ミーティング設定 (Sametime 9.0.1 のみ)

これらの設定は、Sametime 9.0.1.x ミーティング・サーバーが含まれる環境に関連します。Sametime 11.6 ミーティング・サーバーでは無効です。

Notes® 用の HCL® Sametime® Connect Client と Sametime® 組み込み型クライアントでは、さまざまな Sametime 9.0.1 ミーティング設定を管理できます 。

インストール済みの各クライアント用に管理可能なミーティング設定を、以下の表にプラグイン名ごとに示します。

1. com.ibm.collaboration.realtime.meetings プラグインのミーティング設定
属性 変数タイプ 説明 バージョン
hasMic ブール値。デフォルトは false です。 ユーザーのコンピュータにマイクがあるかどうかを指定します。 7.5.1 以降
hasSpeakers ブール値。デフォルトは false です。 ユーザーのコンピュータにスピーカーがあるかどうかを指定します。 7.5.1 以降
hasCamera ブール値。デフォルトは false です。 ユーザーのコンピュータにカメラがあるかどうかを指定します。 7.5.1 以降
hideLegacyMeetingUI ブール値。デフォルトは false です。 すべての既存のミーティング UI を非表示にします。 8.5 以降
2. com.ibm.rtc.meetings.shelf プラグインのミーティング設定
属性 変数タイプ 説明 バージョン
connectionType デフォルトは 0 です。 ミーティングクライアントがサーバーに接続する方法を制御します。デフォルトは 0 で、クライアントからサーバーに直接接続します。リバース・プロキシ接続経由でクライアントをサーバーに接続するには、この値を 1 に変更します。 8.5 以降
meetingServerHostName String。 現在、この設定を段階的に廃止し、代わりに serverName 設定を使用していく予定です。現時点では、接続するミーティングサーバーの初期値は meetingServerHostName によって設定されますが、serverName 設定が優先されるので、その後の変更では必ず serverName 設定を使用してください。 8.5 以降
serverName ストリング 接続先のミーティングサーバーの名前。例: renovations.hcl.com. 9.0 以降
serverPort String。デフォルトは 80 です。 サーバーのポート番号を指定します。 8.5 以降
useCommunityCredentials String。デフォルトは true。 ユーザーがログイン先のコミュニティーサーバーの資格情報を再利用できる場合は、これを true に設定します。それ以外の場合は false にします。コミュニティーサーバーとミーティングサーバーは両方とも、シングルサインオン用に構成されている必要があります。 8.5 以降
useHTTP String。デフォルトは true です。 HTTP を使用します。 8.5 以降
useHTTPS String。デフォルトは false です。 HTTPS を使用します。 8.5 以降
useHTTPProxy String。デフォルトは false です。 クライアントがフォワード HTTP プロキシを使用して接続を行う必要がある場合は、これを true に設定します。 8.5 以降
proxyServerName String。 使用するプロキシサーバーの名前。例: proxy.hcl.com 8.5 以降
proxyServerPort ストリング プロキシのポート番号 8.5 以降
reverseProxyUrl String。 リバースプロキシの URL。クライアントがリバースプロキシを使用して接続を行う場合は、これを正しいプロキシ URL に設定します。 8.5 以降
canRemoveServer String。デフォルトは true。 このサーバーがエンドユーザーによって削除されないようにするには、これを false に設定します。 8.5 以降
canAddOtherServers String。デフォルトは true。 ユーザーが他のサーバーを追加できないようにするには、これを false に設定します。 8.5 以降
communityServerName String。 コミュニティーサーバーの名前。クライアントで構成されているコミュニティーサーバー名と一致する必要があります。 8.5 以降
hideUI String。デフォルトは false です。 ユーザーがログインした後で、Sametime® ミーティングユーザーインターフェース全体を非表示にします (ユーザーがログインし、設定がアクティブになるまで、デフォルトではシェルフが表示されます)。 8.5 以降
loginByToken ブール値。デフォルトは false です。 コミュニティーサーバーとミーティングサーバーが同じシングルサインオンのドメインで構成されている場合、このキーが true に設定されていると、ミーティングクライアントはコミュニティーサーバーから LTPA トークンを使用してログインするように強制されます。ミーティングサーバーがコミュニティーサーバーの資格情報を再使用するように構成されている場合、クライアントは、ユーザー名とパスワードによるログインにフォールバックする前に、ユーザー名と LTPA トークンを使用したログインを自動的に試行します。8.5.2 より前のリリースを実行しているクライアントも LTPA トークンを使用できますが、自動的には LTPA トークンの使用を試行せず、フォールバックのメカニズムがありません。この値を、特定のミーティングサーバーに適用することはできません。すべてのサーバーに対するグローバル設定であるため、上記の古いクライアントやシングルサインオン用に構成されていないコミュニティーサーバー、ミーティングサーバーがある場合、この値を使用しないでください。 8.5 から 8.5.1.1。8.5.2 では使用されません。
meetings.launchURLRichClient ブール値。デフォルトは true。 meetings.launchURLRichClient 設定は、URL を使用してアクセスされる会議でのみ動作します。デフォルトでは、ユーザーがミーティング・ルームに匿名で参加すると、この設定によりWeb ブラウザから Sametime® Connect Client にリダイレクトされます。ユーザーが Web ブラウザに留まることを許可するには、この値を「false」に設定します。
注: 会議 URL がセキュア URL (https) で信頼できないサーバー証明書を含む場合は、この設定は適切に機能しません。
8.5 以降
meetings.showMeetingAlert ブール値。デフォルトは true。 デフォルトでは、予約済みのミーティングについてミーティングアラートが表示されます。ミーティングアラートをスキップするには、この値を「false」に設定します。 8.5.2 以降
meetings.showMeetingAlertMins String。0 から 99 の数値。 カレンダーで予定されているミーティングにミーティングアラートを表示するように設定されている場合、この設定はミーティングの何分前にアラートを表示するかを指定します。 8.5 以降
meetings.recentRoomCount String。0 から 99 の数値。 ミーティングシェルフの [最近利用したミーティングルーム] ビューに表示するルームの数を示します。 8.5 以降
instantMeetingShowDialog ブール値。デフォルトは false です。 「true」に設定した場合、ユーザーは、別のユーザーを招待するときに使用するルームを指定できます。そうでない場合、設定で構成されたデフォルトのルームが招待で使用されます。 8.5 以降
defaultProvider ブール値。デフォルトは false です。 true にセットすると、この設定は、インスタント・ミーティングや新規に作成された Sametime® ミーティング・ルームに対してユーザーがデフォルトのオーディオ/ビデオ・サービス・プロバイダとして使用するサービス・プロバイダを指定できるようにします。 9.0 以降
3. com.ibm.rtc.meetings.appshare プラグインのミーティング画面共有設定
属性 変数タイプ 説明 バージョン
lastServerConnectionOnlySetting ブール値。デフォルトは true。 デフォルト値の true の場合、画面の共有時のピアツーピア接続が使用不可に設定されます。この値を「false」に設定すると、ピアツーピア接続が許可されます。 8.5.1 以降
lastScreenSharingSliderSetting ストリング。1、2、または 3。デフォルトは 2 です。 画面の共有ホストのダイアログ上の [画質の共有] スライドバーの位置を設定します。
  • 1 - 最も高速。画質は劣化する場合があります
  • 2 - 中程度の速さ。速度と画質を調整します (デフォルト)
  • 3 - 最良の画質。速度は遅くなる場合があります
8.5.1 以降
maximumP2PConnections 整数。デフォルトは 5 です。 画面の共有セッションのホスト時に受け入れ可能なピアツーピア接続の最大数。 8.5 以降
4. com.ibm.rtc.meetings.ui プラグインのミーティング・ユーザー・インターフェース設定
属性 変数タイプ 説明 バージョン
loginEnforceEmailValidation ブール値。デフォルトは true。 この値を false に設定すると、[ミーティング・サーバー設定] ページ上と、ユーザーのログイン時の、メール・アドレスの検証が省略されます。クライアントが古いミーティングサーバーに接続している場合、この値を「false」に設定しないでください。クライアント側でポリシー検証の問題が発生する可能性があるためです。 8.5.2 以降。
enableAddOfflineManager ブール値。デフォルトは true。 ルーム所有者が、現在オフラインのユーザーの名前をルーム管理者として追加できるようにします。 9.0 以降。
5. com.ibm.rtc.meetings.participants プラグインのミーティング参加者設定
属性 変数タイプ 説明 バージョン
updateCanonicalDisplayNames ブール値。デフォルトは true。 デフォルトでは、ミーティングルーム内のユーザー名が完全な正規名 (cn=name/ou=org unit/o=org) である場合、名前は切り詰められます。切り詰めを防ぐには、このフラグを false に設定します。 8.5.1.1 以降。
6. com.ibm.rtc.meetings.participants.ui プラグインのミーティング参加者設定
属性 変数タイプ 説明 バージョン
enableAddOfflineManager ブール値。デフォルトは false です。 この値を true に設定すると、ルーム管理者が、現在ミーティング・ルームに入室していないユーザーをルーム管理者として指定することができます。ミーティング参加者ビューの「ミーティング・ルーム設定の編集」ダイアログボックスにオプション「管理者をさらに追加」が表示されます。 9.0.1 以降。
7. com.ibm.rtc.meetings.polling プラグインのミーティング・アンケート設定
属性 変数タイプ 説明 バージョン
pollingDisabled ブール値。デフォルトは false です。 アンケート・ツールを使用不可にするには、このパラメータを「true」に設定します。この設定項目よりも、V8.5.2 で導入されたサーバーポリシーが優先されます。古いサーバーに接続しているクライアントの場合、この設定を使用してツールを使用不可に設定できます。 8.5.1.1