- 概要
BigFix Patch ソリューションでは、多目的で軽量のエージェントがすべてのエンドポイント・デバイスに導入され、ワークステーションやサーバーから、モバイル・デバイスや POS デバイスまで、さまざまなタイプのデバイスがサポートされます。
- ダウンロード・プラグインの使用
ダウンロード・プラグインは、パッチのベンダーから関連パッケージを直接ダウンロードする実行可能プログラムです。Fixlet は、内部プロトコルを使用してダウンロード・プラグインと通信することで、ファイルをダウンロードします。これらの Fixlet は、ベンダーが作成する更新を基盤としています。
- ダウンロード・キャッシャーの使用
ダウンロード・キャッシャーは、必要なファイルをダウンロードしてキャッシュすることを目的として設計された、スタンドアロンのキャッシング用コマンド・ライン・ツールです。事前キャッシュされたファイルは、ダウンロード・プラグインがエンドポイントにパッチを適用するために使用することができます。
- BigFix Patch for SUSE Linux Enterprise の使用
BigFix パッチには、ターゲット・エンドポイントに適したパッチをダウンロードしてインストールするための、簡素化されたパッチ適用プロセスが用意されています。「パッチ・サポート (Patching Support)」サイト、および SUSE Linux Enterprise 向けのさまざまなパッチの Fixlet サイトにある Fixlet を使用して、デプロイメントにパッチを適用することができます。
- 複数パッケージのベースラインのインストール
BigFix パッチには、ベースラインに含まれる複数パッケージの更新のインストールを、単一のタスクに結合するためのソリューションが用意されており、それによってベースラインの実行時間を短縮できます。
- カスタム・リポジトリーの管理
カスタム・リポジトリーと Subscription Management Tool (SMT) を設定して、バージョン 11 以降の SUSE Linux Enterprise 用のパッチを管理することができます。このソリューションを使用すると、適用環境全体に複数のリポジトリーと SMT を存在させることができます。
- SLE Btrfs スナップショット管理
BigFix コンソールで、SLE Btrfs スナップショットの表示と管理を行うことができます。スナップショットの管理では、スナッパーの機能を使用して、Btrfs ファイル・システム・スナップショットがロールバックされます。この機能は、SUSE Linux Enterprise バージョン 11 SP2 以降で動作します。
- トラブルシューティング
問題が発生した場合は、該当するログ・ファイルに記載されているメッセージを参照して、問題の原因を特定することができます。ログ・ファイルには、エラーの解決方法が記載されています。
- よくある質問
Patch Management for SUSE Linux™ Enterprise についてさらに理解するために、以下の質問と回答を確認してください。