カスタム・リポジトリーの管理
CentOS Linux バージョン 5 以降向けのパッチを管理するために、カスタム・リポジトリーをセットアップできます。このソリューションでは、適用環境全体で複数のリポジトリーが許可されます。
カスタム・リポジトリーのサポートにより、CentOS ネイティブ・ツール・サイトの Fixlet で YUM を使用してカスタム・リポジトリーから直接パッケージをダウンロードできます。mirror.centos.org および Vault .centos.org でパッケージ・ソースにアクセスする必要はありません。カスタム・リポジトリー・アーキテクチャーでは、帯域幅スロットリングはサポートされません。
カスタム・リポジトリーを使用すると、ご使用の適用環境のエンドポイントに適用できる内容を柔軟に制御できます。たとえば、カスタム・リポジトリー内でホストしているカスタム・ソフトウェアを適用し、その後、「パッチ・サポート」サイトから「YUM を使用したパッケージのインストール」タスクを使用して、ソフトウェアをエンドポイントにインストールすることができます。詳しくは、「カスタム・リポジトリーからのパッケージのインストール」を参照してください。
「CentOS カスタム・リポジトリー管理 (CentOS Custom Repository Management)」ダッシュボードを使用すると、カスタム・リポジトリー・ソリューションを簡単に統合できます。ただし、このダッシュボードでは、物理リポジトリーは追加されません。このアクションは別個に行う必要があります。リポジトリーの作成方法については、https://wiki.centos.org/HowTos/CreateLocalRepos を参照してください。