データベースを添付ファイル統合に指定する
[詳細] タブの [Domino 添付ファイルとオブジェクトサービスを使用する] 設定を有効にすると、Domino® Server の個別のデータリポジトリに添付ファイルが保存され、Notes® データベースの管理にかかる総所有コストを削減できます。この設定は、添付ファイルのコピーを 1 つ保持し、それをサーバーのデータベース内にある複数の文書で使用できるようにすることで、サーバーのすべての参加データベースにかかる文書のオーバーヘッドを削減します。
このタスクについて
この設定を有効にすると、データベースが添付ファイルの統合に参加するように指定されます。統合機能はサーバー文書 ([DAOS] タブ) でも有効にし、トランザクションログ機能も有効にする必要があります。
設定を有効にするには、少なくともデータベース管理者である必要があります。データベースが最新の ODS レベルでない場合、Domino 添付ファイルとオブジェクトサービス (DAOS) のプロパティは [詳細] タブに表示されません。
既存のデータベースに対して設定を有効にすると、その設定以降に作成され、保存された添付ファイルのみがデータベースに統合されます。既存の添付ファイルと新しい添付ファイルを両方統合するには、設定を有効にした後、データベースでコピー圧縮操作を実行します。
メールデータベースに対して DAOS を有効にする場合は、サーバーのすべての MAIL.BOX ファイルに対しても有効にする必要があります。DAOS オブジェクトは、メールファイル制限値にカウントされ、表示されるデータベースのファイルサイズに含まれます。
新しく作成したデータベースすべてを添付ファイルの統合に指定できるように最新のレベルにアップグレードするには、NOTES.INI ファイルに次の設定を入力します。
Create_R85_Databases=1