データのインポートのスケジュール

BigFix クライアントは、ファイル・システムまたはデータベースに保管する BigFix サーバーにデータを報告します。BigFix Inventory サーバーは BigFix サーバーとそのデータベースに接続し、保管されたデータをダウンロードして処理します。このプロセスは、インポートまたは抽出、変換、ロード (ETL) と呼ばれます。デフォルトで、インポートは、1 日 1 回深夜に実行されます。インポートは、データのサイズと仕様を考慮して、ご使用の環境に最適な期間、スケジュールすることができます。

始める前に

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このタスクについて

データのインポートは、抽出、変換、ロード (ETL) プロセスです。
  • 「抽出」段階では、BigFix サーバーからデータが抽出されます。データには、インフラストラクチャー、インストールされたエージェント、および検出されたソフトウェアに関する情報が含まれます。また ETL は、新しいソフトウェア・カタログが使用可能かどうかを検査したり、エンドポイントに存在するソフトウェア・スキャンおよびファイルに関する情報を収集したりします。また、VM マネージャーからデータを収集します。
  • 「変換」段階では、抽出されたデータは、BigFix Inventory データベースにロードできる単一フォーマットに変換されます。この段階では、スキャン・データとソフトウェア・カタログの突き合わせ、プロセッサー・バリュー・ユニット (PVU) の計算、キャパシティー・スキャンの処理、および XML ファイルに格納される情報の変換なども行われます。
  • 「ロード」段階では、抽出および変換されたデータは BigFix Inventory データベースにロードされ、BigFix Inventory によって使用可能になります。

手順

  1. ナビゲーション・バーで、「管理」 > 「データのインポート」をクリックします。
  2. 定期的なインポートをスケジュールするには、「有効」を選択し、日次インポートの回数とその時間を指定して、「保存」をクリックします。「インポート設定」パネル

タスクの結果

データ・インポートとその状況に関する情報が、インポート履歴に表示されます。イメージには、データの標準インポート用の「インポート履歴」セクションが示されています
注: データのインポート中にエラーが発生する可能性があります。数秒待つか、ページを最新表示して、アプリケーションを前の状態に戻します。
アプリケーションにアクセスできません。(503) インポートが終了します。ページを最新表示して新しいデータを表示してください。

次のタスク

完全なデータ・インポートを待たずに、ソフトウェア・インベントリーへの最近の変更を迅速に検出する場合は、未加工のデータのインポートをスケジュールすることができます。このようなインポートはより高速で実行されますが、インポートされたデータはユーザー・インターフェースに表示されません。これは REST API を使用することによってのみ取得できます。詳しくは、こちらを参照してください:未加工のスキャン・データのインポート

9.2.11 データのインポートが失敗した場合は、一部インポートを有効にすることができます。詳しくは、こちらを参照してください:一部インポートの有効化