暫定フィックスの適用

BigFix には、AIX の脆弱性アドバイザリーまたはサブスクリプション通知によってリリースされた暫定フィックス用の Fixlet が用意されています。これらの Fixlet を使用して、AIX エンドポイントに暫定フィックスを適用できます。カスタマイズした暫定フィックスの場合は、「AIX 暫定フィックス管理」ウィザードを使用して、適用するカスタムの Fixlet を作成できます。

始める前に

システムがインターネットにアクセスできることを確認してください。アクセスできないと、暫定フィックスのダウンロードが失敗します。

手順

  • BigFix のリリース済みコンテンツから暫定フィックスをインストールするには、以下のステップを実行します。
    1. BigFix console から、「すべてのパッチの管理」 > 「Fixlet とタスク」 > 「サイト別」 > 「AIX 向けパッチ」をクリックします。

      Fixlet のリストが表示されます。

    2. 暫定フィックスのインストールを適用する Fixlet をリストから選択します。
      次のいずれかのカテゴリーを使用して、Fixlet およびタスクのリストをフィルタリングできます。「暫定フィックス - HIPER (Interim Fix - HIPER)」または「暫定フィックス - セキュリティー・アドバイザリー (Interim Fix - Security Advisory)」
      すべての暫定フィックスの Fixlet タイトルは、以下のようにフォーマット設定されます (1 行で)。
      AIX <version number for OS specific ifix>: Interim Fix - 
      <HIPER or Security Advisory>: <Vulnerability name> 
      (<interim fix file name in .epkg.Z>) 
      例: AIX 7.1: Interim Fix - Security Advisory: Vulnerability in NTPv3 affects AIX (IV74262s6a.150714.epkg.Z)。
    3. 「説明」タブ内のテキストを確認します。
    4. 「アクション」ボックス内の該当するリンクをクリックして、適用を開始します。
  • カスタム・コンテンツを使用してパッチを適用するには、AIX 暫定フィックス・ウィザードを使用して Fixlet またはカスタム・アクションを作成する必要があります。
    このウィザードの使用法について詳しくは、暫定フィックス用の Fixlet の作成を参照してください。

次のタスク

適用の結果を表示するには、「AIX 暫定フィックス」分析 (ID #43) をアクティブにしてください。この分析では、インストールされている暫定フィックスがシステム単位で表示されます。