プロセスの概要
Windows および Linux オペレーティング・システムをデプロイするための環境の準備には、環境内で実行するべき一連のステップが含まれます。
Linux システムでのデプロイメントの場合は、インストール・メディアからイメージを作成し、インポートする必要があります。その後、選択されたターゲットにイメージをデプロイしたり、ベア・メタル・デプロイメント用のプロファイルを作成してデプロイしたりできます。
Windows システムでのデプロイメントの場合、BigFix OS Deployment ソリューションは、Microsoft™ Deployment Toolkit (MDT) を使用して、システム準備、イメージ・キャプチャー、ドライバー挿入、イメージ・デプロイメントのサービスを実行します。デプロイする環境を準備するために、管理者は、付属ツールである MDT Bundle Creator を使用して、MDT デプロイメント・バンドルと呼ばれるツールとリソースのバンドルを生成する必要があります。
イメージをセットアップして、エンドポイント管理環境内のワークステーションにデプロイするには、以下のステップを実行する必要があります。
- 「OS Deployment およびベア・メタル・イメージ」サイトにサブスクライブする。このサイトは、「BigFix 管理」ドメインの「ライセンスの概要」ダッシュボードから有効にできます。BigFix サーバーと OS Deployment タスクを行うすべてのコンピューターの両方を含めるように、サイトのサブスクリプションを変更します。
- ナビゲーション・ツリーの「設定」ノードにリストされたタスクを実行し、リストされたすべての分析をアクティブにします。
- Linux ターゲットをプロビジョンする場合、ベア・メタル・サーバーではない 1 つ以上のリレーに Linux イメージ・プロバイダー・コンポーネントをインストールする。Linux ターゲットが接続されているリレーがベア・メタル・サーバーの場合は、Linux イメージ・プロバイダー・コンポーネントがすでに組み込まれています。
- 「状態チェック」ダッシュボードで、すべてのセットアップ手順が正常に完了していることを確認する。
- Windows システムをプロビジョニングする場合:
- MDT Bundle Creator ツールを使用して、MDT Bundle をビルドしアップロードする
- ドライバー・ライブラリーからドライバーをインポートする
- 「イメージを取得」ウィザードを使用して参照マシンからイメージをキャプチャーするか、インストール・メディアからイメージを作成する
- 「イメージ・ライブラリー」ダッシュボードからイメージをインポートする
- Linux システムをプロビジョニングする場合:
- インストール・メディアからイメージを作成するか、または対応するタスクを使用してイメージをキャプチャーし、そのイメージを「イメージ・ライブラリー」にインポートする。
- イメージをイメージ・ライブラリーから Windows ターゲットおよび Linux ターゲットにデプロイする。
以下のステップを実行して、ベア・メタル・ワークステーションにイメージをインストールすることもできます。
- ネットワーク内の BigFix リレーにベア・メタル OS Deployment サーバーをインストールする。
- Windows、Linux、VMware ESXi デプロイメント用のベア・メタル・プロファイルを作成し、それらを OS Deployment サーバーにアップロードする。
- ベア・メタル・プロファイルをターゲットにデプロイする。
BigFix コンソールからベア・メタル・ターゲットを管理する場合は、これらのターゲットを管理するベア・メタル OS Deployment サーバーに、ベア・メタル・ターゲットの管理エクステンダー・コンポーネントをインストールする必要があります。このコンポーネントのインストールについては、ベア・メタル・ターゲットの管理エクステンダーのデプロイを参照してください。