最適な構成方法

最適な構成方法に従って、VM マネージャーからすべてのデータを収集します。

プーリング間隔

プーリング間隔は、VM Manager tool が構成済みのすべての VM マネージャーに接続し、これらの VM マネージャーからデータを収集してアップロードできる期間です。プーリング間隔を超えると、VM Manager tool がタイムアウトし、次のデータ収集サイクルが遅延します。サブキャパシティーをカウントして報告する場合は、仮想マシンのモビリティーをキャプチャーする必要があります。このため、30 分ごとかそれ以上の頻度で VM マネージャーからデータを収集する必要があります。サブキャパシティー・レポート以外の目的で を使用する場合にのみ、データ収集の頻度を変更できます。プーリング間隔を指定するには、「サーバー詳細設定」パネルまたは VM マネージャー用の構成ファイルで、vmm_polling_time_interval パラメーターの値を設定します。詳しくは、こちらを参照してください:サーバーの詳細設定 および VM マネージャー・ツールの設定

仮想マシンの数

VM マネージャー上に存在する仮想マシンの数は、収集する必要があるデータの量に直接関係します。1 つの VM Manager tool から、多数の仮想マシンをホストする VM マネージャーへの複数の接続を構成すると、問題が発生する可能性があります。構成したすべての接続からデータを収集するのに時間がかかりすぎた場合、VM Manager tool はプーリング間隔時間を超えるとタイムアウトします。_BESClient_ArchiveManager_MaxArchiveSize パラメーターは、 サーバーにアップロードされるファイルの合計サイズを制限します。構成したすべての接続から収集されるデータによってこの制限を超える可能性があり、そうなった場合、データはアップロードされません。_BESClient_ArchiveManager_MaxArchiveSize パラメーターについて詳しくは、以下を参照してください。 サブキャパシティー・レポート用の VM マネージャーの構成

VM マネージャーとネットワーク・パフォーマンス

VM Manager tool のパフォーマンスは、ご使用の環境のネットワーク・トポロジー、ハードウェア仕様、およびハイパーバイザーの負荷によって異なります。ネットワーク接続の速度が遅い場合や、ハイパーバイザーが応答して要求されたデータを提供するのに時間がかかる場合は、VM Manager tool のパフォーマンスが大きく影響を受ける可能性があります。