概要

BigFix Patch for CentOS Linux を使用すると、Linux クライアントを常に最新の更新およびサービス・パックが適用された状態にすることができます。

BigFix は、新規のパッチまたは更新が入手できるようになるたびに Fixlet® をリリースします。Fixlet により、企業内でそのパッチまたは更新を必要とするすべてのコンピューターが識別され、修正が適用されます。BigFix コンソールのオペレーターは、キーを数回押すだけで、関係するすべてのコンピューターにパッチを適用し、ネットワーク全体の適用の進行状況を視覚化することができます。BigFix エージェントは、オペレーティング・システムのバージョン、ファイルのバージョン、システムの言語、および他の関連する要因をチェックして、パッチが必要かどうかおよびいつ必要となるかを判別します。

BigFix は、リリース前に各 Fixlet® を研究所でテストし、多くの場合に問題を検出します。問題には、Fixlet® に追加のメモを添付するという方法で対処します。通常、そのメモにより、コンソール・オペレーターは問題を回避することができ、パッチの適用プロセスに付加価値を与えるものとなっています。BigFix は、ユーザー・フィードバックもメモに反映して最新の情報を提供します。

Fixlet により、大量の更新およびパッチを比較的簡単に管理することができ、どのようなスケジュールの下でも、自動化され、対象が絞り込まれた適用作業を実行できます。ネットワーク帯域幅を最適化するために大容量のダウンロードを段階的に実行でき、インベントリーまたは監査の制御のために、適用プロセス全体をモニター、グラフ化、および記録できます。

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