添付ファイルの統合がユーザーのメールファイルの制限値に与える影響

設定されているメール制限値または警告しきい値にメールファイルが準拠しているかどうかを判別するためにメールファイルのサイズを計算する場合、Domino® は Domino 添付ファイルとオブジェクトサービスを使用して保存した添付ファイルを各ユーザーが所有しているかのように扱います。このため、DAOS カウントを使用するメッセージがメールファイルに配信される場合、各メッセージのフルサイズがメールファイルの制限値に対して計算されます。

同様に、DAOS 対応データベースにリンクされているメッセージをユーザーが削除する場合、そのメッセージのフルサイズがメールファイルの制限値に対して削除されます。

つまり、添付ファイルの統合を使用するメールデータベースの実際のファイルサイズは、その論理サイズを必ずしも反映していません。例えば、ユーザーのメールファイルの物理サイズが 35 MB しかなくても、論理サイズが制限値の 60 MB を超える場合があります。