ターゲット・ディスクのワイプ
特定の企業方針や業界規則に準拠するために、選択したベア・メタル・ターゲット上のディスクを永久にワイプすることができます。
ベア・メタル・エクステンダー・プラグインを通じて BigFix サーバーに登録された、PXE ブート済みのベア・メタル・ターゲットで、ディスクのワイプを安全に実行するには、「ベア・メタル・ターゲットのディスクのワイプ」タスク (ID 300) を実行します。このタスクは、ターゲット・システム上のディスクの内容を破棄します。破棄の方式は 5 種類から選択できます。これらの方式は、マスター・ブート・レコードとディスク・パーティションのワイプ・レベルの違いで区別されています。「任意の上書き」方式を選択する場合は、ターゲット・ディスクで実行する上書きの回数 (パスの回数) も指定できます。
ディスクのワイプ操作には WinPE が必要です。WinPE は、ベア・メタル・サーバー上の使用可能なバージョンのリストから選択できます。使用可能な WinPE バージョンを表示するには、1 つ以上の MDT バンドルを BigFix サーバーにあらかじめアップロードしておく必要があります。
選択を完了したら、「アクションの実行」をクリックして、このタスクの対象となるターゲットを選択します。アクションが完了すると、ディスクのワイプ操作が、ベア・メタル・サーバー上での実行対象としてキューに入れられます。選択したターゲット上でのディスク・ワイプ操作の結果を確認するには、「デプロイメント・アクティビティー」ダッシュボードを確認します。
注: 選択した WinPE に一部のドライバーが含まれていない場合は、ディスクのワイプ操作が失敗することがあります。この場合は、操作が失敗する前に、欠落しているドライバーの挿入が試行され、ターゲットが何度かリブートされることがあります。