IBM i システムから BigFix Inventory へのスキャン結果のインポート

9.2.5 から利用可能。新規スキャン結果を BigFix Inventoryにインポートするには、データ・ソースとして追加した接続切断スキャン・ディレクトリーにパッケージをコピーします。

このタスクについて

  • スキャン結果のインポートの推奨頻度については、次を参照してください。データのスキャンとアップロードの頻度
  • 古い結果が含まれたパッケージをアップロードした場合、現在のパッケージが上書きされます。
  • ディスカバーされたソフトウェアは、パッケージのタイム・スタンプではなく、インポート時刻を使用してレポートされます。
  • エンドポイントごとにインポートするパッケージは 1 つのみにしてください。そうしないと、キャパシティー結果がスキップされることがあります。
  • 処理されたパッケージは、接続切断スキャン・ディレクトリーから削除されません。既にインポートされたものはスキップされます。

手順

  1. パッケージ出力ディレクトリーに移動します。デフォルト・ディレクトリーは /cit です。ソフトウェア・スキャンの実行後に ZIP パッケージが作成されたことを確認します。
    パッケージ名は次のパターンに基づきます。<YYYYMMDDHHMM>-<endpoint_ID>.zip (例えば、201510191213-6552CFF-5.zip)。このパッケージには、以下のファイルが含まれます。
    capacity.zip 
    catalog_scan.xml 
    computer.yml 
    isotag_scan.zip 
    package_scan.xml 
    source.zip
  2. BigFix Inventory でデータ・ソースとして追加した接続切断スキャン・ディレクトリーに ZIP パッケージをコピーします。
  3. ディスク・スペースを節約するために、IBM i エンドポイントから ZIP パッケージを削除します。
  4. インフラストラクチャー内のすべての IBM i エンドポイントについて、ステップ 1、2、および 3 を繰り返します。
  5. スケジュールされたインポートの実行を待つか、手動でインポートを実行します。
  6. オプション: BigFix Inventory がインストールされているコンピューターのディスク・スペースを節約する場合は、「サーバー詳細設定」パネルに移動し、delete_successfully_imported_scans パラメーターを有効にします。詳しくは、こちらを参照してください:サーバーの詳細設定

タスクの結果

データ・インポート時に、BigFix Inventory は、データ・ソースとして追加したディレクトリーを検査し、要件が満たされているスキャン・パッケージをインポートします。スキャン結果が処理され、ユーザー・インターフェースでレポートに表示されます。

処理されたパッケージのファイルは、installation_directory/wlp/usr/servers/server1/tmp/datasources/Datasource_ID ディレクトリーに保管されます。

次のタスク

処理されたパッケージは、データ・ソース構成で指定したディレクトリーに保管されます。パッケージは、自動的には削除されません。四半期ごとに 1 回、監査スナップショットを作成することをお勧めします。その後、パッケージを別のディレクトリー内にバックアップしてから、データ・ソース構成で指定したディレクトリーから、それらのパッケージを削除してください。