よくある質問
このセクションの質問と回答は、BigFix Patch for AIX® をよりよく理解するために役立ちます。
- 「ダウンロード・プラグインの管理」ダッシュボードはデータを反映していません。どうすればよいでしょう。
- この問題のトラブルシューティングのために実施できる手順を以下に示します。
- 最新の「パッチ・サポート」サイトを収集します。
- 「パッチ・サポート」サイトから使用できる「ダウンロード・プラグインのバージョン」分析をアクティブにします。
- BigFix コンソール・キャッシュをクリアします。
- パッチが正常に完了したのに、最終的には失敗するのはなぜですか?
特殊な状況で、パッチが正常に適用されているにもかかわらず、関連度条件で、 依然としてデプロイメント環境にパッチが必要であると示されることがあります。パッチに関連した特殊な状況がないかどうかを確認するか、または HCL ソフトウェア・サポートにお問い合わせください。
- パッチのインストールに失敗した場合は、どうすればよいでしょう。
正しいコンピューターにパッチを適用したことを確認するか、またはパッチを手動でダウンロードしてください。
- テクノロジー・レベルまたは Service Pack の完全な更新を実行する代わりに、単一のファイル・セットを更新することはできますか?
更新はバンドルとして開発およびテストされるため、個別のファイル・セットを更新すると予期しない結果を招くことがあります。ただし、それでも個別のファイル・セットの更新を希望する場合は、適用する .bff ファイルをダウンロードし、 「AIX 適用ウィザード」のファイル・セット・オプションを使用して必要な Fixlet を生成することで実行可能です。
- 「AIX 適用ウィザード」でどのファイルを使用して、ファイル・セットの更新およびプログラム一時修正 (PTF) を適用できますか?
.bffファイルを使用して、ファイル・セットの更新または PTF 用の Fixlet を作成できます。一部の AIX フィックスは、フォーマットが異なります。例えば、SDK, Java Technology Edition のフィックス・パックでは、.sdkフォーマットを使用します。「AIX 適用ウィザード」でフィックスを使用できるようにするには、フィックスのファイル拡張子を.bffに名前変更します。たとえば、Java6.sdkの名前をJava6.sdk.6.0.0.495.bffに変更します。
- AIX システムの更新が失敗したのはなぜですか?
更新が失敗する可能性のある理由はいくつかあります。まず、/var/adm/ras に保存されているログ・ファイルを調べてください。
更新が失敗する理由として、より一般的なものをいくつか以下に示します。
問題: BES データ・ディレクトリー (通常は /var/opt/BESClient/__Data/) の空き容量が足りない
解決方法: 領域を解放するか、chfs -a コマンドを使用して現行パーティションを拡張してください
問題: ファイル・セットがロックされている、または EFIXLOCKED 状態であるという警告
解決方法: 暫定フィックスをインストールした結果として、ファイル・セットがロックされることがあります。暫定フィックスを表示するには、「AIX 暫定フィックス」分析を使用するか、コマンド
emgr -lを実行します。更新をデプロイする前に、すべての暫定フィックスを削除することをお勧めします。暫定フィックスは、「AIX 暫定フィックス管理ウィザード」を使用して削除できます。問題: エラー:
Installation failed due to BUILDDATE requisite failure解決方法: インストール済みのファイル・セットのビルド日が、インストールしようとしているファイル・セットのビルド日より新しい場合、警告が表示され、更新アクション全体が失敗する可能性があります。この問題を修正するには、より新しいテクノロジー・レベルまたは Service Pack にアップグレードしてください。
- NFS アクションが
nfs_use_reserved_portsとportcheckerの値を 1 に設定するのはなぜですか? 一部の Linux オペレーティング・システムでは、1024 より小さい予約済みポートを使用します。これらの設定値が一時的に値 1 に変更されているのは、これらのポートを使用しているリモート・サーバーへの接続の失敗を避けるためです。
- AIX リポジトリーの要件は何ですか?
NFS のインストールでは、パッケージとその対応するファイル名を突き合わせるために、 リポジトリー内の目次 (
.toc) ファイルが使用されます。「ファイル・セット・リポジトリー TOC ファイルの生成」タスクを使用して、現在の.tocファイルを生成してください。
- リポジトリーの構築に役立つツールはありますか?
- はい。AIX Download Cacher には、リポジトリーを構築するための方式が 2 つあります。
- --no-archive
- このパラメーターを使用して、アーカイブの
.aixファイルを作成せずに、--dirパラメーターで指定したディレクトリーにファイルをダウンロードします。
- --repo <dir>
- このパラメーターを使用して、個々のダウンロード済みファイルのコピーを、--repo パラメーターで指定したリポジトリーに保存します。
注: --repo パラメーターを --no-archive パラメーターとともに使用する場合、フィックス・パック・ファイルは次のいずれかになります。- repo ディレクトリーから出力ディレクトリー (--dir パラメーターで指定) にコピーされます。
- インターネットからダウンロードされ、出力ディレクトリーおよび repo ディレクトリーの 両方に保存されます。
- AIX リポジトリーから欠落しているファイルは、NFS のインストール中に自動的に追加されますか?
いいえ。NFS のインストール・アクションの場合、すべての必須ファイルは指定された NFS ロケーションに存在している必要があります。
- ダウンロード・プラグインが正しく登録されているかどうかは、どのように確認すればよいですか?
ダウンロード・プラグインが正しく登録されているかどうかを確認するには、アクション・タスクと共に、Fixlet を実行します。パッチのダウンロードが成功したことを確認します。成功していない場合には、ダウンロード・プラグインを登録解除してから再登録することが必要な場合があります。
- ダウンロード・プラグインを登録する方法を教えてください。ダウンロード・プラグインの登録タスクまたは「ダウンロード・プラグインの管理」ダッシュボードのどちらを使用すればよいですか。
- ダウンロード・プラグインを登録するには、「Patching Support」サイトの「ダウンロード・プラグインの管理」ダッシュボードを使用する必要があります。既存のダウンロード・プラグインの登録タスクは使用しないでください。プラグインの登録について詳しくは、『AIX ダウンロード・プラグインの登録』を参照してください。注: ダウンロード・プラグインの登録解除、構成、およびアップグレードを行う際にも、「ダウンロード・プラグインの管理」ダッシュボードを使用する必要があります。既存のダウンロード・プラグインの登録解除および編集タスクは使用しないでください。.
- パスワードは難読化されると思っていましたが、まだ平文のままです。なぜでしょうか?
ご使用のダウンロード・プラグインのバージョンが 2.0 より古くないか確認してください。2.0 より前である場合は、古いバージョンのダウンロード・プラグインを使用しています。このバージョンでは、資格情報が平文で保管されます。資格情報を暗号化するには、「Patching Support」サイトの「ダウンロード・プラグインの管理」ダッシュボードから、ダウンロード・プラグインをバージョン 2.0 以降にアップグレードしてください。
- AIX パッチ・ログ・ファイルはどこにありますか?
- 以下にログ・ファイルとその場所のリストを示します。
- AIX Download Cacher: ターゲット・システム上の BigFix client のデフォルト・ログ・ディレクトリー。
- AIX ダウンロード・プラグイン: BigFix server上のデフォルト
AIXProtocol/logsディレクトリーのDownloadPluginディレクトリー (例:C:\Program Files (x86)\BigFix Enterprise\BES Server\DownloadPlugins\AIXProtocol\logs)。 - インストール・ログ:
/var/adm/ras/ターゲット・システムで以下のようにします。ログはオペレーティング・システム・レベルごとに固有です。
- AIX Download Cacher を使用してフィックス・パックのパッケージをダウンロードする場合、コマンド・ラインで何を指定する必要がありますか?
- 次のコマンドを入力する必要があります。
AIXDownloadCacher.exe --dir <path to output directory> --fixid <Fix Pack ID>[optional parameters]
- 単一フィックス・パック用のリポジトリーはいつ作成すればよいですか?
単一フィックス・パック用のリポジトリーは、NFS アクションを使用したテクノロジー・レベルと Service Pack の更新を使用するときに作成します。インストーラーがソース・ディレクトリーで検出した ファイル・セットの最新バージョンのインストールを自動的に試みる場合、問題が発生することがあります。たとえば、システムを特定のテクノロジー・レベルおよび Service Pack レベルに更新する場合、それを分離された独自の場所に保管して、後続のバージョンで上書きされないようにする必要があります。
- NFS マウント上でアクセス可能なファイル・セットの既存のリポジトリーを使用する際の要件は何ですか?
すべてのフィックス・パック・ファイルは、現在の
.tocファイルとともに NFS ディレクトリー内になければなりません。各フィックス・パックは、専用の共有スペースに保管する必要があります。
- テクノロジー・レベルまたは Service Pack の更新を適用する場合、フィックス・パックをどのようにインストールすればよいですか?
フィックス・パックは、必要に応じて後で拒否できる「適用済み状態」でインストールされます。適用済みのファイル・セットは、検証後にコミットする必要があります。コミットするには、「適用したファイル・セットのコミット」タスクを使用します。テクノロジー・レベルの更新を拒否することはできません。拒否しようとすると、予期しない結果になる可能性があります。
- NIM ファイル・セットをインストールした後、新規 NIM マスターの OS レベルが変更されるのはなぜですか?
- OS レベルは、インストール済みファイル・セットのリストと既知の APAR のリストを比較することによって判別されます。新規ファイル・セットをインストールすると、以前は適用不可だった APAR にターゲット・システムを適用できるようになる場合があります。これらの新たな適用可能 APAR を反映させるため、OS レベルが変更されます。
- NIM マスター・ファイル・セットのインストールを
「NIM ファイル・セットのインストール」
タブから 行うことと「NIM マスター構成」
タブから行うことの違いは何ですか? - 違いはありません。NIM マスターのセットアップのプロセスを簡略化して統合するために、 NIM マスター・ファイル・セットのインストールは「NIM マスター構成」タブに追加されています。
- 前にマスター・ファイル・セットをインストールしていて、手動の NIM マスター構成中に マスター・ファイル・セットのインストールを選択した場合、どうなりますか?
- 2 回目のインストールの試行で、ファイル・セットが既にインストール済みであることを検出し、 何も行わずに終了します。ただし、2 回目のインストールに、より後のバージョンのファイル・セットが 含まれていると、更新が実行されます。
- ダッシュボード以外で NIM マスターを構成した後、ダッシュボードからクライアントを 構成することはできますか?
- はい、可能です。既に NIM 環境が存在する場合、NIM のコンテンツを生成して、 既存のクライアントを管理したり、新規クライアントを追加したりします。
- IBM ID とは何ですか? 必要ですか?
- IBM ID は無料の、ibm.com ドメインを通して使用できる単一の ID およびパスワードです。オペレーティング・システムおよびその他のソフトウェア製品の更新は、該当する保証またはサポート契約があるお客様にのみ使用権が付与されます。この目的で AIX ダウンロード・プラグインが更新を正常にダウンロードするために IBM ID が必要です。
- IBM お客様番号 (ICN) とは何ですか?
- ICN とは、お客様と IBM との契約 (ソフトウェア保守契約を含む) に割り当てられた固有の番号です。
- IBM ID を IBM お客様番号 (ICN) とリンクする必要があるのはなぜですか?
- ICN と IBM ID とをリンクするメリットの一覧については、http://www-01.ibm.com/support/icn/ で公開されている情報を参照してください。
- AIX 拡張適用ウィザードのデプロイメントのプレビュー機能のログはどこにありますか?
- この形式
preview_<os_level>-<technology_level>-<service_pack>-<build_date>のログ・ファイルは、 ディレクトリー /var/opt/BESClient/__BESData/__MLPkgInstall/PreviewLog にあります。フィックス・パック ID ごとに新規ログ・ファイルが生成され、既存のログ・ファイルは上書きされます。
- ファイル・セット・インベントリーのログはどこにありますか?
- ファイル・セット・インベントリー・アクションのログ・ファイルは、ディレクトリー /var/opt/BESClient/__BESData/__AIXInventory にあります。
- ミラーを中断するときに使用されるコマンドは何ですか?
- 以下のコマンドがミラーの中断に使用されます。
unmirrorvg rootvg $mirrorDisk reducevg rootvg $mirrorDisk chpv -c $mirrorDisk chdev -l $mirrorDisk -a pv=clear bootlist -m normal $bootDisk
- 「rootvg へのディスクの再ミラー (Re-mirror disk back to rootvg)」タスクによって実行されるコマンドは何ですか?
- 以下のコマンドがディスクの再ミラーに使用されます。
chpv chdev extendvg mirrorvg bosboot bootlist
- ミラー管理のトラブルシューティング用のログ・ファイルはどこにありますか?
- ミラーの管理に関する問題をトラブルシューティングするときは、以下のログを確認してください。
- ミラーの中断用:
- /var/adm/ras/altDiskNewDeploy.log
- ディスクの再ミラーリング用:
- /var/adm/ras/reMirror.log
- 代替ディスク環境のオペレーティング・システムに対するリブート・コマンドの結果を示すログはありますか?
- はい。以下のログを使用できます。
- /var/adm/ras/KZCopyAltDiskBESDATA.log
- /var/adm/ras/SZCopyAltDiskBESDATA.log
- 代替ディスク関連のログで、トラブルシューティングに使用できるものは何ですか?
- 以下のログ・ファイルが、ディレクトリー /var/adm/ras/ のクライアント・フォルダーにあります。
- altDiskNewDeploy.log
- 新規または既存の代替ディスクに更新を適用した結果がリストされています。
- altDiskCreateClone.log
- 代替ディスクの新規作成の結果がリストされています。
- multibos 関連のログで、トラブルシューティングに使用できるものは何ですか?
- 問題が発生した場合は、該当するログ・ファイルに記載されているメッセージを参照して、問題の原因を特定することができます。ログ・ファイルには、エラーの解決方法が記載されています。
以下のログ・ファイルが、ディレクトリー /var/adm/ras/ のクライアント・フォルダーにあります。
- MultibosExpress.log
- Multibos 高速タスクの結果がリストされています。このタスクは新規のスタンバイ BOS を作成し、パッチを適用します。このタスクは「AIX 拡張適用ウィザード」から作成されます。
- MultibosCreateClone.log
- スタンバイ BOS 作成アクションの結果がリストされています。このアクションは「AIX 拡張適用ウィザード」から作成されます。
- MultibosFixPackDeploy.log
- スタンバイ BOS 更新アクションの結果がリストされています。このアクションは「AIX 拡張適用ウィザード」から作成されます。
- MultibosExpress_emgr.log
- 高速タスクを使用して更新をインストールする前にスタンバイ BOS で削除される暫定フィックスがリストされています。
- MultibosFixPackDeploy_emgr.log
- BOS 更新アクションを使用して更新をインストールする前にスタンバイ BOS で削除される暫定フィックスがリストされています。
- MultibosDeleteClone.log
- スタンバイ BOS 削除アクションの結果がリストされています。このアクションは「AIX 拡張適用ウィザード」から作成されます。
- SZCopyMultibosBESDATA.log
- multibos リブート用の AIX 起動スクリプトに関するロギング情報がリストされています。
- KZCopyMultibosBESDATA.log
- multibos リブート用の AIX シャットダウン・スクリプトに関するロギング情報がリストされています。
- multibos を使用してエンドポイントをアップグレードしたいのですが、BigFix Patch でこれを行う場合、どのような方法が推奨されますか?
- 「OS レベルの判定」 Fixlet (ID #6) を使用して、エンドポイントの現在のテクノロジー・レベルまたはサービス・パック・レベルを確認してください。
- 「AIX 拡張適用ウィザード」を使用して、スタンバイ BOS を作成するための Fixlet と、スタンバイ BOS インスタンスにパッチを適用するための Fixlet を個別に生成します。この方法には柔軟性があり、アクションを別々に適用できます。個別のタスクごとにプレビューを実行して、すべてがスムーズに実行されるかどうかを確認することもできます。ウィザードの上記のオプションについて詳しくは、スタンバイ BOS の作成およびパッチの適用を参照してください。
あるいは、「AIX 拡張適用ウィザード」の高速タスクを使用して、単一アクションから両方の操作を実行することもできます。詳しくは、新規 BOS の作成とパッチの適用を参照してください。
- スタンバイ BOS をリブートします。注: リブートする前に、「multibos リブート用の AIX スタートアップ/シャットダウン・スクリプトの適用」タスク (ID #92) を実行する必要があります。
「コンピューターの再起動」タスク (ID #62) を使用して、このアクションを実行できます。
あるいは、「AIX 拡張適用ウィザード」を使用して、このステップのタスクを作成できます。詳しくは、rootvg ブート論理ボリュームの更新を参照してください。
- OS レベルを再度確認して、アップグレードを確定します。
- スタンバイ BOS インスタンスの作成をプレビューできますか?
- はい、「AIX 拡張適用ウィザード」には、最初に操作をプレビューするためのオプションが用意されています。
- 「AIX 拡張適用ウィザード」で、「multibos タスク (Multibos Tasks)」タブをクリックします。
- 「multibos 個別タスク操作 (Multibos Individual Task Operations)」をクリックして、個別タスク選択オプション・ペインを展開し、「新規 BOS の作成 (Create a New BOS)」を選択します。
- 「プレビューの実行 (Run a preview)」オプションを yes に設定します。
- スタンバイ BOS でパッチ適用のプレビューを実行できますか?
- はい、「AIX 拡張適用ウィザード」からプレビュー・オプションを使用できます。詳しくは、スタンバイ BOS へのテクノロジー・レベルおよびサービス・パックの適用を参照してください。
- multibos を使用してエンドポイントでのテクノロジー・レベルをアップグレードしたいのですが、スタンバイ BOS がまだありません。スタンバイ BOS の作成方法を教えてください。
- 「AIX 拡張適用ウィザード」からスタンバイ BOS を作成する方法は 2 つあります。以下のどちらの方法も使用できます。
- パッチを適用しないでスタンバイ BOS を作成します。この方法には、作成操作をプレビューするオプションがあります。詳しくは、新規 BOS の作成を参照してください。
- スタンバイ BOS を作成してから、その BOS インスタンスにパッチを適用します。詳しくは、新規 BOS の作成とパッチの適用を参照してください。
- スタンバイ BOS の作成後に、それを自動的にリブートできますか?
- はい、可能です。「AIX 拡張適用ウィザード」の「multibos 個別タスク操作」から BOS を作成する際に、新しく作成されたスタンバイ BOS をリブートするように設定できます。
- 更新手順が失敗したため、更新を取り消す必要があります。どうすればよいですか。
- 更新前に古い AIX バージョンを取り戻すには、ブート・リストを前のブート論理ボリュームに戻して設定し、確認して、元の BOS インスタンスをブートします。
- 「AIX 拡張適用ウィザード」で、「multibos タスク (Multibos Tasks)」タブをクリックします。
- 「multibos 個別タスク操作 (Multibos Individual Task Operations)」をクリックし、「ブート論理ボリュームの更新 (Update Boot Logical Volume)」を選択します。
- ブート・リストを設定し、ブート論理ボリュームが前の BOS インスタンスに設定されていることを確認します。
- スタンバイ BOS のリブートが組み込まれた multibos 高速タスクを作成し、それをエンドポイントに適用しましたが、リブート後にタスクが「失敗した」という報告が返されました。どうすればよいですか。
- トラブルシューティングを行うには、以下のステップを実行します。
- タスクのすべてのステップが正常に完了したことを確認します。
- エンドポイントのディレクトリー
MultibosExpress.logにある /var/adm/ras/ ファイルにエラーが含まれていないことを確認します。注: multibos 操作を実行する前に、関連する暫定フィックスがエンドポイントにインストールされていることを確認してください。そうでないと、multibos タスクが失敗する可能性があります。 SZCopyMultibosBESDATA.logファイルにエラーがないか確認します。スタンバイ BOS のマウントの失敗に関する APAR が報告されています。ログに、以下のエラーのようなマウントの失敗が表示されている場合は、APAR の暫定フィックスをインストールします。mount: 0506-324 Cannot mount /dev/hd4 on /bos_inst: The requested resource is busy. multibos: 0645-007 ATTENTION: mount_dev() returned an unexpected result. multibos: 0565-026 Error mounting file systems.
- TL と SP のインストールを完了するのにかかる時間が長すぎます。パフォーマンスを向上させる方法はありますか?
- BigFix は、デフォルトの CPU 使用率制限として 2% を設定しています。重大なパフォーマンス・ラグが認識される場合は、「BES クライアントの設定: CPU 使用率」タスク (BES サポート・サイト) を使用して CPU 使用率制限を引き上げることを検討してください。
- BigFix Red Hat サーバーに対するパッチ・ダウンロード・プロセスが完了しない場合、考えられる原因は何ですか?
- BigFix Red Hat サーバーに対するダウンロード・キュー・サイズが 1024 KB より大きい可能性があります。このため、ダウンロード・プロセスを完了できません。Linux の「Max file open limit」設定が、ダウンロード・キューを 1024 KB に制限する BigFix サーバーでは受け入れられません。BigFix サーバーをバージョン 9.2.7.54 または 9.5.0.51 に更新する必要があります。
- multibos タスクまた代替ディスク・タスクを適用した後に、重複したエンドポイントがコンソールに表示されるのはなぜですか?
- 重複したエンドポイントがコンソールに表示されることがあるのは、シャットダウン・スクリプトが実行されていないためです。以下の Fixlet がデプロイ済みであることを再確認してください。
- Fixlet 84: 代替ディスク・リブート用の AIX スタートアップ/シャットダウン・スクリプトの適用
- Fixlet 92: multibos リブート用の AIX スタートアップ/シャットダウン・スクリプトの適用
- AIX 用の BigFix パッチ・コンテンツのターンアラウンド・タイムについて説明してください。
- AIX 用の BigFix パッチ・コンテンツは、更新またはフィックスの IBM アドバイザリーの 5 営業日後に使用可能になります。
- 電源マシン用のファームウェア・アップグレードは BigFix でサポートされていますか?
- BigFix は、IBM Hardware Management Console (HMC) によって管理されていないエンドポイントに対してのみ、ファームウェア更新をサポートしています。HMC によって管理されているシステムの場合は、管理コンソールを使用してファームウェアを適用する必要があります。