addToKit を使用して Notes インストールキットに新規フィーチャーを追加する (Macintosh)
Notes® クライアントを Macintosh にインストールする場合、Notes をインストールまたはアップグレードする前に addToKit ツールを使用して新規の署名付きフィーチャーを Notes インストールキットに追加できます。
このタスクについて
Notes をインストールまたはアップグレードする前に、addToKit ツールを使用して、カスタマイズされた zip 形式の更新サイトの署名付き内容 (features サブディレクトリ、plugins サブディレクトリ、site.xml ファイル) とカスタマイズされたインストールマニフェスト (install.xml) ファイルを Notes インストールキット構造にコピーすることで、Macintosh 用の Notes インストールキットをカスタマイズできます。必要なファイル構造と署名情報については、関連トピックを参照してください。
addToKit ツールは addToKit_Mac.pl として提供されています。
addToKit ツールは、Notes インストールキットと一緒に利用できる Apps ディレクトリツールキットの一部です。
zip 形式の更新サイトディレクトリの内容を更新した後、これらのディレクトリを Notes インストールキット構造と同じレベルに配置し、addToKit ツールを使用してインストールキットの構造内にソースファイルをコピーします。
addToKit ツールを使用する前に、次のタスクを実行します。
- Notes インストールキットに追加するすべての新しい Eclipse フィーチャーを作成し、署名します。
- 更新サイトの features と plugins サブディレクトリ (updateSite.zip\features と updateSite.zip\plugins) に新しいフィーチャーとプラグインの JAR ファイルを配置します。
- 新しい site.xml サイトマニフェストファイル (updateSite.zip\site.xml) を作成し、検証します。
- deploy ディレクトリに新しい install.xml インストールマニフェスト (deploy\install.xml) を作成し、検証します。
addToKit ツールの使用時には、次の点に注意してください。
- addToKit ツールには検証機能がないため、XML が検証済みであること、および「installfeature」ID 属性値が一意であることを必ず確認してください。
- addtoKit ツールは、引数を指定しても、しなくても実行できます。
- addTokitPath には、deploy ディレクトリと、Notes インストールキットのフォーマットに一致する zip 形式の updateSite ディレクトリが含まれている必要があります。
- updatesSite.zip\site.xml と deploy\install.xml の情報は、addTokitPath から destKit パスにマージされ、プラグインとフィーチャーは上書きコピーされます。addTokitPath 内のファイルは、既存のキットに追加されます。具体的には、宛先 site.xml ファイルと install.xml ファイルに追加されます。
- 引数なしでこのツールを実行すると、ファイルは一時ディレクトリにコピーされます。コマンドラインでソースパス .\addTokitPath を指定しなかった場合、デフォルトのソースパスは .\addToKit です。宛先パス destKit を指定しなかった場合、デフォルトの宛先パスは現在の作業ディレクトリです。.\addToKit の値は、デフォルトのソースパスにする必要があります。
- このツールを実行する前に、署名付きのフィーチャーとプラグインを更新サイトディレクトリに正しく配置し、適切なディレクトリ内の site.xml ファイルと install.xml ファイルを更新します。更新サイトディレクトリを zip 形式で圧縮します。