ファームウェア更新の適用
「AIX 適用ウィザード」によって作成されたカスタム・コンテンツを使用して、マイクロコード更新とも呼ばれるファームウェア更新を適用できます。
始める前に
「ファームウェア更新の適用」タスクを実行し、すべてのターゲット AIX システムで「AIX ファームウェア・レベル」分析 (ID # 74) を有効にします。このタスクは、関連するシステムの特定に使用されるファームウェア・バージョン情報を収集します。このタスクは、すべての AIX システムを対象にし続け、システム・ファームウェア情報が必要になるたびにそれを更新するオプションを提供します。このタスクを実行するまでは、どのファームウェア関連のコンテンツも対象になりません。
注: ファームウェア情報は、BigFix® が生成するファームウェア適用のたびにその一環として自動的に更新されます。BigFix コンテンツを使用したファームウェア更新の適用後に「Determine Firmware Level」タスクを実行する必要はありません。
このタスクについて
手順
- BigFix consoleから、カスタム・コンテンツがある場所に移動します。
- ファームウェア更新 Fixlet を選択します。
- 「説明」タブ内のテキストを確認します。
- 「アクション」ボックス内の該当するリンクをクリックして、適用を開始します。
次のタスク
ファームウェア更新は、サービス・プロセッサーの一時サイドに適用されます。
「コンピューターの再起動」 (ID# 62) タスクを使用してシステムを再起動し、フィックスのインストールを確認します。ファームウェア・バージョンのインストールが正常に終了したことを確認したら、「ファームウェア・フィックスを永続的にコミット」 Fixlet を使用してファームウェア・フィックスをコミットします。このアクションの実行には数分間かかる場合があります。
重要: 更新が永続サイドにコミットされたら、元に戻すことはできません。
注: ファームウェア更新の拒否には、ターゲット・サーバーとの物理的な対話が必要であり、BigFix を使用して実行することはできません。