Linux on z Systems 用のキャパシティー構成の作成

Linux on z Systems にインストールされている製品のサブキャパシティー値を適切に計算するには、そのようなコンピューターに合ったキャパシティー構成を作成します。最初に、手動で入力したキャパシティー値を含むファイルを作成してターゲット・コンピューターに格納する Fixlet を実行します。その後、ソフトウェアとキャパシティーの定期的なスキャンを実行して、インストールされているソフトウェアを検出し、そのライセンス・メトリック使用状況を計算します。

始める前に

注: 自動キャパシティー構成は、Linux on z/KVM、および Store Hypervisor Information (STHYI) 命令をサポートする z/VM 6.3 以降が使用されている、モデル E64 (タイプ 2097) 以降の System z10 メインフレームでサポートされます。自動キャパシティー構成がサポートされている場合、キャパシティー値を計算するための手動でのアクションの実行は不要です。

このタスクについて

「Linux on z Systems 用キャパシティー構成の作成」Fixlet は、手動での構成が必要なすべてのコンピューターに関連します。この Fixlet は、自動キャパシティー構成がサポートされるコンピューターには関連しません。Fixlet が関連しない場合、キャパシティー値を計算するための手動でのアクションの実行は不要です。

手順

  1. BigFix コンソールにログインします。
  2. ナビゲーション・ツリーで、「サイト」 > 「外部サイト」 > BigFix Inventory v10 > 「Fixlets とタスク」をクリックします。
  3. 「Linux on z Systems 用キャパシティー構成の作成」を選択して、以下の値を指定します。
    • マシン・タイプ
    • プロセッサー・タイプ
    • 共有プールのキャパシティー
    • システムのアクティブ・プロセッサー
  4. 「アクションの実行」をクリックして、タスクを実行します。
  5. キャパシティー構成を作成する対象のコンピューターを選択し、「OK」をクリックします。
    Fixlet が関連するのは、手動構成の作成が必要なコンピューターのみです。

タスクの結果

サブキャパシティー値の計算に使用されるキャパシティー構成を作成しました。キャパシティー構成を編集または削除する場合は、「Linux on z Systems 用キャパシティー構成の編集」タスクまたは「Linux on z Systems 用キャパシティー構成の削除」タスクを使用します。

次のタスク

コンピューターにインストールされているソフトウェアを検出し、そのライセンス・メトリック使用状況を計算するには、ソフトウェアとキャパシティーの定期的なスキャンをスケジュールします。詳しくは、下記を参照してください。ソフトウェア・スキャンの開始、と すべてのコンピューターでのキャパシティー・スキャンの開始