サンプル計画:Microsoft® SQL Server 2008 Release 2 クラスター - ミドルウェアのパッチ適用
このサンプル計画では、クラスター内の Microsoft® SQL Server 2008 Release 2 へのパッチ適用を自動化します。この計画は、 Microsoft® SQL Server 2 ノード・クラスター用の 2008 Release 2 パッチ適用を自動化するように設計されています。計画の最初と最後のステップは、クラスター内の各ノードに共通しています。これらのステップについては、クラスター内の両方のノードを対象とする必要があります。ステップ 2 から 8 については、クラスター内の 1 つ目のノードを対象として、プレースホルダーのパッチ適用 Fixlet を Fixlet、Task、または Baseline に置き換えることで、Microsoft® SQL Server にパッチを適用します。ステップ 9 から 15 については、クラスター内の 2 つ目のノードを対象として、プレースホルダー Fixlet をパッチ適用 Fixlet、Task、または Baseline に置き換えることで、Microsoft® SQL Server にパッチを適用します。すべてのサンプル計画は読み取り専用です。サンプル計画を使用するには、計画をコピーし名前を付け直してから、要件に従って Fixlets、タスク、またはベースラインを使用してプレースホルダー Fixlets を更新する必要があります。
このタスクについて
この計画は、2 ノード Microsoft® SQL Server 2008 リリース 2 クラスターのパッチ適用を自動化します。計画の最初のステップでは、クラスター内のノードが「管理者」グループに追加されます。次に、クラスター内の各ノードについて、一度に 1 つずつ、 7 つのステップを実行してパッチの適用を続行します。サンプル計画をコピーした後、ノード数の異なるクラスター用にその計画を変更できます。たとえば、3 ノード・クラスター用にコピーしたサンプル計画を変更する場合は、クラスター内の 3 つ目のノードに対して別の 7 つのステップ、つまりステップ 2 から 8 の複製を追加し、計画の実行時にクラスター内の 3 つ目のノードを対象とします。
- パッチ適用前のステップ、すべてのグループをノードから移動し、ノードを一時停止
- クラスター内のリソースの所有者としてノードを使用できないようにする
- ノードの再開
- パッチ Fixlets、タスク、またはベースライン - 要件に応じてプレースホルダーを置き換える必要があります
- エンドポイントの再起動
- クラスター内のリソースの所有者としてノードを使用可能にする
- パッチ適用後のクリーンアップ・ステップ
このサンプル計画を使用するには、以下のステップを実行します。
手順
- サーバー自動化ドメインを開きます。
- ドメイン・パネルのナビゲーション・ツリーで、「自動化プラン」をクリックします。
- Automation Plans ダッシュボードで、計画 ID に「350」と入力してサンプル計画を検索し、Enter キーを押します。
- Automation Plans のリストからサンプル計画を選択します。「コピー」をクリックして Automation Plan をコピーし、名前を入力して作成したコピーを保存します。
- 「アクションの実行」をクリックしてコピーした Automation Plan を実行します。
- ステップ 1 については、クラスター内の両方のノードを対象とします。
- ステップ 2 から 8 については、クラスター内の 1 つ目のノードを対象とします。必要に応じて「ステップと同じ対象を使用」オプションを使用することができます。プレースホルダー Fixlet を Microsoft® SQL Server のパッチ適用に使用する Fixlet、Task または Baseline に置き換える必要があります。
- ステップ 9 から 15 については、クラスター内の 2 つ目のノードを対象とします。必要に応じて「ステップと同じ対象を使用」オプションを使用することができます。プレースホルダー Fixlet を Microsoft® SQL Server のパッチ適用に使用する Fixlet、Task または Baseline に置き換える必要があります。
- ステップ 16 については、両方のノードを対象とします。このステップにより、管理者グループからクラスター・ノードが削除されます。
- 「OK」をクリックして、計画を実行します。