rootvg ブート・デバイスの更新

「AIX 拡張適用ウィザード」を使用して、rootvg ブート・デバイスを更新し、ブート・デバイスのリストにおける現在実行中のシステムのブート・デバイスの位置を識別できます。デバイスの位置が特定されると、特に指示がない場合、ブート・リストの現行デバイスの前に新規ブート・デバイスが挿入されます。このウィザードには、指定した新規デバイスのみ含むようにブート・リストを置き換える場合に使用するオプションが用意されています。

手順

  1. BigFix consoleから、「パッチ管理」 > 「OS ベンダー」 > 「IBM AIX」 > 「AIX 拡張適用ウィザード」をクリックします。
  2. 「代替ディスク・タスク (Alternate Disk Tasks)」タブで、「rootvg ブート・デバイスの更新 (Update rootvg Boot Device)」をクリックして、bootlist 変更オプション・ペインを展開します。
    1. rootvg ブート・デバイスの更新

    rootvg ブート・デバイスの更新
  3. 新規ブート・デバイスの名前または現行の rootvg ブート・デバイスの代わりに使用する新規ボリューム・グループの名前を入力します。
    注: 新規ブート・デバイスとともにブート・デバイス属性を入力できます。例: cd0 hdisk1 net gateway=123.45.67.1 bserver=123.45.67.10 client=123.45.67.89
    2. 使用可能なブート・デバイスのリストを変更するためのオプション

    使用可能なブート・デバイスのリストを変更するためのオプション
  4. ブート・リストに対して使用するモードを選択します。
  5. 既存のブート・リストを置き換えるか、あるいはこれを使用するかを指定します。新規デバイスは、ブート・リストの先頭または末尾のいずれかに入れることができます。
  6. リブート・オプションが優先設定であることを確認してください。
  7. オプション: 再使用可能な Fixlet を作成するのではなく、1 回限りのアクションを作成するには、チェック・ボックスを選択します。
  8. 「アクションの作成」をクリックします。
  9. アクションを適用してください。