ステップ 2a: 最適化モード - リモート共有ディスクの自動スキャン

9.2.12 から使用可能です。 インフラストラクチャー内の共有ディスクにインストールされているソフトウェアを検出するには、共有ディスクの自動スキャンを有効にします。その結果、単一のコンピューターが特定の共有ディスクをスキャンして、インストールされたソフトウェアをディスカバーするように指定されます。このデータはその後、同じ共有ディスクがマウントされているすべてのコンピューターに自動的に取り込まれます。このモードは、単一の共有ディスクが多数のコンピューターにマウントされている場合に使用します。

始める前に

  • このスキャン方法は、単一の共有ディスクが多数のコンピューターにマウントされている環境で、共有ディスクが頻繁に使用される場合に推奨されます。これに関する情報については、以下を参照してください。共有ディスク上のソフトウェアの検出
  • この方法は、BigFix Inventory の複数のインスタンスが単一の BigFix サーバーをデータ・ソースとして使用する環境ではサポートされません。
  • An icon representing a user. You must be an Administrator to perform this task.
  • 「サーバー詳細設定」パネルで、パラメーター enable_automatic_task_deploymenttrue に設定されていることを確認します。これはデフォルト設定です。

手順

  1. インフラストラクチャー内に存在する共有ディスクを検出します。
  2. 共有ディスクの最適化されたスキャンを有効にします。
    1. BigFix Inventory にログインして、「管理」 > 「サーバー詳細設定」に移動します。
    2. Autoscan_shared_disks_enable パラメーターの値を true に変更します。
      注: このパラメーターを使用不可にした後で再度有効にしたい場合は、少なくとも 1 日待機する必要があります。または、BigFix コンソールにログインして、共有ディスクのスキャンを実行したすべてのコンピューターから LMT_Autoscan_Shared_Disks プロパティーを削除することもできます。
  3. スケジュールされたインポートの実行を待つか、手動でインポートを実行します。
    インポート時に、単一のコンピューターが特定の共有ディスクをスキャンするように指定されます。「最適化された共有ディスクのスキャンによるリソース・リストの更新」 というアクションが BigFix サーバーに作成されます。各アクションは、単一のコンピューターの指定を表します。さらに、ソフトウェア・スキャンは、指定されたすべてのコンピューターでトリガーされます。
    重要: これらのアクションは、スキャンを有効にした後の最初のインポート時にトリガーされるため、共有ディスクにインストールされているソフトウェアを検出するのに、数回連続でのインポートが必要になる場合があります。

次のタスク

共有ディスクでディスカバーされたソフトウェアを確認するには、「レポート」 > Software Classificationに移動します。「構成」にカーソルを合わせて、「ビューの設定」をクリックします。その後、以下のフィルターを追加します。From Software Templateequal toyes

「詳細」列のリンクをクリックすると、ソフトウェアがインストールされている共有ディスクを確認できます。