ごと ソフトウェア・スキャンの頻度は、ご使用の環境でソフトウェア・インベントリが変化する動態に合わせて調整することができます。スキャンのスケジューリングについては、以下を参照してください。ソフトウェア・スキャンの開始
VM マネージャーのスキャン 30 分ごと 30 分ごと

サブキャパシティー・レポートの場合、VM のモビリティーをキャプチャーする必要があります。確実にキャプチャーされるようにするには、VM マネージャーからデータを 30 分ごとに収集する必要があります。サブキャパシティー・レポート以外の目的で BigFix Inventory を使用する場合にのみ、データの収集頻度を変更できます。

スキャンのスケジューリングについては、以下を参照してください。VMware、Hyper-V、KVM with RHV-M、Xen Server、Citrix Hypervisor および Nutanix の VM マネージャーの追加

共有ディスクのスキャン 週ごと 1 カ月ごと スキャンのスケジューリングについては、以下を参照してください。共有ディスク上のソフトウェアの検出
切断されたキャパシティー・スキャン 30 分ごと 30 分ごと

サブキャパシティー・レポートの場合、各プログラムのプロセッサー・コアの最大キャパシティーを同時にカウントするために、vCPU の構成をキャプチャーする必要があります。vCPU 構成の動的な変更が確実にキャプチャーされるようにするには、キャパシティー・スキャンを 30 分ごとに実行する必要があります。サブキャパシティー・レポート以外の目的で BigFix Inventory を使用する場合にのみ、スキャンの頻度を変更できます。

スキャンは、切断されたスキャナーをインストールした後に自動的に実行され、スケジュールされます。詳しくは、下記を参照してください。
切断されたソフトウェア・スキャン オンデマンド 1 カ月ごと

ソフトウェア・スキャンの頻度は、ご使用の環境でソフトウェア・インベントリが変化する動態に合わせて調整することができます。

スキャンのスケジューリングについては、以下を参照してください。
詳細なハードウェア・スキャン オンデマンド

このタイプのスキャンは、監査には必要ありません。詳細なハードウェア・インベントリーを収集するには、このスキャンを週に 1 回以下の頻度で実行するだけで十分です。

スキャンのスケジューリングについては、以下を参照してください。詳細なハードウェア・スキャン

スキャン結果のアップロード頻度

スキャンしたコンピューターから BigFix サーバーへのデータのアップロードは、スキャンのタイプに固有の頻度に従って実行されます。データは、インポート時に BigFix サーバーから BigFix Inventory サーバーにアップロードされます。切断されたスキャンの場合、データは BigFix Inventory サーバーに直接アップロードされます。BigFix サーバーには保存されません。

2. スキャン結果のアップロード頻度

複合表の要約

アップロードされた結果のタイプ デフォルトの頻度 コメント
キャパシティー・スキャン 前のスキャンの結果と比較して結果が変化したとき。 キャパシティー・スキャンをスケジュールすると、キャパシティー・スキャンの結果のアップロードが自動的にスケジュールされます。
ソフトウェア・スキャン 前のスキャンの結果と比較して結果が変化したとき。 アップロードのスケジュールについては、次を参照してください。ソフトウェア・スキャン結果のアップロード
VM マネージャー・データ 12 時間ごと VM マネージャーへの接続を設定すると、VM マネージャーからの結果のアップロードが自動的にスケジュールされます。
切断されたキャパシティー・スキャン オンデマンド

切断されたキャパシティー・スキャンとソフトウェア・スキャンの結果は、BigFix Inventory サーバーに直接インポートされます。ソフトウェア・スキャンの新しい結果は、使用可能になったらすぐにインポートする必要があります。

詳しくは、下記を参照してください。
切断されたソフトウェア・スキャン オンデマンド
詳細なハードウェア・スキャン 1 日に 1 回

詳細なハードウェア・スキャンの結果は、ハードウェア詳細情報の分析によって毎日収集されます。

詳しくは、下記を参照してください。詳細なハードウェア・スキャン