隔離されたネットワークでの OS Deployment のセットアップ

隔離されたネットワークで「OS Deployment およびベア・メタル・イメージ」サイトを構成できます。

隔離された環境で「OS Deployment およびベア・メタル・イメージ」サイトを設定するには、BigFix コンソールがインストールされているマシンおよび BigFix サーバー上で、特定のファイルを手動でダウンロードし、キャッシュに格納する必要があります。環境を設定するには、以下の手順を実行してください。

1. 「OS Deployment およびベア・メタル・イメージ」サイトのコンテンツの取得

エアー・ギャップ・ツールを使用して、「OS Deployment およびベア・メタル・イメージ」外部サイトのコンテンツをインターネット接続マシンからダウンロードする必要があります。このユーティリティーでは外部サイトのマストヘッド・ファイルが必要であり、BigFix サーバー上でこのユーティリティーを実行することはできません。

2. 「OS Deployment およびベア・メタル・イメージ」サイトのダウンロードの事前キャッシュ

OS Deployment サイトのファイルを事前キャッシュするには、「OS Deployment およびベア・メタル・イメージ」サイトのマストヘッド・ファイルを取得し、事前キャッシュされた SHA1 ファイル用のキャッシュ・フォルダーをインターネット接続マシン上に作成する必要があります。以下のリンク「ユーティリティー」の「Wiki ユーティリティー」ページで入手可能な BES Download Cacher ユーティリティーをダウンロードして実行します。このユーティリティーにより、指定したキャッシュ・フォルダーにファイルがコピーされます。その後、Endpoint Manager サーバー上の SHA1 ダウンロード・キャッシュにこれらのファイルを転送する必要があります。ダウンロード・キャッシュのデフォルトの場所は、以下のとおりです。...\Program files (x86)\BigFix Enterprise\BES Server\wwwrootbes\bfmirror\downloads\sha1.

3. BigFix server での追加ファイルの事前キャッシュ:

サーバー上で追加のファイルを事前キャッシュする必要があります。以下のファイルを BigFix サーバー上の SHA1 ダウンロード・キャッシュにダウンロードしてください。

ダウンロード・キャッシュのデフォルトの場所は、以下のとおりです。 ...\Program files (x86)\BigFix Enterprise\BES Server\wwwrootbes\bfmirror\downloads\sha1

「ベア・メタル・サーバー・マネージャー」ダッシュボードの該当するボタンを使用して、ネットワークから最新バージョンのベア・メタル OS Deployment サーバーをインストールする場合は、以下も事前キャッシュする必要があります。 ダウンロードした各ファイルは、SHA1 フォルダーにコピーする前に、それぞれの SHA1 を使用して名前変更する必要があります。

Linux システムをプロビジョンして BigFix クライアントをインストールする場合、選択したクライアント・インストール・パッケージを事前キャッシュする必要もあります。

「セットアップ」タイプのイメージを使用して Windows システムのベア・メタル・プロビジョニングを実行し、BigFix クライアントをインストールする場合、選択したクライアント・インストール・パッケージを事前キャッシュする必要があります。例えば、サポート対象のいずれかの Windows バージョンのプロビジョニング時に、クライアント・バージョン 9.1.1229.0 をインストールするよう選択した場合、以下のパッケージを事前キャッシュする必要があります。
<IEMOSAgentImage>
  <CompatibleOS name="MicrosoftWindows" version="5.1" /> 
  <CompatibleOS name="MicrosoftWindows" version="5.2" /> 
  <CompatibleOS name="MicrosoftWindows" version="6.0" /> 
  <CompatibleOS name="MicrosoftWindows" version="6.1" /> 
  <CompatibleOS name="MicrosoftWindows" version="6.2" /> 
  <CompatibleOS name="MicrosoftWindows" version="6.3" /> 
  <ImageName>BigFix-BES-Client-9.1.1229.0.exe</ImageName> 
  <ImageSha>ac13e360e122d2079f88628dfa6e89af71c29b599aa45917514938376809e884</ImageSha>
        <ImageSize>12136344</ImageSize> 
        <ImageURL>http://software.bigfix.com/download/bes/91/
           BigFix-BES-Client-9.1.1229.0.exe</ImageURL> 
 </IEMOSAgentImage> 

詳しくは、このリンクのイメージ・カタログ・ファイルを参照してください。TEMImageCatalog.xml

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注: これらの各ファイルの sha1 を探すには、関連度デバッガー (QnA デバッガー) で以下の関連度式を使用します。
(name of it, sha1 of it) of files of folder "c:\AirgapOSD" 
c:\AirgapOSD は、ファイルがダウンロードされた、インターネットに接続済みのマシン上のフォルダーです。