ログ・ファイル

ログ・ファイルを収集して、VM Manager toolに関連する問題を判別することができます。また、ログ設定を変更することもできます。

VM Manager tool ログ・ファイルは、次のロケーションに保管されます。
  • トレース・ログ・ファイル: BES Client\LMT\VMMAN\logs
  • インストール・ログ・ファイル: BES Client\LMT\VMMAN\logs\install
VM Manager tool-retrievedebugdata コマンドを実行することにより、ログの完全セットを収集することもできます。

ログ設定

ログ設定を変更するには、次ファイルを編集します。

  • log4j.properties (アプリケーション更新 10.0.2 以前の場合)
  • log4j2.xml (アプリケーション更新 10.0.3 以降の場合)

最も実用的なパラメーターを以下に示します。

10.0.3 より前のバージョンの場合
log4j.appender.mylogger.maxFileSize。ログ・ファイルの最大サイズを指定します。

デフォルト値 = 1000 KB

log4j.appender.mylogger.MaxBackupIndex。ログ・ファイルの最大数を指定します。

デフォルト値 = 10

log4j.rootLogger。ロギング・レベルを指定します。

デフォルト値 = INFO。デフォルト値を DEBUG に変更すると、デバッグ・ロギングが有効になります。

バージョン 10.0.3 および 10.0.4 の場合
SizeBasedTriggeringPolicy。ログ・ファイルの最大サイズを指定します。

デフォルト値 = 1 MB

DefaultRolloverStrategy。ログ・ファイルの最大数を指定します。

デフォルト値 = 10

Root level。ロギング・レベルを指定します。

デフォルト値 = INFO。デフォルト値を DEBUG に変更すると、デバッグ・ロギングが有効になります。

10.0.5 (バージョン 10.0.5 以降の場合)

SizeBasedTriggeringPolicy。ログ・ファイルの最大サイズを指定します。

デフォルト値 = 1 MB

DefaultRolloverStrategy。ログ・ファイルの最大数を指定します。

デフォルト値 = 2 (メイン trace.log およびすべてのハイパーバイザー・ログのファイル数)

Root level。ロギング・レベルを指定します。

デフォルト値 = INFO。デフォルト値を DEBUG に変更すると、デバッグ・ロギングが有効になります。