VMware との通信のためのアクセス許可の確認

VMware の VM マネージャーからすべてのデータを収集するには、ユーザーが十分な権限を保有している必要があります。エージェントが実行されている VM に対して、ユーザーは少なくとも読み取り専用の権限を持っている必要があります。

始める前に

VMware Infrastructure Client で、ユーザーが十分な権限を持っていることを確認してください。エンドポイントが実行されている VM、および それらの VM のホストに対して、ユーザーが正しいアクセス権を持っている必要があります。ユーザーの権限が不十分な場合、エージェントは「VM マネージャー・データがありません」の状況を返します。

この手順は、仮想トポロジー内のすべてのエレメントに対して読み取り専用の権限を有効にする方法について説明するものです。読み取り権限は、エンドポイントが実行されている VM およびそれらの VM のホストに対してのみ必要です。ただし、アクセス許可を設定する最も簡単な方法は、仮想トポロジー内のすべてのエレメントに対して読み取り専用のアクセス権限を構成することです。

手順

  1. この権限をユーザーに付与するには、管理者権限を持っているユーザーを使用して VMware Infrastructure Client にログインします。
  2. 左のバーを右クリックして、「Hosts and Clusters」を選択します。
  3. 「Permissions」タブに移動し、セクション内の任意の場所を右クリックして、「Add Permission」をクリックします。
  4. 「Assign Permissions」パネルで「Add」をクリックし、ユーザーを選択して、「OK」をクリックします。
  5. 「割り当てるロール (Assigned Role)」として「読み取り専用 (Read-Only)」を選択します。
  6. 「Propagate to Child Objects」チェック・ボックスを選択して、「OK」をクリックします。