手動でのディレクトリーの除外
スキャナーをインストールした後に、ファイル・システムのロー・スキャンでスキャンの対象から除外するディレクトリーを指定することができます。
重要: スキャンから除外するディレクトリーの名前を指定するには、ASCII 文字を使用します。
このディレクトリーを指定するには、<BES Client>LMT/CIT ディレクトリーにある exclude_path.txt ファイルへのパスを追加します。パスごとに行を分けて追加する必要があります。ファイルの変更について詳しくは、次を参照してください。 追加ディレクトリーの除外
このファイルには、オペレーティング・システムに応じていくつかのエントリーが既に含まれています。ファイルの内容を削除できますが、削除するとスキャンからパスが除外されなくなります。一方、ファイル全体を削除すると、次回のソフトウェア・スキャンの前にデフォルトの内容でファイルが再作成されます。
特定のパスを除外しない限り、以下のすべてのドライブがスキャンの対象となります。
- すべてのローカル・ドライブとその他のドライブ (フロッピー・ディスク、CD-ROM、DVD など)。注: リモート・ドライブはスキャンされません。
- すべてのローカル・ドライブ。
以下の構文に従ってパスを指定します。
drive:path
重要: パス区切り文字を指定するときに、円記号 (\) でなく、スラッシュ (/) を使用する必要があります。例えば、C:/Program Files です。
- drive
- ドライブを指定します。アスタリスク (*) と疑問符 (?) がサポートされます。この変数は、UNIX ではオプションです。
- path
- パスを指定します。アスタリスク (*) と疑問符 (?) がサポートされます。Windows では、この変数が以下の CSIDL 値もサポートします。
%CSIDL_WINDOWS% %CSIDL_PROGRAM_FILES% %CSIDL_COMMON_DESKTOPDIRECTORY% %CSIDL_COMMON_STARTMENU% %CSIDL_COMMON_STARTMENU% %CSIDL_COMMON_STARTUP% %CSIDL_COMMON_PROGRAMS%
重要: 上記の CSIDL 値ではドライブがあらかじめ指定されています。これらの値を使用する場合は、drive 変数を省略してください。
パスを指定する際には、以下の例を参考にしてください。
- 任意のローカル・ドライブ上の System Volume Information フォルダーを除外する場合:
?:/System Volume Information
- CSIDL 値で指定されるローカル・ドライブ上の System32 フォルダーを除外する場合:
%CSIDL_WINDOWS%/System32