Notes® クライアントを Windows™ にインストールする場合は、UpdateSiteMgr ツールを使用して、削除可能なコンポーネントをリストしたり、コンポーネントを削除したり、コンポーネントを追加したりすることで、Notes インストールキットをカスタマイズできます。
始める前に
新しいフィーチャーをインストールキットに追加する前に、キットへのフィーチャーの追加とキットのカスタマイズに関する関連トピックを参照してください。たとえば、ツールを使用する前に、次のタスクを実行する必要があります。
このタスクについて
UpdateSiteMgr ツールは、
deploy\Utility フォルダにあるキットカスタマイズ zip ファイル内の
UpdateSiteMgr.exe として提供されています。このツールは、コマンドラインモードでのみ使用します。
注: Windows の場合、Domino® の以前のリリースで使用される trimUpdateSite ツールと addToKit ツールがこのツールに置き換えられます。Linux™ を使用している場合、当該プラットフォームでの Notes のインストールのカスタマイズに関する関連トピックを参照してください。Macintosh にインストールする場合、addToKit ツールに関する関連トピックを参照してください。
手順
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使用情報とコマンドラインパラメータのヘルプを表示するには、コマンドプロンプトウィンドウを開き、UpdateSiteMgr.exe または UpdateSiteMgr.exe -h と入力します。
表示される情報の例を次に示します。
Usage 1: UpdateSiteMgr.exe -[dhnVrL] kitpath
Merges info from kitpath into the kit that is in the same folder as this executable.
kitpath defaults to "." (current directory)
-d Turn Debug On
-h Print usage
-n Do a dryrun
-V Print version info
Usage 2: UpdateSiteMgr.exe [-rL] componentId
Remove info from kit that is in the same folder as this executable.
-r Remove specified component from kit
-L List all components that can be trimmed (removed) from kit
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Notes インストールキットに現在存在し、削除可能なコンポーネントをリストするには、UpdateSiteMgr.exe - L と入力します。
たとえば、提供されている Notes インストールキットの場合、このリストは次のようになります。
- Activities (IBM Connections)
- Sametime®
- CAE (Composite Application Editor)
- フィードリーダー
- OpenSocial コンポーネント
注: Notes インストールキットでコンポーネントを削除または追加してからこのコマンドを再度実行すると、UpdateSiteMgr.exe - L コマンドの出力が変わり、Notes インストールキットの現在の状態が反映されます。
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Notes インストールキットから単一のコンポーネントを削除する場合は、
UpdateSiteMgr.exe -r を使用し、コンポーネントを指定します。
たとえば、フィードリーダーを削除する場合は、次のコマンドラインステートメントを使用します。
UpdateSiteMgr.exe -r feedreader
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Notes インストールキットから複数のコンポーネントを削除する場合は、
UpdateSiteMgr.exe -r を使用し、スペース文字で区切って各コンポーネントを指定します。
たとえば、フィードリーダーと Composite Application Editor を Notes インストールキットから削除する場合は、次のコマンドラインステートメントを使用します。
UpdateSiteMgr.exe -r feedreader CAE
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付属ではない署名付きコンポーネントまたはサードパーティ署名付きコンポーネント (フィーチャーまたはプラグイン) を Notes インストールキットに追加する場合は、UpdateSiteMgr.exe を使用し、そのコンポーネントが存在し、Notes インストールキットの updateSite.zip ファイルにマージする新規 updateSite を指定します。
たとえば、カスタム updateSite の署名付きコンテンツを追加する場合は、次のコマンドラインステートメントを使用します (ここで、
kitpath はカスタム updateSite のパスです)。
UpdateSiteMgr.exe kitpath