VM マネージャーからのキャパシティー・データのフロー

仮想環境でどのようにキャパシティー・データが収集されるかを理解するために、仮想マシン、VM Manager tool、および BigFix Inventory サーバー間で流れるデータの種類と、その転送頻度を確認してください。

以下の図は、 VM Manager toolBigFix サーバーと同じコンピューターにインストールされている集中型 VM 管理における、仮想マシン、VM Manager tool、および BigFix Inventory サーバー間のデータのフローを示してい ます。

集中型仮想マシン管理におけるデータ・トラフィックの視覚化

「VM マネージャー」パネルに仮想システムに関する最新情報が表示されないことがあります。仮想環境に関するデータおよび構成データが多くのインフラストラクチャー要素を経由し、さまざまなスケジュール・タスクに依存することが原因で、この遅延が生じる場合があります。結果として、完全な仮想化データが BigFix Inventory に到達し、インターフェースに表示されるまでに、ご使用の構成によっては最大で 2 日かかる可能性があります 。

1. キャパシティー・データを収集するステップの頻度
Number (区画番号) ステップ 頻度 コメント
1. VM Manager toolおよび VM マネージャー接続の構成変更がエンドポイントに送信されます。 構成変更のたび
2. VM Manager toolによって VM マネージャー・データが VM マネージャーから収集されます。 30 分ごと
制約事項: サブキャパシティー・レポートの場合、VM のモビリティーをキャプチャーする必要があります。確実にキャプチャーされるようにするには、VM マネージャーからデータを 30 分ごとに収集する必要があります。サブキャパシティー・レポート以外の目的で BigFix Inventory を使用する場合にのみ、データの収集頻度を変更できます。
3. VM マネージャー・データが VM Manager toolから BigFix サーバーにアップロードされます。 12 時間ごと
4. 現在のインフラストラクチャー・データ (クライアントからのデータと VM Manager toolからのデータ) が BigFix サーバーから BigFix Inventory サーバーにインポートされます。 24 時間ごと