キャパシティー・スキャンの実行

9.2.5 から利用可能。キャパシティー・スキャンでは、スキャナーはシステム・タイプと、物理プロセッサーについての詳細をレポートします。また、ゲスト・オペレーティング・システムおよび論理パーティションに関する情報も収集します (該当する場合)。このデータは、PVU および RVU MAPC 使用量を計算するために必要です。

注: This task is optional, because it can be completed by an automated script. Use it only for advanced scenarios.

このタスクについて

現在の結果を収集するために、キャパシティー・スキャンを 30 分ごとに実行する必要があります。

手順

  1. QSH で、次のコマンドを実行して、キャパシティー・スキャンを開始します。
    /qsys.lib/qtivcit.lib/wscanhw.pgm -nolock  -s -c tlm_hw_config.xml  -o tlm_hw_<DATE>_<SECONDS>.xml
    各部の意味は以下のとおりです。
    -s
    出力ファイルのシグニチャーを作成します。シグニチャーは、監査目的のために保管する必要があります。
    -c tlm_hw_config.xml
    CIT とともにダウンロードした tlm_hw_config.xml 構成ファイルのパス。
    -o tlm_hw_<DATE>_<SECONDS>.xml
    出力ファイル。
    DATE - YYYMMDDHHMM フォーマットの日付 (例えば、201511101248)。
    SECONDS - 1970 年 1 月 1 日から経過した秒数 (例えば、1447177713)。
    ヒント: Linux で date +%Y%m%d%H%M-%s コマンドを実行して、日付および秒数を取得できます。
  2. 出力ファイルを capacity.zip パッケージに圧縮します。パッケージには、複数の出力ファイルを含めることができます。
  3. capacity.zip パッケージを共通の /scans ディレクトリーにコピーします。このディレクトリーには、すべてのスキャン結果を保管します。